お肉を受け取りに行きました~南トスカーナにて

お肉を受け取りに行きました~南トスカーナにて_f0106597_1858777.jpgさて、先週は、村のGASを代表して、南トスカーナの海沿いリヴォルノの先まで、オーガニックのお肉を取りに行って来ました。
昔、フィレンツェのトスカーナ大公でメディチ家の当主となったコジモ1世とその息子、フェルディナンド1世は、リヴォルノの町を海軍の拠点として発展させ、周りの湿地帯を開拓して、豊かな農耕地帯に改良したのです。コジモ1世の妻エレオノーラ・ディ・トレドと二人の子供がマラリアで亡くなったのも、このあたりです。当時は、イタリアの海岸沿いの地帯にはまだマラリアが蔓延していたのでした。
さて、そんなことを考えながら車を走らせると、左右に広大な南トスカーナの大地が広がります。何だか空が広い!


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訪れた先は、3ヶ月に1度お肉を購入している先のクラウディオの農家。ここはbio-dinamica(ビオ・ディナーミカ)と呼ばれる農法を実践していて、家族4人でやっている小さな農家です。
ビオ・ディナーミカ(日本語ではバイオダイナミック)と呼ばれる農法は、農薬、化学肥料を使わないことは勿論のこと、家畜が食べる牧草は農場内で栽培すること、そして家畜が排出する堆肥も農場内で消費するという、有機農法よりも更に一方進んだ農法なのです。
牛君たち、背後に広大な土地があって自由に移動できるのに、わざわざ柵に近い場所に何故か均等に(笑)並んで座っています。
この柵の前に、ガタガタ道が通っているから、きっと好奇心が旺盛な牛たちは、たまにやってくる訪問者の車が見たくて(ププッ)こうやって座っているのでしょうね。


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こんにちわ~!


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牛舎もスペース的にかなりのゆとりがあります。配合飼料がまったく見当たらず、干草のみ。当たり前ですが、牛は草食動物なのです。雑食ではありません。だから、配合飼料のトウモロコシなども本当は牛の食料ではないのです。


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生まれて間もない赤ちゃんも居ました。こんにちは!
お母さんも良い顔をしています。


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左はクラウディオ自慢の堆肥の山(笑)。月の満ち欠けのカレンダーに従って、カモミールの花などを混ぜ込んで栄養分を調節しているんです。この堆肥で、牛たちが食べる牧草は勿論のこと、小麦、オリーブなども作っています。
クラウディオの息子のF君も、父ちゃん自慢の堆肥を誇らしげに見せてくれました(笑)。この後、ペットのチワワが堆肥にダイブして(爆笑)、びっくり!


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ユキちゃんとF君。2年生同士です。


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農場内には色んなお花も咲き始めていました。紫色のポリジも咲き始めです。シチリアはもう満開なんだろうなあ・・・


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こうして3ヶ月に1度ですが、再会するユキちゃんとF君。仲良しさんです。


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広大な大地の空気を胸いっぱいに吸い込んできた日曜日。
この後、どんなお肉をもらってきたのか、お知らせしますね。

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Commented by nonnakaori at 2010-04-01 21:19 x
すごくきれいな牧場ですね。
道沿いにならんでいる牛さんたちも面白い
もうここはすっかり春ですね。
ユキちゃんはしっかりしたお姉さんにみえます。
お肉美味しそう!
Commented by hatton1971 at 2010-04-01 23:08 x
日本のマスメディアで見慣れている牛の姿は明らかに品種改「定」モノですね。肥えすぎてますし(気づけよ>自分)…。
130kgの牛肉の写真,楽しみにしています。
Commented by 1897juventus93-10 at 2010-04-02 00:27
CHIHOさん ユキちゃん アントネッロさん |JUVE|・∀・)ゞどうも~どうもです☆★
「アントネッロさん43才誕生日おめでとさんです♪♪(鼻は完治しました??)」 「キッチンリフォーム大作戦大成功おめでとさんです♪♪」 「CHIHOさん"大作"到着&祝発売おめでとさんです♪♪」〆(・∀・ )b↑↑ ←ちと強引に詰め込み過ぎましたが・・・ (笑)
なかなかえぇお肉にありつけないんで(オイオイ・・) お肉アップ楽しみにしてますねヽ( ´∇`)ノ ・・て ちょっと悲し過ぎるな 自分・・・ (笑)
TORINOのエジプト博物館は 本場の次に凄いみたいですね 散々色々聞いてはいるんですが(滝汗) ユキちゃんが エジプトにはまってるとは?! 予定上も相まってこの調子やと ユキちゃんに先超されそうです 「エッ?!外観眺めただけってホンマ?!もったいない!!」Σ(・◆・ノ)ノ そんなユキ博士の声が聞こえてきそうです (汗) 
(PS)昨日から4月新年度に入り 仕事ミッチリ具合に 頭真っ白「(。ロ。「)エッ?! となってしもてるがゆえに コレがエイプリールフールなら 何度遠くを見つめたか(笑) そんな今 美味しいお肉 食べたいな!! と (゚ロ゚屮)屮 
Commented by Maia at 2010-04-02 00:33 x
 そうなんですよね、牛は草食動物なんですよね。 私が住んでいる米国じゃ、とうもろこしを食べている牛がたくさんいるそうです.... Chihoさんの買っているお肉食べてみたいです。(笑) きっとおいしいのだろうなー。しかも 安全そうです。 
Commented by sironekosan at 2010-04-02 17:43 x
フィレンツェの山から見る空も広そうなのに、南トスカーナへ行くともっと広い空があるんですね^^

