ミツバチと私

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「最近はまっているものは何?」と聞かれたら、「蜂です」と即答してしまうほど、毎日、蜜蜂たちを観察するのがとても楽しいです。
蜂と一言で言っても、いろんな種類の蜂がいます。特に多いのはマルハナバチ。でも彼らに負けないぐらい、アントネッロハウスのセイヨウミツバチたちもブンブンと沢山飛んでいます。
面白いのは習性の違い。夕方になって、まだマルハナバチたちはブンブンと飛び回っているのに、5時を過ぎると一斉にセイヨウミツバチたちは居なくなります。門限が厳しいのか?
マルハナバチも群れを作りますが、それは数匹の群れで、セイヨウミツバチのそれとは全く比べ物にならないのだそうです。何万羽という数の群れを統制するためには、厳しいルールがあるのかもしれません。


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花の選別にも集団性があります。最盛期を過ぎたラベンダーにまだまだたかっているマルハナバチ。ところがセイヨウミツバチは、もうラベンダーには見向きもせず、今花盛りのオレガノに沢山集まっています。「今、ココが旬ですっ!」という情報がビビッと彼らの間で発信されているのでしょう。

面白いなあ。


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ミツバチは環境の変化にとても敏感です。近年、世界的にミツバチの減少が問題視されていますが、その要因は沢山あるようです。環境汚染、農薬、殺虫剤・・・。蜜を集められる花が除草剤によりどんどん減っているというのもその原因の1つなのかもしれません。


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だから逆に、ミツバチが沢山元気に飛び回っていられる環境というのは、自然のバランスが旨く取れている証拠なのかもしれません。
ミツバチを飼うようになってから、そんなバランスの取れた環境を目指したいと思うようになりました。それは人間の都合や価値観で考えるバランスではなく、昆虫の目から見てのバランス。


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そう思うと、ボーボーに生えまくった雑草たちも、今の時期、せっかく花を咲かせて蜂たちが蜜を集めているから、もうちょっとそっとしておいてあげようと思ったりするのです。

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Commented by la_mia_coccolina at 2011-08-12 01:19
chihoさん、こんばんは。
蜂の世界、奥が深いですね。
自然環境のバランスを崩している大きな要因に、やはり人間が大きく係わっている事は否めませんものね。。。
いつも人間側の目線でばかり捕らえられている様々の事を自然の側から見るようにしなければならないのですね。
アントネッロハウスのミツバチたちはchihoさん一家にそっと見守られて幸せですね^^
「マルハナバチ」は本当に丸くてふわっ?もさっ?として可愛いなぁ、といつも思います。
子供の頃に大好きだった「ガラス山の魔女たち」という本に登場するマルハナバチがなかなか良い存在でした。
Commented by popon at 2011-08-12 08:51 x
chihoさんがおっしゃることわかります。私は田舎に引っ越して、田んぼや草刈りしたあと、そこで火をつけて燃やすのを環境破壊、ダイオキシン!とムッとしてたのですが、そうやって時々燃やすことによってでる煙が実はスズメバチやらその他 人間に害を与える虫たちを家に巣作りさせないようにする昔からの知恵だと教えてもらいました。我が家のラベンダーももう終わりかけです(^^)
Commented by buonaforchetta2 at 2011-08-12 13:56
こんにちは~。
先日、近所の公園の草刈りがあったのですが、いつもは容赦なく電動草刈り機で草を刈りまくるオジサンたちが、綺麗に花を咲かせている雑草だけは、そっと避けて作業していました。
すっきりした公園の草むらに、花がすくっと立っているのをみてなんだか一人勝手に心が温まってしまいました。そんなうちの公園にも蜂がきてくれる環境だと良いのですが…
Commented by ぐるぴん at 2011-08-12 14:57 x
「女王蜂になるためにはある時期にロイヤルゼリーに含まれる物質を摂取することが必要なんだとか」、ご興味がおありではないかと思いリンクを貼らせて頂きました。http://tinyurl.com/446sz89
Commented by hatton1971 at 2011-08-12 16:40 x
日本の話で恐縮ですが,銀座の商店会に所属するビルのオーナーの皆さん方で,屋上に花とミツバチの巣を用意して蜂蜜を作るプロジェクトを進めているとのこと。集まった蜜は商店会の皆さんで分けて食事を扱うお店の方に提供しているそうです。

