
雨が少し止んで陽が差してきたので、ミツバチの巣箱をチェックしに行ったアントネッロ。
「た、大変だ~」と大慌てで戻ってきました。
今まで、蜂の数が増えるまで、ミエライアと呼ばれる蜜だけを集める2階部分をつけていなかったのですが、どうやら既に蜜が沢山集まっていて、入れる場所がなくてドロ~ンと外に飛び出しちゃっているんだそうです(笑)。働き蜂も余りに蜂人口が増えすぎて、蜂密度が増え、勝手に巣箱の外側にまで無許可の(笑)巣を作り始めている様子。
いよいよ今年は自家製蜂蜜が期待できそうです♪
↑これが、ミエライアという2階部分。これを巣箱の上に乗せます。木の箱や枠の部分はアントネッロが作りました。

縦に並べた層には、蜜蝋シートが張られています。
写真はないのですが、針金を縦に渡して蜜蝋をのせ、車のバッテリー(私の大事なスズキ君からバッテリーをはずして持ってきていました・苦笑)をつなげて針金に電気を流すと、蜜蝋シートが少し溶けて針金にくっつきます。
蜜蝋シートは勿論蜜蝋で出来ているので、匂いをかぐと蜂蜜の良い香りがします。
この綺麗な六角形に沿って、蜂たちは巣を作ります。

そしてとても大事なのがこの幅4ミリの柵。
これを2階部分と1階部分の間に挟みます。
この4ミリが大切。働き蜂は通れるけれど、女王蜂は通れないのです。だから、1階部分に住んでいる女王蜂は、1階で卵を産み、幼虫を育てます。
一方、2階部分にも行ける働き蜂は、2階部分にも巣をつくり、蜂蜜を溜めます。
こうすることで、人間は、上の2階部分の卵なし、幼虫なしの層を取り出し、蜂蜜を分けて頂くというわけです。

↑これをひっくり返して1階部分の上にのせます。
アントネッロに「ねえ、女王蜂がちょっとスリムだったら通れちゃうんじゃない?」って言ったら、呆れ顔で、無言でした(笑)。
昆虫の世界って奥が深いです。
人気blogランキングへ
気に入っていただけたら↑をポチッとクリックしてください♪

こんにちは!アントネッロご主人は、まさに、何をやっても、
プロ!!!多芸に賓出ています!!感服!
プロ!!!多芸に賓出ています!!感服!
Like
わぁ〜、楽しい楽しい♪
蜂の巣箱の仕組みって、いつもどうなってるんだろうって思ってました。そう、ずばり、ニンゲンが蜂蜜を頂くときに、卵とか幼虫とかと混じらないのかとか、不思議だったの〜!いやいや、こういう仕組みになってたのですね。
も〜、なんでも手作りしちゃうアントネッロさん、ほーんと素敵。今日、うちの庭の傾いているフェンスをみて、ふと「アントネッロさんがいたらなぁ〜」って本当に思ってしまったのでした(笑)。ハニーリポート、とっても楽しみにしています!
蜂の巣箱の仕組みって、いつもどうなってるんだろうって思ってました。そう、ずばり、ニンゲンが蜂蜜を頂くときに、卵とか幼虫とかと混じらないのかとか、不思議だったの〜!いやいや、こういう仕組みになってたのですね。
も〜、なんでも手作りしちゃうアントネッロさん、ほーんと素敵。今日、うちの庭の傾いているフェンスをみて、ふと「アントネッロさんがいたらなぁ〜」って本当に思ってしまったのでした(笑)。ハニーリポート、とっても楽しみにしています!
巣箱の仕組み、初めて知りました!聞けば単純な仕組みではあるけれど、最初に考えた人、すごいですね。
しかし、自家製の蜂蜜うらやましいです!
昨年シチリアで知り合った方のお宅で自家製蜂蜜を頂きましたが、それはもう濃厚で!
chihoさん宅の蜂蜜は山の花の香りがするんでしょうね~
しかし、自家製の蜂蜜うらやましいです!
昨年シチリアで知り合った方のお宅で自家製蜂蜜を頂きましたが、それはもう濃厚で!
chihoさん宅の蜂蜜は山の花の香りがするんでしょうね~
こんなに細やかな技が、箱の中に隠されていたんですね。
本当に昆虫の世界って深いし、それを知って利用していく人間の
知恵もすごいですね。アントネッロさんの工作の技もすばらしい
です。これは是非うちの夫にも見せて将来の自給自足に生かしたいと思います。
いつも楽しくも役にたつ情報、ありがとうございます。
畑の情報も楽しみにしています。
本当に昆虫の世界って深いし、それを知って利用していく人間の
知恵もすごいですね。アントネッロさんの工作の技もすばらしい
です。これは是非うちの夫にも見せて将来の自給自足に生かしたいと思います。
いつも楽しくも役にたつ情報、ありがとうございます。
畑の情報も楽しみにしています。

すごい,巣箱の仕組み初めて分かりました!そうですよね,人間が全部頂いてしまってはハチたちだってやっていられませんものね。どんないい香りの蜂蜜がとれるのでしょうか,教えて下さいね。

テレビで見ていた蜂の巣箱のその後が気になっていたので、今回の記事は興味深く読ませていただきました。蜂の巣箱の仕組みにはビックリしました。幼虫も卵も2階にはいないんですね。「蜂にも自然にも何者にもダメージを与えない。」というテレビの説明の意味がやっと理解できました。養蜂って知恵のつまった人類の文化なんですね。千穂さんのブログは知らなかった事を色々教えてくれるので本当に楽しみです。

ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。