日本的感覚では、“安心安全”は企業側が提示するもので、消費者が確認しに行くと言う感覚ではないですよね。
だから、安心食材の宅配はあっても、こちらからチェックに行ったり、買いに伺うっていうスタイルは、本当に少ないのではないかな。

こだわった畜産や農業をする人がもっともっと増えたらいいですよね。
chihoさんのGAS話しを聞いて、現在の畜産業や農業に少しずつ興味が湧きました。
Commented by woodstove at 2010-04-02 17:58
 健康でストレスの無い暮らしの牛さんなら、ほんまに安心安全ですね。 これって味にも影響するかもしれませんよね。
「当精肉にはストレス成分は含まれておりません。」なんてね。。。。^^;
Commented by みゅえり at 2010-04-02 19:51 x
2回目の書き込みです。(^^)
素敵な情景ですね・・いつかのんびりレンタカーでトスカーナの花畑を眺めてドライブしたい
というのが夢です。イタリアの子供って本当に素直でストレートに人と接しますよね。
人懐こくて純朴な国民性だな~といつも微笑ましく拝見させていただいています。
そして!我が家にも!chihoさんの本が届きました~。
もう本当にじわ~っと幸せが伝わる素敵な本です。
私も裏の畑で父と野菜を育てています。今年はなんと黒キャベツとプンタレッレ、うずら豆の種を
通販で取り寄せたんです!ローマで食べたプンタレッレが忘れられず、旦那様が作る料理や
chihoさんのお写真で見た黒キャベツがどーしても食べたくて。(笑)
今まではブロッコリーの葉で代用していたので、今度の冬が楽しみです。
トマトソースのレシピも拝見して、今年はソースじゃなくて水煮で自家製トマトを保存しよう!と
決めました。有機って何であれすごく苦労がありますが、口に入れたときに絶対違いが
わかるので、頑張ってしまいますよね。ご苦労は多々あると思いますが、chihoさんの
生活、あこがれます。シンプルな生き方は人を元気にすると思います。(^^)
Commented by hi-vison_1103 at 2010-04-02 22:58
2年生って言葉にちょっとびっくり!時間って早いですね〜
書店取り置き連絡あってるんですが、嫁仕事の色々で近日中にとりにいくぞー!パパさんも超楽しみにしてます。
(^ー^)b また後で勝手UPさせて頂きますので、宜しくです!byくろべ〜
Commented by yusukerino at 2010-04-02 23:04
chihoさん、こんにちわ^^
ご無沙汰してましたぁ〜。無事にイタリアで生活を送ってます。
食に関わる仕事をしているので、こういった情報は本当に参考になります。
イタリアでもこだわりの農家さんが沢山いらっしゃるんですね〜。
お肉のお話も楽しみにしております!!
Commented by n_home at 2010-04-03 08:34
チワワのダイブ! ちょっと見てみたかったですね〜。 笑
そちら方では、土地や自然を活用した産業は
世代間でしっかり受継がれているのでしょうか。
私の住む地域は、広い田園地帯ですが
そこで働く人の姿は、お年寄りばかりで継承者の世代を
ほとんど見る事がありません。
美しい田園風景が、この先もあり続けるのかどうか
当事者でない自分としては、ただただ勿体なく見ています。
Commented by 昼豚 at 2010-04-04 17:35 x
そうなんだ。牛って雑食じゃあ無いんですね。小心者の私は子供の時に牧場に行って牛と豚と遊んですっかり友達になった(と思い込んだ)時からお肉が食べれません。ニワトリもいたのですが彼らとは友達にならなかったらしいです(笑)
Commented by lacasamia3 at 2010-04-04 23:59
nonnakaoriさん>南トスカーナは我が家がある北側とはまったく気候が違い、とても温暖です。草原に黄色い花が咲いていて綺麗でした。
Commented by lacasamia3 at 2010-04-05 00:03
hatton1971さん>日本の霜降り牛肉の肉牛は、通常の動物の姿としては果たして自然なのだろうか?と思ってしまうことがあります。こちらにすみ始めた当初は気づかなかったのですが、少し経つとこの赤身のしっかりと硬い牛肉の美味しさを感じ始めます。
Commented by lacasamia3 at 2010-04-05 00:05
ユヴェヲさん>おかげさまでアントネッロは鼻のとおりがとても良くなり、嗅覚が以前に増して敏感になったようです。クンクン、色んなにおいを嗅いでいます(笑)
Commented by lacasamia3 at 2010-04-05 00:08
Maiaさん>アメリカの畜産のトウモロコシベースの配合飼料の陰には、大規模栽培のコーンベルトと化学肥料産業が複雑に絡み合っているんですよね。これを話し始めると長いのですが、幸いトスカーナではまだ牧草を食べている牛が主流です。
Commented by lacasamia3 at 2010-04-05 00:15
sironekosanさん>イタリア人ってどこか大企業を信用しないところがあり(笑)、そんなイタリア人の疑い深さもGASが広まっていく理由のひとつなのかも知れません。BIOマークですら信用しないんですよ(爆)。確かに、政府からBIOマークを取得する程の資金をかけられない小さな有機農家もあるので、GASは良いシステムだと思います。
Commented by lacasamia3 at 2010-04-05 00:19
sironekosanさん>イタリア人ってどこか大企業を信用しないところがあり(笑)、そんなイタリア人の疑い深さもGASが広まっていく理由のひとつなのかも知れません。BIOマークですら信用しないんですよ(爆)。確かに、政府からBIOマークを取得する程の資金をかけられない小さな有機農家もあるので、GASは良いシステムだと思います。
by lacasamia3 | 2010-04-01 19:53 | シンプルエコライフ | Comments(17)

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