
昨日、帰宅したら、大将がニョッキを作っていました。マメマメ。

昨日の午後は、リンゴ農家のセルジョさんを手伝って、リンゴ730キロを2台の車に積み、フィレンツェの待ち合わせ場所に運びました。フィレンツェの街の中にも大小いくつかのGASがあり、普段はそれぞれ独自の活動をしています。普段は、チーズやパン、野菜等を各GASが自分たちが見つけて来た農家から買っています。でも、シチリアのオレンジやリンゴなど、収穫期に一気に大量に採れる農産物は、農家さんの負担にならないように、複数のGASのオーダーをまとめて、納品も一緒にしてしまうのです。私は、リンゴのオーダーに関して、フィレンツェのGASからオーダーを集め、セルジョさんにトータルを渡して、納品の時に、それぞれのGASのオーダーを確認しながら、リンゴを渡して行きます。

リンゴは1オーダー8キロ単位。フィレンツェの西側の12のGASが集まり、オーダーの総数は92、4キロ袋合計184袋、736キロのリンゴを2台の車で運びました。
リンゴが沢山採れる年は、セルジョさんがトラックで納品するのですが、今年はリンゴの収穫量が本当に少なくて、トラックの保険を更新できなかったから、私が手伝って、2台の車に積んでフィレンツェに持って行きました。
勿論、リンゴ1キロ1.25ユーロという代金は全てセルジョさんが受け取り、私たちは一切お金を受け取りません。でも手伝ったお礼に美味しいカボチャとリンゴは沢山貰いました。今回集まってくれた、それぞれのGASのリンゴ係の人だって、お金は受け取らなくて、そのままの金額1キロあたり1.25ユーロをメンバーから集めます。消費者のほんのちょっとの気遣いで、農家が借金をしなくても良いことって沢山あると思う。
出来るだけ農家さんの負担にならないように、オーダーをまとめたり、オーダーの単位は8キロと決めたり・・・普通の人たちなのに、イタリア人ってこういう時に凄く協力するし、面白いアイデアが沢山出てきます。

こうして最高に美味しい有機りんごを1キロ1.25ユーロで買うことが出来ます。買う人も嬉しい、農家さんも嬉しい。
昨日のデザートは勿論、セルジョさんの虫喰いりんご。最高に美味しかった!
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お疲れ様、チホさん。
ヨーロッパを旅した折、朝市にて、小粒でちょっとすっぱい「りんごらしいりんご」を、日本では考えられないくらいお安い値段で数個買って、洋服でキュッキュッと皮を拭いてガブッガブッと食べた思い出は10年以上経っても色褪せず、その朝のキーンと冷えた景色と一緒に鮮明に覚えています。
本当に美味しいんですよね。ものすごく羨ましい!
あぁ~、そのお手元の旬のりんご、私も思いっきり腹いっぱい食べさせていただきたいです(笑)
ヨーロッパを旅した折、朝市にて、小粒でちょっとすっぱい「りんごらしいりんご」を、日本では考えられないくらいお安い値段で数個買って、洋服でキュッキュッと皮を拭いてガブッガブッと食べた思い出は10年以上経っても色褪せず、その朝のキーンと冷えた景色と一緒に鮮明に覚えています。
本当に美味しいんですよね。ものすごく羨ましい!
あぁ~、そのお手元の旬のりんご、私も思いっきり腹いっぱい食べさせていただきたいです(笑)
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日本では林檎一個、1ユーロです。1キロ/1.25ユーロは大変安い。
羨ましく甘さも有れば充分です。良い生活を、されてますね!
羨ましく甘さも有れば充分です。良い生活を、されてますね!

千穂さんお疲れ様でした♪
730キロのリンゴを配達…大変だったでしょうね。
でも、本当に美味しそうなリンゴ!シャキッと音が聞こえてきそうです。
セルジョさんのところのワンコは元気でしょうか?
アントネッロさん、キッチンに立つ姿はまるで寿司職人…本当に大将ですね(^O^)
730キロのリンゴを配達…大変だったでしょうね。
でも、本当に美味しそうなリンゴ!シャキッと音が聞こえてきそうです。
セルジョさんのところのワンコは元気でしょうか?
アントネッロさん、キッチンに立つ姿はまるで寿司職人…本当に大将ですね(^O^)

