現在も続く貴族、コルシーニ家が年に一度、邸宅の庭を解放して開催する職人展です。
フィレンツェでオリジナルの作品を作り続ける職人達を中心に、イタリア各地の職人も呼び、それぞれの作品や制作行程を真近で見る事が出来るイベントです。
ここのイタリア式庭園も素晴らしい。
雨上がりのバラのブースは酔っ払いそうな位、バラの香りが漂っていました。もうこの香りだけで優雅な気分。
ジノリの食器をまるで家の中のキッチンで見る様に、お洒落な食器棚にしまって展示されていました。
お値段や品名プレート、メーカーの紹介など野暮な表示がありません。
ひときわ目を惹いたのが、シチリアのボゲリーアから来ていたパスティッチェリーア。
目の前で飾り付けの実演をやっていました。
早速、1切れずつ頂いて、フォークで最初の一口・・・とふと見ると、職人のおじさんと売り子のおばさんと、息子さんなのか若い職人さんが、3人揃ってワクワクした顔でこっちをじっと見ている(爆)。「ブオーノ!!」と言うと、三人ともニコニコになりました。この砂糖漬けのフルーツがまた、とっても美味しいのです。
私たちは、この後、お茶にしましたが、こんな、素敵なレストエリアで、ランチを食べる事も出来ます。
今日はこの職人市で不思議な出会いがありました。
ちょっと長くなったので、それについては、後ほど・・・
アルティジャナート・エ・パラッツォ
2016年5月12日から15日まで 通常、毎年5月に開催されます。
Via della Scala 115, Firenze
気に入っていただけたら↑をポチッとクリックしてください♪