
46年前の今日、11月4日、フィレンツェは大きな洪水に見舞われました。
↑コレはその当時の写真。サンタクローチェ教会です。サンタクローチェ地区は特に浸水が酷く、2階部分まで水につかってしまった所もあったのだそうです。
(余談ですが、ダンテの彫像がまだ広場の真ん中にあったんですね。今は教会の正面に向かって左端にあります)

どよーんと暗い空模様の今日のフィレンツェ。
梅雨というものが無いイタリアですが、11月は一年のうちで最も雨が多い月です。

河のある街に住み始めて、常に河の水かさを見る癖がついてしまっています。

あの時に全てが水に浸かってしまったフィレンツェで人々は何を思ったのでしょう。

でも当時の人のお陰で、大部分が元通りになった今のフィレンツェを見ると(建物が石造りであるということもあるけれど)、人間って凄い、すばらしいなあと感じたりもします。
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今、NYは大型ハリケーンと高潮によってもたらされた大きな被害からの復興中です。各新聞評論で現代社会生活(電気機器中心生活と自然の偉大さを忘れがちな生活)による人的被害が根本にあると書き連ねてました。そんな環境で観るとこの時代の人達は天災を加味してたからこんなしっかりした建物などの街が出来たんでしょうね。今みたいに明かりや暖をとるのも全く違う訳ですからどっしり構えて私達のように騒ぎ立てる事は無かったんじゃないかと思いめぐらせてます。便利は時として人の意識を退化させるんですね。ChihoさんFamilyの生活は忘れつつある都市生活を見直す上でいつもすごく参考になります。
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この災害のときは貴重な古文書が被害を受けた模様がニュースで流れましたね。そして修復には日本の紙(和紙)が使われたことも。

この洪水では貴重な古文書が大きな被害を受けたことがニュースで流れました。多くの学生ボランテイアが活躍したと記憶していますが・・・そして日本の紙(和紙)が修復に用いられたことも。このことがきっかけで和紙が多くの修復に用いられるようになったそうですね。

この洪水で、美術館や教会も相当の被害が出たようですね。ともかく、修復し同時に街の形は変えないという、そこが日本と大きく違うところだろう。
災害は忘れた頃にやって来るって言いますが、最近ではそうでもないですね。今年の日本は、6月に台風に襲われましたよね。そして、台風の発生も日本に近い場所になりました。警戒はしておいても、間違いはありませんね。昨年の震災においても、いろんなシステムの脆さが露呈しましたよね。自分も多くを依存してきたので、立派なコトは言えませんが、少しでも見直すべきは正したいと思う今日この頃であります。

私も産まれた時からずっと川沿いに住んでいますから、千穂さんと同じく川の水かさは毎日ついつい見てしまいます。台風で堤防のほんの数段というところまで水かさが上がってきたときは冷や汗ものでした。
今年は大分の友人が大雨で被害にあい、臨月の彼女が心配でした。
フィレンツェでこんな水害があったなんて知りませんでした。
どこの都市でも自然災害はあるのですよね。肝に銘じなければなりませんね。
今年は大分の友人が大雨で被害にあい、臨月の彼女が心配でした。
フィレンツェでこんな水害があったなんて知りませんでした。
どこの都市でも自然災害はあるのですよね。肝に銘じなければなりませんね。

いつ訪れても、変わらずに迎えてくれるフィレンツェにも、様々な歴史があったのですね。水害のことは知りませんでした。chiho さんの写真はいつも美しいフィレンツェを届けてくださるのですが、こんな表情もまたあるのですよね。しっとり濡れた景色もまた違った魅力があるのでしょう。
今週末、イタリアに出発。楽しみです(^-^)v
今週末、イタリアに出発。楽しみです(^-^)v

今まで知らなかったフィレンツェの表情を見せてもらったみたいです。以前一度フィレンツェに旅行しましたが、そういえば11月でした。滞在中お天気には比較的恵まれていたと思いますが、雨の多い時期だったんですね。知らなかった~
ちほさん、とってもお久しぶりです。
いつも、小さい子供を寝かしつけた後、ほっとしながら、拝見させていただいています。
この洪水は、もしかして、サンタ・マリア・マッダレーナ教会の地下に描かれているペルジーノのフレスコ画ぎりぎりのところまで浸水したという時のものでしょうか。神父さんのお話では、たしか、指4本を残すところまで水につかってしまったが、奇跡的に絵は助かったとのことでした。あのペルジーノの描いたサンタ・マリア・マッダレーナがとても知的で印象深く今も心に残っています。あの壁画は他のものとは、違った独特の雰囲気があるように思いましたが、どうしてでしょうね。興味深いです。
いつも、小さい子供を寝かしつけた後、ほっとしながら、拝見させていただいています。
この洪水は、もしかして、サンタ・マリア・マッダレーナ教会の地下に描かれているペルジーノのフレスコ画ぎりぎりのところまで浸水したという時のものでしょうか。神父さんのお話では、たしか、指4本を残すところまで水につかってしまったが、奇跡的に絵は助かったとのことでした。あのペルジーノの描いたサンタ・マリア・マッダレーナがとても知的で印象深く今も心に残っています。あの壁画は他のものとは、違った独特の雰囲気があるように思いましたが、どうしてでしょうね。興味深いです。