私の本、「フィレンツェ田舎生活便り~小さな村の春、夏、秋、冬」のなかで、卵を抱く鶏について書いた章があります。
我が家の1代目の鶏たちは孵化器生まれの鶏なので、卵を抱くはずはないのですが、一昨年辺りから、野生の本能に目覚めたのか、春になると卵を抱きはじめる母さん鶏が1羽いるのです。気温が上がるのが遅かった今年、まるで雨がやんで気温が上昇するのを待っていたかのように、お天気になって気温が上がり始めたら、母さん鶏は卵を抱え始めました。
まず母さん鶏は卵を1個産み、その上に座ります。すると、他の鶏達が、何故か母さん鶏のすぐ近くにわざと卵を産むのです。他の雌鶏が「はい、宜しくね」(ゴロッ)と卵を母さん鶏に転がすと、「アイヨッ!任せておくれ!」(サッ)と母さん鶏は自分の体の下に上手に卵を置きます。
ゴロッ、サッ、ゴロッ、サッ・・・3~4日ほどで、13個の卵が母さん鶏の下に集まりました。プーリアの義父さん曰く、「奇数じゃないと駄目」だそうです。きっとイタリアの迷信だとは思うのですが、一応それにしたがって13個。個数が揃ったら、他の鶏に邪魔されないように、隔離します。
座り続けて10日目の母さん鶏。さすがにちょっと疲れが出てきたのか、トサカがくたっと斜めっています(苦笑)。
母さん、頑張れ~!!ヒヨコ、生まれるかな?
保育器の中のヒヨコも元気です。随分と大きくなりました。
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我が家の1代目の鶏たちは孵化器生まれの鶏なので、卵を抱くはずはないのですが、一昨年辺りから、野生の本能に目覚めたのか、春になると卵を抱きはじめる母さん鶏が1羽いるのです。気温が上がるのが遅かった今年、まるで雨がやんで気温が上昇するのを待っていたかのように、お天気になって気温が上がり始めたら、母さん鶏は卵を抱え始めました。
まず母さん鶏は卵を1個産み、その上に座ります。すると、他の鶏達が、何故か母さん鶏のすぐ近くにわざと卵を産むのです。他の雌鶏が「はい、宜しくね」(ゴロッ)と卵を母さん鶏に転がすと、「アイヨッ!任せておくれ!」(サッ)と母さん鶏は自分の体の下に上手に卵を置きます。
ゴロッ、サッ、ゴロッ、サッ・・・3~4日ほどで、13個の卵が母さん鶏の下に集まりました。プーリアの義父さん曰く、「奇数じゃないと駄目」だそうです。きっとイタリアの迷信だとは思うのですが、一応それにしたがって13個。個数が揃ったら、他の鶏に邪魔されないように、隔離します。
座り続けて10日目の母さん鶏。さすがにちょっと疲れが出てきたのか、トサカがくたっと斜めっています(苦笑)。
母さん、頑張れ~!!ヒヨコ、生まれるかな?
保育器の中のヒヨコも元気です。随分と大きくなりました。
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wocean
at 2010-06-01 04:49
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chihoさん、この週末コテージのハンモックでフィレンツェ田舎生活便り~小さな村の春・夏・秋・冬を読もうと出してみたところ、母が本を体操気に入ったようで、私の代わりに母がハンモックで読んでました(笑)面白い、面白いとずっと読んでいました。
元気なヒヨコが生まれるといいですね。
元気なヒヨコが生まれるといいですね。
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ひろりん
at 2010-06-01 05:33
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質問です。受精卵と無精卵を見分けるのは、どうしてますか?母さん鶏の抱いている卵の中にも、やっぱり無精卵があるんでしょうか?
