
アルタムーラを後にして、私たちが向かったのは、Castello del Monte(カステッロ・デル・モンテ)。1200年代半ばにプーリア、そしてヨーロッパ全体を支配していた神聖ローマ皇帝フェデリコ・セコンド(フリードリヒ2世)が1229年から1249年の間に鷹狩りの為の別荘として作ったお城だと言われています。

シチリア、プーリア、カラブリアなどに200以上のお城を作った彼は、天体学、建築、語学に長け、アラブ語で直接スルタンと政治交渉を行ったのだそうです。

このお城の設計にはフェデリコII世直接手がけたとのこと。完璧とはこのことか・・・と思わせる様な、ミニマムでありながらも究極の美しさを今にも伝えています。

キリストが最後の晩餐でキリストが使ったと言われる聖杯(Santo Graal)の8角形にちなんで数字の「8」を取り入れ、お城のさまざまなディティールにはその彼のこだわりが反映されています。

殆ど平らなプーリアの平原の中で、唯一小高い丘の上に建てられたこの城からは、360度、周辺を見渡すことができ、鷹狩りにはきっと絶好のポイントだったのでしょう。
何度かフェデリコII世が趣味であった鷹狩りのポイントとしてここを訪れ、気に入ってそこにお城を作ろうと考えたのかも知れませんね。

荘厳なたたずまいに身を置くと、中世の空気を感じます。

気持ちの良い風が吹いて、でも晴天の、良いドライブ日和の一日でした。
子供たちにも良い思い出ができて良かった!
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CHIHOさん、こんにちは♪♪
このお城は、私、勝手に要塞だと思っていました。
この8角形が、お城にしては珍しく簡素に見えて。
聖杯にちなんでいたなんて!鷹狩りに使っていたなんて、驚きです。
周りに何も建っていないので、ホントに1200年代に戻った気分に
なりますね~。
でも、絶対、車でないと行けそうにないです(T_T)
それにしても、ゆきちゃん、いい色に日焼けしていますね~。
なんだか、又、大人になった感じがします。
笑顔が、画面から弾けていますよ~^m^
このお城は、私、勝手に要塞だと思っていました。
この8角形が、お城にしては珍しく簡素に見えて。
聖杯にちなんでいたなんて!鷹狩りに使っていたなんて、驚きです。
周りに何も建っていないので、ホントに1200年代に戻った気分に
なりますね~。
でも、絶対、車でないと行けそうにないです(T_T)
それにしても、ゆきちゃん、いい色に日焼けしていますね~。
なんだか、又、大人になった感じがします。
笑顔が、画面から弾けていますよ~^m^
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ナポリ大学って、通称「Federico Secondo」って呼ばれているんですよね。確か彼が創設したからではなかったでしょうか?
文武両道の君主だったんでしょうね~!
文武両道の君主だったんでしょうね~!
ああ、ここ。。。5月にアルベロベッロへ旅行したときに行こうと思っていたんですが・・・ぼうやがあまりにも夜寝ないで、フラフラだったため断念したんです。
おお、こんなところなんですね。きれいですね。
やっぱり行きたかったなぁ。
ありがとうございます、すごく楽しめました。
おお、こんなところなんですね。きれいですね。
やっぱり行きたかったなぁ。
ありがとうございます、すごく楽しめました。

CHIHOさん
さいきんイタリアに興味を持ち、 CHIHOさんノブログを楽しみに
読ませていただいています。
ゆったりと時間が流れるイタリアでの生活の様子が心地よくて。
そしてユキちゃんのはにかむ姿が可愛らしいこと。
これから少し時間をかけてバックナンバーも読ませていただきます。
さいきんイタリアに興味を持ち、 CHIHOさんノブログを楽しみに
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ゆったりと時間が流れるイタリアでの生活の様子が心地よくて。
そしてユキちゃんのはにかむ姿が可愛らしいこと。
これから少し時間をかけてバックナンバーも読ませていただきます。

カステッロ・デル・モンテ、いつかは訪れたいところです。「フィレンツェでルネサンスが開花したとするなら、種を撒いたのはシチリアのフェデリコ二世だ」とも言われてますし、彼には興味深々です。平原にぽっかり浮かんだ八角形の城の上で鷹狩をしながら、何を考えていたのかしら。
kapibaraさん>そう、私も初めて見たときは要塞かと思ったのですが、実際には要塞ではなかったそうです。とっても見晴らしが良いので狩りに最適だったんでしょうね。
pino-ombraさん>ナポリ大学の名前がこのフェデリコ2世に由来しているかどうかは判らないけれど、ナポリも当時の彼の支配下にあったはずですよね。とても知的な人物だったそうです。
BelgianWaffleさん>アルベロベッロには結構近い場所にあるんですよね。ブリュッセルから確か安いエアーがブリンディシかバーリまで出ていたかと思いますよ。見所が多いので、また是非プーリアにいらしてくださいね。
yuriyaさん>私のブログを見つけていただいてとても嬉しいです。これも何かの縁ですね。これからもどうぞよろしくお願いします。
かーりーさん>時代は違うものの、文化と芸術へ大きく貢献した点などで、フェデリコ2世とロレンツォ豪華王が、私にとっては、重なって見えてくるのです。