他人と違うということの価値

他人と違うということの価値_f0106597_23424411.jpg今日はカーニバルの最終日、Martedi' grasso(太っちょの火曜日)と呼ばれる日です。明日から始まる40日間のクワレージマ(カソリックのイースター前の節制期間)の前日の今日、「思いっきり飲んで食べて、どんちゃん騒ぎをしよう!」という日だと私は理解しています(爆)。
ユキちゃんの学校では、ちょっと早めに先週の木曜日にカーニバルのお祭りがありました。お祭りといっても、こんなお知らせが連絡帳に書き写してあっただけ。

木曜日は、子供たちはカーニバルの仮装をして学校に来て「も」良いです。
午前中は通常の授業があります。給食にはデザートとしてカーニバルのお菓子チェンチ(お砂糖をまぶした揚げ菓子です)が出ます。

「仮装をして来て下さい」じゃなくて、「仮装をしてきても良いです」という所が面白いなあって思います。勿論、お祭り好きな子供たちのことだから、殆どの子供は、好きな仮装をして学校に行くのですが、恥ずかしかったり、仮装をしたくない子は仮装をしなくても良いわけで、そんな自由な感じが何とも心地よいのです。

ユキちゃんの親友D君は、自分が仮装をしたりするのは大嫌いな子です。だから毎年仮装はしないのだけれど、仮装をしている子供たちと遊ぶのは好き。それを周りのお友達も十分判っていて、一緒にシミジミと(笑)遊ぶのです。
自分や周りの大多数の人たちと違う価値観を持つ隣人を受け入れること、認めることって、「揃えよう、合わせよう」という日本の教育で育った私にとってはとても新鮮です。そういうことを、逆にユキちゃんから教えられているような気がします。

それにしても、朝から仮装をして学校に行った子供たち。午前中の授業では、皆、色んなキャラクターがチンマリと着席していると思うと、何とも可笑しいです(笑)。

この日は先生になってみたいなあ・・・

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Commented by あき at 2012-02-22 00:30 x
私も海外に出て、人と同じでなくていい事を学びました。少し気が軽くなったのを覚えています。ユキちゃんやイタリアの子は、人の考えを認めてその上で一緒過ごしているのですね。すごいですね。
雪が、解けたようですね。良かったですね。
Commented by omamesu-pu at 2012-02-22 01:04
 人と違うから、生きている意味があるんですよね!
自分と同じことが好きで、自分が嫌いなことを嫌う人ばかりだったら・・・。
 血を見れないから看護士さんがいなくなる、頭が悪く不器用だから、世の中、成り立たなくなる・・・。なんて極論ですが、考えて、自分で納得したりしてます(*^。^*)

 自分の短所を愛せる自分でありたい。
 短所をも好きになれる他人が多ければ、楽しい。
 弱点や欠点を補い合えたら、この世は生きやすくなるかも。

 非日常って、楽しいです!仮装して教室に座って、そわそわしながら授業を受けているユキちゃんたち、可愛いですね!(*^。^*)
 D君も、仮装わ嫌いだけど、してる子は好きっていうのが、いいな~♪ 「みんな違ってみんな、いい」ですね(^_-)-☆

