今回ご一緒したOさん夫妻は、4年前にシチリアのトラパニでお会いしました。私たちはトラパニ在住のReiちゃんを頼って行った初シチリアだったのですが、そのトラパニの海岸沿いで偶然お会いしたのがOさん夫妻でした。フィレンツェでは日本人の方にお会いすることは結構会っても、トラパニでは本当に稀なので。
そのご縁が続き、たまにこうして一緒に小さな村を訪れたりするのです。
今回、まだお二人が行かれたことがなかったフィレンツォーラに行きましょうということになりました。でもフィレンツオーラだけだと、本当にすぐに見終ってしまうから、「それでは何か美味しいものを食べに行きましょう」と、私がネットで周辺のレストランを検索し、見つけたお店にトライすることにしたのです。

フィレンツォーラから田舎道を6キロ。道沿いに民家が3軒ほどあるような小さな集落に、そのお店はありました。入り口は、バールと新聞や雑誌などを売る雑貨屋さんになっています。

中に入ると、ドッサリと積まれたワインの山と上からぶら下がっているプロシュット。
ムムム・・・ココは当たりかも?

オーナーのアレッサンドロ君とアントネッロでワイン選び。二人ともあーでもないこーでもないとなかなか話が終わりません(笑)。こうしてワインを選ぶのも、食事の楽しみの1つです。
二人で選んだのは、画家ジョットーの故郷、ヴィッキオ村の赤ワイン
とても素直な味で、この後出てきたお料理に好く合いました。
IL VENTISEI
"IL RIO " di PAOLO CERRINI
ピノ・ネーロ100%

前菜は、ちょっとプーリアの香りも・・・。
アンチョビの塩漬け(きっと手作りなんだと思います)とブッラータ。
この白い丸いものがブッラータ。周りがモッツアレラチーズのようであり、その中にクリーミーなミルクが詰めてあるのです。バターの様でもあり、モッツアレラチーズの様でもあり。普段はプーリアでしか食べられないチーズですが、ここでも食べられて嬉しい。

これは、チンタ・セネーゼ豚(黒豚)と白豚を掛け合わせたグリージョ(グレーの)豚のプロシュット。
いやいや、塩加減も丁度良く、脂ののり具合も最高で、とても美味しかったです。
この他、スペインのイベリコ豚のプロシュットも出てきました。

プリモは、gniudi(ニューディ)と呼ばれるトスカーナの名物料理。
ラビオリの外側の皮がなくて、中身だけだから「ヌード」なのです。リコッタチーズとビエトラを混ぜ合わせ、周りに粉をはたいてお湯で茹でたもの。
ソースは、セージ&バターとシンプルだったのですが、ムムム・・・凄く美味しいっ!!!
これでグーンとテンションが上がってしまった私。
この辺りから、もう私はお料理に集中してしまい(笑)、まともな写真が余りありません。

こちらは、tagliatelle di farro con verdure di stagione (スペルト小麦のタリアテッレと季節の野菜)。
今回はアーティチョークが使われていました。
コレも凄く美味しかった!卵たっぷりのこしのある卵麺は、じん割と粉の美味しさが口に広がり、程よく下茹でされたアーティチョークは本当にわずかのお塩だけで味付けをされています。
シンプルだけど美味しい1品。
2種類のプリモは、皆で分けやすいように持ってきてくれました。こんな心のこもったサーブの仕方も何だかとても嬉しいです。
そしていよいよ、セコンドに行きますっ!(次回へ続く・・・)
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そのご縁が続き、たまにこうして一緒に小さな村を訪れたりするのです。
今回、まだお二人が行かれたことがなかったフィレンツォーラに行きましょうということになりました。でもフィレンツオーラだけだと、本当にすぐに見終ってしまうから、「それでは何か美味しいものを食べに行きましょう」と、私がネットで周辺のレストランを検索し、見つけたお店にトライすることにしたのです。

フィレンツォーラから田舎道を6キロ。道沿いに民家が3軒ほどあるような小さな集落に、そのお店はありました。入り口は、バールと新聞や雑誌などを売る雑貨屋さんになっています。

中に入ると、ドッサリと積まれたワインの山と上からぶら下がっているプロシュット。
ムムム・・・ココは当たりかも?

オーナーのアレッサンドロ君とアントネッロでワイン選び。二人ともあーでもないこーでもないとなかなか話が終わりません(笑)。こうしてワインを選ぶのも、食事の楽しみの1つです。
二人で選んだのは、画家ジョットーの故郷、ヴィッキオ村の赤ワイン
とても素直な味で、この後出てきたお料理に好く合いました。
IL VENTISEI
"IL RIO " di PAOLO CERRINI
ピノ・ネーロ100%

前菜は、ちょっとプーリアの香りも・・・。
アンチョビの塩漬け(きっと手作りなんだと思います)とブッラータ。
この白い丸いものがブッラータ。周りがモッツアレラチーズのようであり、その中にクリーミーなミルクが詰めてあるのです。バターの様でもあり、モッツアレラチーズの様でもあり。普段はプーリアでしか食べられないチーズですが、ここでも食べられて嬉しい。

