ウィーンの思い出

先日のお料理教室では、ウィーンからご家族で来てくださったKさんファミリー、親子で参加して下さったKさん、そしてアパートリピーターのIさんと、賑やかな会になりました。皆さん、本当に有難うございました。私たちもとっても楽しかったです♪
Kさんのご主人は日本語&イタリア語ペラペラのオーストリア人、とっても楽しい方です。田舎暮らしが大好き。

お話を伺いながら、高校時代と大学時代に合計2回訪れた、美しいウィーンの街を思い出しました。
1回目は母と、2回目は一人で、どちらも格安航空券を自分で取り、宿泊も適当というサバイバル旅行。ソ連時代のアエロフロートに乗り、モスクワでドキドキのトランジット泊。2月のモスクワは並じゃなく寒かったです。翌日に到着したウィーンもまたすごく寒かった!信号待ちをしている時に、余りの寒さに犬が片足ずつ上げていたのが可笑しかったなあ。
とにかく私にとっては、初ヨーロッパだったウィーンの街(ウィーン分離派が好きな高校生だったのです)。何もかもが新鮮で今でも、あの時の衝撃が色々浮かんできます。

高校三年生の私にとってウィーン(&ソ連時代のアエロフロート)で印象に残ったこと・・・

・分離派館で見た美しいクリムトの「ベートーベン・フリーズ」

・エゴン・シーレの美しく、激しく、そして悲しい素描や絵画達
(行きはクリムト好きだったのに、帰りはシーレ好きになった私)

・プチホテルの階段で人とすれ違ったりした時に言う挨拶「グリュス・ゴット」。
(知らない人同士でこうやって頻繁に挨拶することがとっても新鮮でした。更にイタリアだと知らない人同士、話し込んじゃったりするし・笑)

・広大な美術史博物館と自然史博物館

・↑の博物館内の自動販売機
(コーヒーのボタンを押すとコーヒーが出た後、最後にボトッと生クリームが落ちてくる「ウィーン風」)

・鶏の丸焼きを涼しい顔して、もりもり一羽分、完食しちゃうウィーンのお婆ちゃん

・ヒジョーにアンティークな、扉のない美術アカデミーのエレベーター
(途中の階で何故か犬が飛び乗ってきた!)

・帰りの飛行機(ウィーンーモスクワ間)で、やたら電化製品を沢山積んで乗ってきた体の大きなロシア人
(コーヒーはお替り禁止、その代わり紅茶は豪華なサモワールでサーブ、機内食にはキャビアあり、でもフォークとナイフなどの備品回収にはかなりチェックが厳しい???なソ連時代のアエロフロート・笑)

結局は、その後の人生、イタリアまで南下してしまった私ですが、あの時の初ヨーロッパのウィーンの印象は強烈でした。世界は広いなあとつくづく考えた瞬間。

・・・と長々と思い出話をしてしまいましたが、Kさんからお土産に色々と頂いたのですが、その1つが↓こちら。


ウィーンの思い出_f0106597_2593422.jpg



ラーチェン。

イタリアでは、イースターの週、キリストが亡くなった金曜日と土曜日は喪に服すために教会の鐘を鳴らさないそうです。Kさんのご主人曰く、彼の実家のあるオーストリアの田舎では、教会の鐘がローマのバチカンに向かって「飛んでいって」しまうので(実際には鐘は鐘楼にあるのですが)、鐘が鳴らないのだそうです。だから、教会の鐘の代わりに鳴らすのが、ラーチェン。

全て木でできていて、グルンと回すと、木の板が歯車に当たって「ガリガリガリッ」とすごい音を立てます。
教会の鐘の変わりに、村の子供たちはこのラーチェンを鳴らして回るのだそうです。
このお話を聞いて、一瞬、子供時代のKさんご主人を思い浮かべてしまった私。半ズボンで、得意げそうに、ちょっといたずらっ子な顔でこの玩具を振り回していたんだろうなあ。


ウィーンの思い出_f0106597_4563665.jpg



我が家のいたずらっ子もこの通り。

それを迷惑そうに見ている鶏に注目。あっ!靴下っ(汗)