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woodstove at 2010-06-01 06:00
Chihoさん こんにちは~。。。
孵化器生まれの鶏は、卵を温めないと言うことをChihoさんの本で
初めて知りましたよ。 第一、夜店で買うヒヨコは雄ばかりでしょうし、
卵を産むわけでもなく大きくなると近所の鶏小屋へ引き取ってもらったりもしました。
ボクの住むところは田舎でしたので、鶏を飼う家は多くありました。
まさに庭鶏でしたねえ。 卵を産まなくなると、祖母の手で調理されて
おりました。 廃鶏といってあまり美味しく無いものでしょうが、当時は
貴重な食料だったんでしょうね。
Chihoさんの本で一番のお気に入りは「経済的な万能薪ストーブ」
であります。 Chihoさんの家のように、暮らしの中にキチンと存在し
ている薪ストーブは、ボクにとってまさに理想的な在り方でありますよ。 (^^);
孵化器生まれの鶏は、卵を温めないと言うことをChihoさんの本で
初めて知りましたよ。 第一、夜店で買うヒヨコは雄ばかりでしょうし、
卵を産むわけでもなく大きくなると近所の鶏小屋へ引き取ってもらったりもしました。
ボクの住むところは田舎でしたので、鶏を飼う家は多くありました。
まさに庭鶏でしたねえ。 卵を産まなくなると、祖母の手で調理されて
おりました。 廃鶏といってあまり美味しく無いものでしょうが、当時は
貴重な食料だったんでしょうね。
Chihoさんの本で一番のお気に入りは「経済的な万能薪ストーブ」
であります。 Chihoさんの家のように、暮らしの中にキチンと存在し
ている薪ストーブは、ボクにとってまさに理想的な在り方でありますよ。 (^^);
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bianca
at 2010-06-01 07:52
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ふらもん
at 2010-06-01 11:20
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ちほさん、ご無沙汰!でも毎日ちゃんと読んでるからねぇ~。Twitterで宇宙飛行士の野口さんをFollowしてるんだけど、先日Firenzeの写真が出てたから見てみて。。私は会社のPCのWallpaperにしてるよん♪宇宙から見るFirenzeってこんな感じなんだねぇ~~。ポンテヴェッキオは多分、あそこだね。http://twitpic.com/1rvigs
はじめまして yusukerinoさんのブログからおじゃましました
イタリアにお住まいって、なんて素敵なんでしょう
春に初めてイタリア旅行をし、はまってしまい秋には
南イタリアに行くことにしたんですが、いっそ住みたいって
いつも思っています。
みんなの卵まで温めてる母さん鶏の素敵な記事にちょっと
笑っちゃいました^^
また遊びに来ますね
ランキングにポチ☆
イタリアにお住まいって、なんて素敵なんでしょう
春に初めてイタリア旅行をし、はまってしまい秋には
南イタリアに行くことにしたんですが、いっそ住みたいって
いつも思っています。
みんなの卵まで温めてる母さん鶏の素敵な記事にちょっと
笑っちゃいました^^
また遊びに来ますね
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mamadance at 2010-06-02 13:30
はじめまして、suzuともうします!
小さい頃から父がイタリアによく出張に行っているのでイタリアが大好きです。そして一度ですけどフィレンツェにも行きました。
3、4年ほど前からブログ読ませてもらっています。いろいろなことを体験できるユキちゃん幸せですね♪
これからも楽しみにしています。
現在はフランスで学生をしていますが、そのうちイタリアにも旅行しにいきたいと思っています。
(私もブログ始めたのでよかったらのぞきにくださいね。)
小さい頃から父がイタリアによく出張に行っているのでイタリアが大好きです。そして一度ですけどフィレンツェにも行きました。
3、4年ほど前からブログ読ませてもらっています。いろいろなことを体験できるユキちゃん幸せですね♪
これからも楽しみにしています。
現在はフランスで学生をしていますが、そのうちイタリアにも旅行しにいきたいと思っています。
(私もブログ始めたのでよかったらのぞきにくださいね。)
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ドクダミ
at 2010-06-03 06:56
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孵化器生まれの母鳥は、卵を抱かないはずなのに・・・
意味深長です。
今の日本では、おなかを痛めて生んだ子の世話をしない母親が
増えているとか。
でも、いつか本能に目覚めるときが来るかもしれませんね。
いつも ちほさんに元気のおすそ分けをもらっています!