 ユキちゃん、きっと、一生思い出に残るでしょうね・・・。
お菓子の味とともに・・・。お母さんの笑顔とともに・・・。
Commented by hi-vison_1103 at 2012-02-22 01:16
なんでかログインがうまくいきませんでした。
>「仮装をしてきても良いです」
この学校の表現をイタリア語で教えて下さいーー!!!
byくろべ〜
Commented by sicilia_trapani2 at 2012-02-22 05:18
「和」を大切にする日本の教育に対して、イタリアは「個」を大切にする、、、これはイタリア人と日本人の大人を比較するとよーく分かるよね(笑)いつもアンチ派だった私としては、イタリアという国はとっても居心地の良い国。自分の思ったことが遠慮なく言えるし。どちらが良い、という訳ではないと思うけれど、やはり「個」を伸ばすという教育に私は賛成かな。でも日本人的「和」の精神も、時々おぉーーーーすごい!と思う事も確かだけどね(笑)
Commented by tom at 2012-02-22 06:01 x
私の町でも(イタリア北の果て)カーニバルが有りましたが、今年は経済難が影響しているのか? 規模が小さくびっくりしました。 スイスbasel のカーニバルは来週で、3日続く大規模な物なもので、凄いのですが、今年はいけないのでがっくり。小さな町の小さなカーニバルで私のカーニバルは終わりです。
本当に、子供の頃から人と違う自分を受け入れ、 自分と違う人を受け入れる環境で育つということは大きな違いですよね。 日本人の良い所と、悪い所がそこに集約しているような気がします。 自分の意見を言うことを大切にする教育と、人の気持ちをまず考えることを大切にする教育と、 その両方が融合するようなあり方が出来るのが一番良いのですが。
Commented by fumieve at 2012-02-22 07:12
ああ、仮装をしていかなくてもいいんですか。それはいいですね。確かに、仮装をしたくない子がいたっておかしくないし、もしかしたらご家族が忙しかったりいろいろな事情で何も用意できないことだってあるかもしれないし。
日本だったら、絶対しなきゃいけないか、だけど予算はいくら以内で、とか、平等感を出すつもりでかえってややこしいことになりそうですよね。
Commented by sironekosan at 2012-02-22 07:36 x
「揃えよう、合わせよう」という日本の教育の中で生きていると、自分や周りの大多数の人たちと違う価値観を持つ隣人を受け入れつつ、自らの持つ、大多数と違う価値観を尊重してもらえる・・・と言うのは、なかなか難しい事かも知れませんね。
仮装した子供たち、ちゃんと授業に集中出来るのかしら・笑
先生もいつもと景色が違って、楽しそうですね^^
Commented by junjun at 2012-02-22 08:11 x
どこかの、国!?みたいに、おしきせの、右習いでなくて、素敵!!
心が自由!!イタリアの人々、そんな所からも、発想のアイデアが湧いてきて、
ルネッサンスに繋がって行ったのでしょうね!受け継がれる気質!!息ずいていて、やっぱり、イタリアって、い・い・なぁ!
たまらなく、ユキちゃんの教室!!覗いてみ~た~い!!!
あっ!アッ!ごあいさつ!仙台からボンジョルノ!
Commented by 狸爺 at 2012-02-22 09:29 x
※「揃えよう、合わせよう」という日本の教育・・と言う表現は、何かしら釈然としない理解に感じます。社会に共通する最大の知識と経験の理解を得るための最低限の教育だったのではないのか?・と思うのですが。子供の中には沿えない、出来ない、やりたくないっていう友達も居りましたが、友人同士の助け合いで楽しく出来たって経験が多かったです。だからといって、選択の自由を無視する訳では有りませんので、あしからず。
Commented by tabikuma at 2012-02-22 11:19
教室の中は賑やかでかわいいだろうな~。
日本は自分で決める場面が少ないものね。基本的「やるべきこと」以外「やってもやらなくてもいい」自由があればいいのにね。
Commented by ルリ at 2012-02-22 12:12 x
千穂さん、こんにちは!

仮装をしている子供たちでいっぱいの教室☆彡
想像するだけでワクワクしちゃいますね!
賑やかで楽しそう♪

ユキちゃんの学校のように、その子その子の個性や気持ちを尊重してくれる、学校側のゆとりや子供を受け止める懐の広さは、敏感な子供心にはありがたいですね☆

強制でなくていいなら、安心して通えるし、それを友達もわかってくれる場所なら、のびのび過ごせますね。

否定されないで、ありのままを肯定してもらえるって、子供には大切で大事な経験ですよね☆彡

イタリアの小学校は一般的にそんな感じなのかな?
Commented by kanata at 2012-02-22 12:34 x
旅行で海外に行くと、みんな日本みたいに変に人の目とか気にしないで、自由に過ごしているように見えて、わたしもとっても気楽な気持ちで過ごせるな〜と思っていたんです。
旅行で開放的な気持ちになってるからかな〜と思っていたんですが、住んでいてもやっぱりそう思うんですね。
歴史的な背景とかもあると思いますが、個性を認めて尊重する社会を作って、気持ちよく過ごせる方がいいな〜と思います。
Commented by mochi3233 at 2012-02-22 13:54 x
初めてコメントさせて頂きます。
朝起きてまずブログがアップされていないかチェックするのが日課となるぐらい千穂さんのブログ大好きです!

