先週は、今年に入って一番忙しかった週でした。有難いことです。水曜日には挙式が1件あり、木曜日から土曜日の3日間でシエナに2度行き(!)、ラヴェンナ、ボローニャ、サンジミニアーノ等などを周り、日曜日にはアントネッロの記念すべき第一回のお料理教室(!)が行われました。忙しかったけれど楽しかった1週間でした。
今日は久しぶりに家で仕事。
まずは溜まった洗濯物の片づけから(笑)。3回も洗濯機を回してしまいました。今日のトスカーナは、爽やかな晴天が広がり、9月の気持ちの良い風が吹いています。洗濯物があっという間に乾いてしまいました(嬉)。


さて、途中だったシエナ話。今回ピーチを食べたレストラン、il carroccio ( Via Casato di sotto プッブリコ宮殿を正面に見て、右端の路地を進んだ右手です)を出た向かい側に可愛いお店を見つけました。
シエナで行われる地区対抗競馬パリオの時に、胸に付けるワッペンを手作りで作っているお店です。今年の7月のパリオでは、亀さんチームが、8月のパリオではミミズクさんチームが勝ったそうです。早さを競う競馬なのに、地区のシンボルの動物は、芋虫、ハリネズミ、亀、カタツムリ、象・・・なんてちょっとスローな動物であるところが不思議です(笑)。
ミミズクチームは30年ぶりの勝利だったそうで、既にパリオが終わって3週間以上が経っているのに、街のあちこちでゴールの瞬間の写真が飾ってありました。
上の写真中、緑と水色は亀チームのシンボルカラー、白と赤と黒はミミズクチームのシンボルカラー。どちらも昔から使われている色あわせです。街のおみやげ物屋さんでもそれぞれのチームのシンボルが入ったスカーフや旗などが売られていました。元気な色あわせがイタリアらしくてお洒落です。


カンポ広場からドゥオーモに行く道は2通りありますが、左周りの道を選ぶと、途中左側に、創業1879年という老舗のお菓子屋さんAntica Drogheria Manganelli(アンティーカ・ドロゲリーア・マンガネッリ)があります。

パンフォルテと呼ばれるナッツが沢山入った中世のお菓子(ハードタイプのお菓子で冬場にちょっとずつ切って食べるのが美味しいんです)や、リッチャレッリ(上の写真)と呼ばれるアーモンドを練りこんだお菓子が売られています。シエナ特産のパスタ、ピーチの乾麺もここで買えますよ。内装も昔ながらでレトロな可愛いお店です。
Antica Drogheria Manganelli(アンティーカ・ドロゲリーア・マンガネッリ)
Via di Città 71-73, Siena 53100 (無休)

街歩きがとっても楽しいシエナ。
寄り道をしながら(笑)長くなってしまったので、次回もシエナ話が続きます・・・
追伸:
9月7日の読売新聞の1面、下部の真ん中のあたりに、「バールのイタリア語」の広告が掲載されたそうです。
皆さんのお陰で、初版本がほぼ完売し、再販が決定しました。本当にどうも有難うございました。
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今日は久しぶりに家で仕事。
まずは溜まった洗濯物の片づけから(笑)。3回も洗濯機を回してしまいました。今日のトスカーナは、爽やかな晴天が広がり、9月の気持ちの良い風が吹いています。洗濯物があっという間に乾いてしまいました(嬉)。


さて、途中だったシエナ話。今回ピーチを食べたレストラン、il carroccio ( Via Casato di sotto プッブリコ宮殿を正面に見て、右端の路地を進んだ右手です)を出た向かい側に可愛いお店を見つけました。
シエナで行われる地区対抗競馬パリオの時に、胸に付けるワッペンを手作りで作っているお店です。今年の7月のパリオでは、亀さんチームが、8月のパリオではミミズクさんチームが勝ったそうです。早さを競う競馬なのに、地区のシンボルの動物は、芋虫、ハリネズミ、亀、カタツムリ、象・・・なんてちょっとスローな動物であるところが不思議です(笑)。
ミミズクチームは30年ぶりの勝利だったそうで、既にパリオが終わって3週間以上が経っているのに、街のあちこちでゴールの瞬間の写真が飾ってありました。
上の写真中、緑と水色は亀チームのシンボルカラー、白と赤と黒はミミズクチームのシンボルカラー。どちらも昔から使われている色あわせです。街のおみやげ物屋さんでもそれぞれのチームのシンボルが入ったスカーフや旗などが売られていました。元気な色あわせがイタリアらしくてお洒落です。


カンポ広場からドゥオーモに行く道は2通りありますが、左周りの道を選ぶと、途中左側に、創業1879年という老舗のお菓子屋さんAntica Drogheria Manganelli(アンティーカ・ドロゲリーア・マンガネッリ)があります。

パンフォルテと呼ばれるナッツが沢山入った中世のお菓子(ハードタイプのお菓子で冬場にちょっとずつ切って食べるのが美味しいんです)や、リッチャレッリ(上の写真)と呼ばれるアーモンドを練りこんだお菓子が売られています。シエナ特産のパスタ、ピーチの乾麺もここで買えますよ。内装も昔ながらでレトロな可愛いお店です。
Antica Drogheria Manganelli(アンティーカ・ドロゲリーア・マンガネッリ)
Via di Città 71-73, Siena 53100 (無休)

街歩きがとっても楽しいシエナ。
寄り道をしながら(笑)長くなってしまったので、次回もシエナ話が続きます・・・
追伸:
9月7日の読売新聞の1面、下部の真ん中のあたりに、「バールのイタリア語」の広告が掲載されたそうです。
皆さんのお陰で、初版本がほぼ完売し、再販が決定しました。本当にどうも有難うございました。
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ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。

こんにちは!Chihoさん、すごいですね~。本が、もう完売して再販なんですね~!今、日本に来ているので、本屋さんに見に行ってきます。シエナは、もうず~っと前に一度しか行った事がなくて、イタリアのツアーにもあまり入っていないとの話が、現地のガイドさんの話であって、ぜひ、シエナに来るようにみんなに薦めてくれ!と言われました。大聖堂の装飾、素敵ですね~。今度、じっくり見に行きたいです!また、いろいろ教えてくださいね~。
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いつも楽しく拝見させていただいています。昔々シエナの外国人大学で勉強したので、とても懐かしく、Chihoさんの美しい写真のおかげであの頃にタイムスリップさせていただきました。ちなみに、この学校で夫と知り合いました。
鍵コメpさん>お久しぶりです。お元気ですか?そうそう、リッチャレッリって同じくアーモンドで出来ているから杏仁豆腐の味がしますよね。たまに食べたくなります。
ひろりんさん>いやいや、出版社の営業の方のお力なんですよ。本当にお世話になっています。シエナはとってもオススメです。きっと旅行の中で1つアクセントが付くというか、旅が終わった後で「あ~色々周ったけれど、シエナって良い町だったなあ」って思い出す街ですよ。
医師さん>700年近く残った町並みですものね。長く保存して欲しいものです。
fiorentinoさん>シエナは車が街の中まで進入してこないので、歩きやすくてお店を見ていても楽しいです。ここに来たら時間を気にせず、のんびり周るのが良いですよ。
girasoleさん>シエナの外国人大学にいらしたんですね。ご主人との出会いの町だなんて、girasoleさんにとっては思い出の街ですね。いつかここの夏期講習とかに参加してみたいなあと思っています。はるか遠い夢ですが・・・。