とてもいいシステムですね!こんなに安い価格で、安全でおいしいものが購入できるなんて羨ましいです。ヨーロッパでは、酸味のきいたリンゴが好まれると聞いたことがありますがほんとですか?
ところでニョッキは・・・。いや、美味しかったですよね^^
アントネッロさんスゴイ!!本当職人さんのようです。整列したニョッキが可愛い。
ところでニョッキは・・・。いや、美味しかったですよね^^
アントネッロさんスゴイ!!本当職人さんのようです。整列したニョッキが可愛い。

リンゴ配達、お疲れさまでした。キロ1.25ユーロ、8キロ単位。なんて合理的なんでしょう!
いろいろな意味で、皆んなが幸せになれる仕組み、素晴らしい!!
いつもそう感じます。
それにしても、アントネッロさんのニョッキ、美しく並んでいますね。そして、出来上がりもおいしそう。
チョッと気になるのが、アントネッロさんの手元から少しだけ離れたところにある、🍷グラスとワインボトル。
いろいろな意味で、皆んなが幸せになれる仕組み、素晴らしい!!
いつもそう感じます。
それにしても、アントネッロさんのニョッキ、美しく並んでいますね。そして、出来上がりもおいしそう。
チョッと気になるのが、アントネッロさんの手元から少しだけ離れたところにある、🍷グラスとワインボトル。

美味しい有機りんごが、キロ1.25ユーロ!!!
激安です。羨ましい!
東京都内では本当に1個1ユーロです。。
しかも品種改良で酸っぱくないので、煮リンゴが好物の私は寂しいです。やっぱり火を通すなら酸っぱいのが美味しいですねー。
激安です。羨ましい!
東京都内では本当に1個1ユーロです。。
しかも品種改良で酸っぱくないので、煮リンゴが好物の私は寂しいです。やっぱり火を通すなら酸っぱいのが美味しいですねー。

これが本当の意味の地産地消の精神ですね。
きっとこのようにイタリアの自然や食文化が、子供にそして孫にと代々引き継がれていくんでしょうね。
きっとこのようにイタリアの自然や食文化が、子供にそして孫にと代々引き継がれていくんでしょうね。
ミーヤンさん、イタリアは果物の味が濃くてとっても美味しいです。「リンゴの思い出」のお裾分け有り難うございます。またイタリアのリンゴ、食べに来て下さい。
gantouさん、日本は果物がとても高いですが、農家さんで大きさが揃うように随分と選り分けてしまったり、揃った形に育つように大変な手間がかかっているのだと思います。もっと消費者が大らかになることが大事かもしれません。
ゆきっぺさん、残念ながらセルジョさんのワンコは今年の春に、急に亡くなってしまったんだそうです。可愛い犬だったんですが・・・。ちょっと寂しそうでした。
negibanaさん、こちらでは、酸味と甘みのバランスが取れたリンゴが好まれます。甘いだけじゃだめなの。ニョッキ、美味しかったですー
Giusyさん、そうっ!8キロ単位10ユーロでお会計も楽なんです。合理的でしょ?あはは、アントネッロはキッチンドランカーです。
kinokoさん、ケーキにするにも美味しいリンゴたちです。スーパーに頼らない購入システム、日本でも広がると良いな。
akiさん、GASは、政府や企業がお膳立てしたものではなく、地元の人が地元の農家と自分たちのためにやっている活動です。子供たちもGASのシステムを完璧に理解しているようです。次の世代に続いて行くものだと思います。

立て続けにきた秋台風で、日本のりんご農家も大打撃を受けたニュースを見ました。りんご畑には無残にも落ちてしまったりんごの山がたくさんありました。農家の方は、今年はまれにみる豊作だったので非常にざんねだと言っていました。落ちてしまったりんごは確かに出荷はできません。でももしかしたら、キズの部分をけずったら、ジュースにはできたのかも…。セルジョさんとGASのような関係が日本のりんご農家にあったら、自然災害がきてもまだ何とか救われる道があるのでは…とかんがえさせられました。GASのような試みをつくりだすのは、私たち市民ひとりひとりなんでしょう。難しいことかもしれませんが。何かできないかな、と頭では考え…。

ますますイタリアが好きになるお話し。日本ではあまり紹介されていませんが取り入れるべきシステムだと思います。
イタリアのリンゴ美味しいですよね。旅行中はよくお世話になりました。
ああ、GASとっても良いですね!私はいま、生活面ではでけてませんが(極力値切られていないだろう作物を買おうとしていますが)、仕事でこんな仕組みづくりに取り組んでいます。自分も個人事業主のようなもの。目標に向かって努力しても、うまく行かない事もあるのは自然の摂理、というのは農産物ばかりではないと。少しでも安く、少しでも楽に、と言う時代から新しい智慧で離れていきたいです。