
今朝早くにプーリアの義母さんから電話があり、私とアントネッロの親友マックスが亡くなったと知りました。
生まれつき、体のあらゆる組織が早期に老化してしまうという難病を抱えていたマックス。それでも18歳でプーリアを出て、フィレンツェとローマでコンピューターグラフィックの仕事をしていました。
フィレンツェに居た頃は、10年近く、毎日会う程親しかった友人です。彼がローマに移り住んでからは、夏のバカンスに会う程度でしたが、再会すると昔のままの親友同士に戻れるような、そんな友人でした。アントネッロとは別荘仲間だから、本当に少年時代からの友達です。
最後に会ったのは、去年の夏、プーリアにバカンスで帰った時。チステルニーノのスカのライブに一緒に行った時でした。歩くのがちょっと辛そうで、肺の移植手術待ちだと言っていたマックス。
不思議ですが、最近は、年に一度しか会っていなかったけれど、もう会えないのだと思うと、心が悲しみで一杯になります。
映画が大好きだった彼の家で毎日のように映写機と大きなスクリーンで映画を見た夜、
レイトショーを見に、当時流行っていたマヌチャオの歌を歌いながら夜のフィレンツェを肩を組んで歩いた夜、
プーリアの砂浜で皆でゴロンと横になってお互いの将来の夢を語り合った日・・・
彼と過ごしたそんな瞬間が今となってはとても大切な思い出として蘇ってきます。
ちょっと今日は胸が一杯・・・
というわけで、コメント欄は閉じますね。
叉明日、元気でお会いしましょう。