庭にもよくミツバチが来ているのですが,巣がありそうな場所の見当がつきません。微妙な種類の差も…。
ただ色とりどりになるのでちょっとうれしいです。
Commented by salam2002 at 2011-08-12 21:02
こんにちは。
私は学生時代「ミツバチ同好会」に入っていて、養蜂家と一緒に夏は北海道で過ごしました。
ただただ、花の咲く草原が続いていました。
北海道には、花屋はいらないのねと二十歳の私は思いました。
初めて分蜂を見たときの感動は、今でも忘れません。
誰もいない野原で熊をおそれつつ、巣箱に砂糖水を満たしていく作業は
貴重な時間でした。
今は知人が日本ミツバチに夢中で、旅行にも出かけないみたいです。
何かとフォローしていますです・・・。
Commented by lacasamia3 at 2011-08-13 02:41
la_mia_coccolinaさん>くまのプーさんの蜂も、実は蜜蜂というよりはマルハナバチの色からとられたようです。「ガラス山の魔女たち」懐かしいっ!
Commented by lacasamia3 at 2011-08-13 02:42
poponさん>そうですね。現代人の感覚ではなかなか理解しづらい自然と人間のバランスってありますよね。
Commented by lacasamia3 at 2011-08-13 02:43
buonaforchetta2さん>そんな草刈りのおじさんたちの気持ちが、刈り残された花に感じられて暖かい気持ちになりますね。
Commented by lacasamia3 at 2011-08-13 02:46
ぐるぴんさん>ありがとうございます。早速見てみます。セイヨウミツバチって、女王蜂が弱ってくると、働き蜂の幼虫を1匹選び、「王座」と呼ばれる特別な巣を作り始めるのです。そしてそこにロイヤルゼリーを運び始めるんですよ。そうするとその幼虫が女王蜂になるのです。
Commented by lacasamia3 at 2011-08-13 02:47
hatton1971さん>ニューヨークでも屋上で蜂を飼っている人が居るから、きっと銀座でも十分飼えるのでしょうね。何だか嬉しい気分にさせてくれるエピソードですね。
Commented by lacasamia3 at 2011-08-13 02:50
salam2002さん>ミツバチ同好会!私も入りたいっ。一面に花が咲く北海道の草原、きっと美しいでしょうね。私も一度フィレンツェで分蜂を見たことがあります。石壁に女王蜂を中心として、大きな大群が群がる姿はすばらしかったです。
Commented by paprica at 2011-08-13 06:29 x
ミツバチリポート、とっても興味深く楽しませてもらっています!
カナダの西海岸でも、毎年、ハチの数が減っています。去年の夏は激減したそうで、養蜂農家の中にはハチを育てることを諦めたところもあるそうです。ローカルの蜂蜜の値段もぐっとあがりました。
Chihoさんのハチを観察する優しい姿が、目に浮かびます。
アントネッロさんのハチたち、ここなら安心だ!と元気な大家族を作って欲しいです!
Commented by shigezo09 at 2011-08-14 09:47
奈良の田舎では(おそらく全国的に同じと思いますが)ゴールデンウイークのころから秋が始まるまでずう〜っと丸坊主のように草を刈る習慣があります・・・これはうちが田舎暮らしを初めて最初に「おかしい!」と思ったことで、以来うちではあまり草刈りしません。その結果・・・うちの敷地内だけ花が咲き乱れ集落中のハチが集まってきているようです。それでも一昨年からスズメバチが激減してしまい嬉しいような怖いような感じです。集落の集まりで「少し草刈りを減らしては如何?」と発表?してみたら無視されました・・・。意識の違いには深遠なものがありますよ〜ん。
by lacasamia3 | 2011-08-12 00:39 | シンプルエコライフ | Comments(14)

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by chiho