いつも、元気をもらっています!
意味深長です。
今の日本では、おなかを痛めて生んだ子の世話をしない母親が
増えているとか。
でも、いつか本能に目覚めるときが来るかもしれませんね。
いつも ちほさんに元気のおすそ分けをもらっています!
いつも、元気をもらっています!
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lacasamia3 at 2010-06-08 20:33
woceanさん>お母様に読んでいただいてとっても嬉しいです。お二人ともそちらでの早めの夏休みをノンビリ過ごされていますね。うちの母も8月にこちらに来るんですよ。お母様に宜しくお伝えください♪
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lacasamia3 at 2010-06-08 20:41
ひろりんさん>受精卵かどうかの見分けは付かないのですが、雄鶏と雌鶏たちがアツアツな雰囲気になってきたら(汗)、期待できるかな?という感じです。最後、ヒヨコが生まれて、生まれなかったのが無精卵(ハズレ)かなという感じ。でも我が家の卵は「アタリ」が多いです。雄鶏君、かなり頑張ってくれています。
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lacasamia3 at 2010-06-08 20:47
woodstoveさん>日本でも昔は鶏を飼っていたお家が沢山あったんですね。年を取ってしまった鶏も、我が家ではありがたく食べています。挽肉にしたり、一旦茹でた後、煮込んだり。廃鶏とは言えないほど美味しいです。
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lacasamia3 at 2010-06-08 21:00
biancaさん>こうした連帯関係は自然の本能なのでしょうね。子育てを助け合うことって鶏も同じなのだなあって思います。
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lacasamia3 at 2010-06-08 21:02
やすらぎさん>そうなんです。隔離をしてあげないと、他の鶏たちはずっとその場所に卵を産み続けるので「あなたちょっとどきなさいよ」とか、「あ~私の卵が転がる~」みたいな大騒ぎなのです(笑)
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lacasamia3 at 2010-06-08 21:03
ふらもんさん>会社に居ても心はフィレンツェなんですね(笑)。宇宙飛行士の野口さんのツイッター、面白そうですね。今度見てみます。
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lacasamia3 at 2010-06-08 21:14
miccoさん>こんにちは。ブログを見てくださって有難うございます。これも何かの縁ですね。これからもどうぞ宜しくお願いします。イタリアという国はトホホなこともあれば楽しいこともありますが、ノンビリ、毎日の小さな幸せを見つめながら過ごしています。
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lacasamia3 at 2010-06-08 21:15
mamadanceさん>これ、プーリアの義父さんだけでなく、何人かの人に聞いたことがあります。効果があるかな???
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lacasamia3 at 2010-06-08 22:59
suzuさん>3年前からブログを読んでくださっているなんて、本当に有難うございます。私はいつも「いつかパリに行きたいなあ・・・」と夢見ています。学生時代に行ったきりなので。フランスでの留学生活、頑張ってください。これからもどうぞ宜しくお願いします♪
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lacasamia3 at 2010-06-09 15:46
ドクダミさん>動物も人間も、生活空間が自然環境からドンドンとは離れてしまい、人工的な環境におかれれば置かれるほど、こうした歪みのような現象が現れてしまうような気がします。やはり自然が基本なのだなあと思うんです。
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ふらもん
at 2010-06-09 16:34
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心はいつだってフィレンツェだわよ~~♪野口さんの撮ったフィレンツェの写真、結構広範囲だからチホさんちも見えるんじゃないのかな?きっと見えると思うの。そっちはもう夏休みなのねぇ~~。こっちはこれから梅雨だわよ。。。自然には必要な雨とわかっていても通勤にはウザイ雨です。。身勝手とわかっていても・・・またプーリア日記楽しみにしてるね♪