東方への入り口

東方への入り口_f0106597_352737.jpg



ヴェネツィアの魅力にとりつかれて、なかなかフィレンツェに戻れませんが(笑)、ヴェネツィア話は今回が最後です。


東方への入り口_f0106597_363197.jpg



毎回、私がヴェネツィアを訪れる度に会いに行く像があります。
「それら」は、サンマルコ寺院の右角、パラッツォ・ドゥカーレの間の角にあります。


東方への入り口_f0106597_384076.jpg



そう、2年振りに会いたかったのは、彼ら、テトラルキ。
Tetrarchiaとは、古代ローマ時代、大きくなりすぎてしまったローマ帝国を4人の皇帝が治めた四皇帝領制のこと。トルコ、コンスタンティノポリスはニコメディア、バルカン半島はシルミウム、イタリア、アフリカはメィオラヌム、そしてドイツ領、ライン川周辺はアウグスタ・トレウェロルムという4つの都市の皇帝が、自らの領地を治め、しかしながら「統一された帝国」として結びついてたのです。

それら4人の皇帝をあらわすのがテトラルキ。
この像は、紀元後293年から303年の間に作られ、コンスタンティノポリスにあったものが、1204年の第4回十字軍遠征の際に、略奪されヴェネツィアに運んでこられたのだそうです。


東方への入り口_f0106597_39107.jpg



皇帝だけど、ちょっとお地蔵さんみたいで可愛い(笑)。角を利用して4人の像が並んでいるところもまた不思議です。

この像を見るたびに、長い長いイタリアの歴史に思いをはせることが出来ます。
ここから旅立っていった人たち、ここに戻ってきた人たち。長い歴史の中で、この像がヴェネツィアにたどり着くまでに一体どんなストーリーがあったんでしょうね。

人気blogランキングへ
気に入っていただけたら↑をポチッとクリックしてください♪
Commented by waihekeparadise at 2013-01-26 04:10
こんにちは。ニュージーランド、ワイヘキ島のCocoです。
歴史の浅いNZにいると、イタリアの歴史のなんと長いこと!
ついついイタリア料理だけに関心が行ってしまいがちですが、(笑)
イタリアの歴史についてかんがえると壮大な気分になりますね。
Commented by maple_sirup at 2013-01-26 12:54 x
こんにちは、ベネチア旅行記楽しめました
さすがに、細部まで見せていただいてありがとうございます

ぜひまた行きたいな・・・
Commented by mattfrafra at 2013-01-26 17:43 x
サン・マルコの4頭の馬も同じときに持ち帰られた。馬はローマ>コンスタンチノープル>ヴェネチア>パリ>ヴェネチアといろんなところを旅して北。これ以上の旅がないことを祈る。(((^_^;)
Commented by fumiko at 2013-01-27 00:29 x
ヴェネチア紀行、おいしい話や歴史が満載でちょっとした旅番組を見ているようです。そして久々に塩野七生さんの『海の都の物語』を読み返したくなりました。あー!それよりヴェネチア!いきたいです!
Commented by officeny at 2013-01-27 01:58
僕も毎年 ベネチア人の彼に連れられてイタリア、ヴェネチアに行きます。ヴェネチアという街は本当に歴史深いのです。街の至る所に普通にすっごいものがあったりして。 大好きですヴェネチア。   ニューヨークより
Commented by アイドル at 2013-01-28 09:12 x
確かにお地蔵さんみたいなかわいらしさがある。あ、そうだそうだ道祖神みたい。
by lacasamia3 | 2013-01-26 03:32 | ヴェネツィア紀行 | Comments(6)

フィレンツェで山暮らしをするchihoの田舎便りです。フィレンツェの街歩き情報、イタリア風家庭菜園、お勧めレストラン現地情報、日帰りで行ける街の情報など。フィレンツェの滞在型アパートの紹介サイト「ラ・カーサ・ミーア」を運営しています。


by chiho