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Commented by sironekosan at 2011-04-24 06:54 x
うちの旦那様も、冬のウィーンへ学生の時に行ってるんだ。
新婚旅行のイタリア行きも、旦那様希望・笑
ヨーロッパに興味が無かった私は、旦那様のお陰で世界が広がった気がするよ・笑
で、今はスウェーデンな家に住んでるし・爆
ユキちゃんワイドになったんじゃない?
横に出てから縦に伸びる甥っ子を思い出したよ^^
Commented by pino-ombra at 2011-04-24 15:49
あ~、なつかしいです、ウィーン!
私は学生最後の卒業旅行と、ハネムーンで行きました。
卒業旅行時は2月で、やっぱり寒くて寒くて
Commented by pino-ombra at 2011-04-24 15:52
あ、コメント途中で送信してしまいました…汗。すみません。

2月のウィーンはとにかく寒かったです。
ハネムーンも12月で、夫と二人でシュニッツェルとか煮込み料理とか、
がっつり食べた覚えが(笑)。

アエロフロート、私も乗ったことがありますよ~。
20年弱前かな?食事がやたらシンプルで、モスクワ-成田間なのに
小さい飛行機で乗客も少なくて、自由席状態(苦笑)。
モスクワ空港は雨漏りがしていました。
ちなみにそのときは、行き先はイタリアでした。ふふっ。
Commented by ゆこ at 2011-04-25 00:31 x
ウィーン帰りにシーレ好きに・・・に反応してしまいました。
私も同じく・・思い出すと胸がキュウとなります。
その後しばらく、日本でも美術館などで追い求めていたことを
思い出します。
同時にデメルでザッハトルテ&ホットチョコを食し、
クリームに目が回ってきて、ベンチに座り込んだことも・・ははっ
Commented by そとこ at 2011-04-25 00:40 x
ラーチェン、存在を初めて知りました!
ユキちゃん元気いっぱいですね!!
ウィーン行ってみたいです。美しいホールで音楽鑑賞に憧れます♪
Commented by Sirius at 2011-04-25 06:31 x
シーレ!
私もついこの前好きになりました。
大阪の天保山ミュージアムで初めて見て、衝撃を受けたんです。
残念ながら、その後本物をお目にかかってはいませんが。
天保山ミュージアムも閉館になったし。
この頃震災にばかり気をとられて、心が荒んでいることに気づきました。
せめて野山の美しさに目を向けてみようと思います。
Commented by 55siena at 2011-04-25 11:58
私も学生時代、世紀末芸術のクリムト、シーレ好きでした。
建築にも興味があってフンデルトヴァッサーハウスなどを探しながら、
寒いウィーンの街を歩いたことを懐かしく思い出しました。
Commented by 名古屋のHARUO at 2011-04-25 12:23 x
4月の初めにパソコンが壊れてしまい、修理に3週間もかかり、その間パソコン無しの生活でした。パソコンが無ければ、それなりにゆったりした時間が戻りますが、やはり不便ですね。千穂さんのブログも気になりますしねえ・・・。 ウィーン、懐かしいですね。私たち家族がブダペストに住んでいた時、ハンガリーはまだ社会主義の時代で物質的に貧しく、日用品や食料品の買い出しなどで毎月のようにウィーンに出掛けていました。そのついでに、ウィーンの街を隅々まで歩き回り、この街独特の文化の香りに酔いしれたものです。でも、幼児を連れての旅ですから、ほとんどのレストランが幼児お断りで本当に困ったものです。うちの子供たちのテーブルマナーは超一流でしたのに。ウィーン美術史美術館のコレクションはすごいですね。特に、フェルメールとブリューゲルの作品は圧巻ですよね。ラーチェンも懐かしいです。音が煩いので購入しませんでしたが。
Commented by sato at 2011-05-10 16:59 x
はじめまして。ウィーンの話に反応しちゃいました☆
私も行きはクリムト、帰りはシーレでした。
ヴェルヴェデーレ宮殿へクリムトの接吻を見に行った時に、
お隣の部屋にシーレの作品がたくさん展示されていたのがきっかけです。
ウィーンは美術も音楽も、街も人もカフェも、みんな大好きです☆
また行きたくなっちゃいました!

by lacasamia3 | 2011-04-24 04:57 | 私の独り言 | Comments(9)

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