これは、チンタ・セネーゼ豚(黒豚)と白豚を掛け合わせたグリージョ(グレーの)豚のプロシュット。
いやいや、塩加減も丁度良く、脂ののり具合も最高で、とても美味しかったです。
この他、スペインのイベリコ豚のプロシュットも出てきました。

プリモは、gniudi(ニューディ)と呼ばれるトスカーナの名物料理。
ラビオリの外側の皮がなくて、中身だけだから「ヌード」なのです。リコッタチーズとビエトラを混ぜ合わせ、周りに粉をはたいてお湯で茹でたもの。
ソースは、セージ&バターとシンプルだったのですが、ムムム・・・凄く美味しいっ!!!
これでグーンとテンションが上がってしまった私。
この辺りから、もう私はお料理に集中してしまい(笑)、まともな写真が余りありません。

こちらは、tagliatelle di farro con verdure di stagione (スペルト小麦のタリアテッレと季節の野菜)。
今回はアーティチョークが使われていました。
コレも凄く美味しかった!卵たっぷりのこしのある卵麺は、じん割と粉の美味しさが口に広がり、程よく下茹でされたアーティチョークは本当にわずかのお塩だけで味付けをされています。
シンプルだけど美味しい1品。
2種類のプリモは、皆で分けやすいように持ってきてくれました。こんな心のこもったサーブの仕方も何だかとても嬉しいです。
そしていよいよ、セコンドに行きますっ!(次回へ続く・・・)
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入り口から、こういうお店大好き~!
むきだしの木の柱にテーブル、ワインの周囲に箱があるのも落ち着きますね(笑)
セコンドがとっても楽しみ^^
むきだしの木の柱にテーブル、ワインの周囲に箱があるのも落ち着きますね(笑)
セコンドがとっても楽しみ^^
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フィレンツォーラという街は初めて聞きました。これは、ぜひ行ってみたいです。そしてこの BIBOというトラットリア、すばらしいですね。田舎の料理屋の最高の見本みたいな。こういうのがイタリア田舎のすばらしいところですね。ここも行ってみたいです!!!
Chihoさん、この店、良いですねー!
そして,来年伺った時には,是非是非今度はアントネッロさんともご一緒したいなー,食事。
先日のFirenzeの2軒のお店もそうですが、たくさんあるんだろうな,良いお店。うーん,これはやはり,イタリア語,本当に勉強すべきなのか?
ところで,↑ぎずもさんとここでお会いするとは!
ま、イタリア繋がりだから,不思議ではないですが。
そして,来年伺った時には,是非是非今度はアントネッロさんともご一緒したいなー,食事。
先日のFirenzeの2軒のお店もそうですが、たくさんあるんだろうな,良いお店。うーん,これはやはり,イタリア語,本当に勉強すべきなのか?
ところで,↑ぎずもさんとここでお会いするとは!
ま、イタリア繋がりだから,不思議ではないですが。

アーティチョーク、イタリアのお惣菜屋さんで買ったサンドイッチにも入っていました!
いままで食べたことなかったので、歯ごたえの不思議さが面白かったです。
残念ながら、写真でしか全体像を見たことがないのですが…まず日本では縁のないお野菜だなと思いました。
いままで食べたことなかったので、歯ごたえの不思議さが面白かったです。
残念ながら、写真でしか全体像を見たことがないのですが…まず日本では縁のないお野菜だなと思いました。
nonnahisaeさん>気取っていなくて、でも手入れが行き届いていて、とても可愛いお店でした。
ぎずもさん>ここは田舎料理屋だけれど、洗練されていて、ここ目的に行く価値アリなお店でした。北トスカーナにいらしたら、是非行ってみて下さい。
Toruberlinさん>次回は是非♪ボルゴ・サンロレンツォから車で1時間くらいです。美味しいお店、結構色々ありますよ~。
KONDOさん>ブッラータ、フィレンツェでも探せばあるんですね。私も大好きです。
kayoさん>日本では最近、剥いた状態で冷凍した、冷凍物のアーティチョークが手に入るようですよ。イタリアはこれからアーティチョークの季節です。

ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
鍵コメさん、ここは残念ながら車でないと行けない場所です。美味しいんですけれどねー。レンタカーで行くしか手段はないです。フィレンツェからタクシーで行ける田舎のレストランだと以下のお店がお勧めです。休業日にご注意されてください。
http://www.tripadvisor.jp/Restaurant_Review-g580239-d1211212-Reviews-La_Bottega_a_Rosano-Rignano_sull_Arno_Tuscany.html
http://www.tripadvisor.jp/Restaurant_Review-g580239-d1211212-Reviews-La_Bottega_a_Rosano-Rignano_sull_Arno_Tuscany.html

早速のご返事ありがとうございました(^^)/コメントのやり方が分からず、鍵?になってしまいました(--;)イタリアは住んだことはありませんが、好きな国です。また、お便りさせていただきます。

今、ミラノです。フローレンスには4泊しましたが、残念ながら時間が足りず、教えていただいたレストランに行くことができませんでした。トスカーナ地方は、たいへん気に入りました。これまでも毎年ミラノに来ていましたが、これからはトスカーナ中心の日程に変更しようと思っています。ブログを読ませていただきましたが、ツアーもなさっているのてしょうか?