特に私も一人娘がいるので、千穂さんのユキちゃんに対する接し方考えがとてもとても参考になっています。

これからも楽しみにしています!!
Commented by トラ猫 at 2012-02-22 14:17 x
なんか考えちゃった。
そんなに重く考えることじゃないかもしれないけど(笑)。

みんなと一緒って、メンドクサイけど楽なんですよね。
クローンじゃないんだから、みんな違って当たり前なんだけど、
目立たないように、集団に埋もれるようにしているのは楽。

私は今、芸事の修行中なので、型と個性の間で右往左往しています。
堂々と人と違う自分であるって、勇気が要るなあ。
Commented by watergirl25 at 2012-02-22 16:33
いいなぁ~。人間は完璧じゃないんですものね。日本にいると変わり者になってしまい生きるのが結構窮屈です。毎日生きにくさを感じながら生きてます笑。「みんな違ってみんないい」ですよね。
Commented by masako_texas at 2012-02-22 18:10
chihoさん
こんにちは。
いいですね、仮装してきてもよいって。
アメリカで子供を育てているとき、やっぱりそんなあいまいな感じが私も大好きでした。
日本に帰国して以来、子供たちは日本のきっちりになじむのに何年もたっていますが、時々面白いことが起こってしまいます。
私もユキちゃんの学校の先生にその日だけなりたいな~

仮装をするのが嫌いなお友達の話、とってもいい話ですね。
心が温かくなります。
Commented by marcheselli at 2012-02-22 18:41
それぞれの個性を大切にする教育、正解がひとつ出ない世界っていいと思います。イタリアにいるとここの人たちがのびのびと生きているのはこういう教育があるからだな~って思います。日本はこういうイタリアを取り入れ、イタリアはもう少し日本の和を学べばいい塩梅、、、ですかね、、、。
Commented by Giusy at 2012-02-22 21:10 x
みんな気にしているんですよね。
「あわせなくっちゃ。」
無意識かもしれないけど。
そんなことに盛り上がれるのも、日本人ならではかもしれませんね♪私は、結構マイペースでいられるので、イタリアでも暮らせそうかもね。
Commented by youko at 2012-02-23 14:34 x
素敵ですね。私も子供がいますがいわゆる「お宅」な感じのお友だちが多かったりすると、子供らしく元気なお友だちはいないのかしらと思っちゃったりして、でもそういう見方いけないですね。隣人を受け入れ認めてあげるっていいことですよね。そんな息子もちゃんと認めてあげたいと思いました。仮想の日が学校にあったら面白いですね。
Commented by mamma at 2012-02-24 13:44 x
確かに、仮装したいろんな人、動物たちがまじめな顔で黒板を見ているって、想像したら声を出して笑ってしまいました。先生はその光景を見る事を毎年楽しみにしているのでしょうね、きっと。
Martedi grasso というのは、ベネツィアのカーニバルでもそういう言い方をしていたような気がするのですが、同じ時期のお祭りなのでしょうか。
Commented by のび at 2012-02-28 13:30 x
もうすぐ入学シーズンですが、日本の子供たちには「ランドセルの色」問題があります。私が子供の頃と違い、今はカラフルなランドセルが売られているのですよね~。
4月から晴れてピカピカの小学1年生になる友人の息子さんは幼稚園の頃からピンクが大好き!そんな彼がランドセルを買う時に黒を選んだという話しを聞いて、とってもせつなくなってしまった私です。彼は「この方がいいんだ。。。」と言っていたそうです。
by lacasamia3 | 2012-02-22 00:03 | イタリア子育て~小学校編 | Comments(21)

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by chiho