トスカーナの「桜」

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最近、会う人ごと(特にお年寄り)に「日本は今年は桜の開花が早いそうだね」って言われ、「なんで知ってるの?」って聞いたら、NHKのワールドニュースを見ているらしい。しかも普通のおじいちゃんとかおばあちゃん達。なんかビックリした!水車小屋のルイージおじいちゃんも日本の皇室ゴシップ(苦笑)にすごく詳しくて私より知ってる。英国のロイヤルファミリーにも詳しい(笑)

さて、トスカーナの田舎には桜はありませんが、日本の桜みたいにあちこちで咲いているものといえば、このビアンコ・スピーノ(セイヨウサンサジ)、バラ科の植物です。今が満開で、白い花びらがヒラヒラと舞っています。これを見ながら日本の桜を想う。きれいだろうなあ。




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散歩をしていたら、ニャンズとニアミス。
ラーラちょと頑張ってみる。


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お、ちょっと頑張ってる



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お、かなり頑張ってる。


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でも、安全距離はキープ(笑)

さあ、再び仕事再開!
今週末はいよいよ4月ですね。



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# by lacasamia3 | 2023-03-30 21:47 | トスカーナ山暮らし | Comments(0)

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今日は曇ってちょっと寒いフィレンツェです。アパートのチェックインでお昼頃、チェントロに行っていました。
ちょうどお昼時間だったので、前に良く行っていたDivina Pizzaに寄ったら、オーナーのロベルタから「あらー久しぶり!ベントルナータ!」と言われました。イタリアのこういうところ、好き。コロナの後、ずっと行けてなかったから、こうして大好きなお店が変わらずに営業しているだけで、なんか嬉しくなります。

ここは具を乗せたスキアッチャータを四角くハサミで切って、オーブンで温めなおしてくれるんです。


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私が今日選んだのは、チェチーナというひよこ豆の粉を水で溶いて焼いたもの(この右側のオムレツみたいなの)と、スキアッチャータにピリ辛サラミとリコッタチーズ、オリーブをのせたもの。特にこのリコッタチーズがのってるのが本当に美味しくて、今、写真を見ながら、またすぐ戻って食べたい!
聞いたら、特別なリコッタチーズを農家から直接取り寄せているんだそうです。


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生地は天然酵母で自然発酵、粉も、私たちが水車小屋で使っている小麦を生産している小さな農家さんから買っていることを偶然知って、「ええー!」と盛り上がりました。天然酵母らしい優しい酸味がアクセントになっています。他にはない味。フィレンツェに切り売りピザ屋さんは沢山あるけれど、ここまで手をかけて、良い材料で作っているお店は、殆どないと思います。また行きたいな。


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この記事の中でご紹介した場所は、

・ディヴィーナ・ピッツァ Divina Pizza Borgo Allegri 50, Firenze

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# by lacasamia3 | 2023-03-30 02:06 | フィレンツェという町 | Comments(2)

水車小屋の日曜日



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日曜日の水車小屋は大変賑やかです。
仲間が集まって、粉挽きをして、ふるいにかけて、翌週のパン焼き分の粉を準備します。



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メンテ部も活動中!
レイアウトを変えたパンを捏ねる部屋のキッチンにアントネッロが食器用ラックを取り付けてくれました。


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タイルが貼ってあるので、木材で工夫して固定してくれました。
このプロ仕様のシンクは中古で買ったんです。洗うところが大きくて便利。


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そして皆でコーヒータイム!これが楽しい。
コーヒーのお供はオーナーのジョヴァンナさん手作りのビスコッティ。

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今日のゲストワンコはビーグル犬のピッポ君。
前にもブログに書いたけど、数年前、クリスマスの日に保健所の犬のゲージを誰かがイタズラで開けちゃったんです。ピッポ君も脱走して、雪が降る県道をトボトボ歩いていたところを、ステーファノとパトリーツィアに保護され、その後、結局彼らが里親になって迎え入れたのでした。

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良かったね。
大人しくて、穏やかな性格のワンコです。でも逃亡癖があるから、たまに繋がれてる。
(犬見知りのラーラは塩対応・笑)
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2匹ともステーファノにオヤツもらいました♪

今日は月曜日。我が家は曇っているけど、これから晴れてくるかな?
さあ、今週も頑張りましょう!



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# by lacasamia3 | 2023-03-20 17:57 | 水車小屋物語 | Comments(0)

誰かへの一杯

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平日は深夜のシフトで救急センターに泊まった翌朝は、持っていったヨーグルトとクッキーと紅茶で朝ごはんを食べている私ですが、週末は同じ夜シフトだった仲間とバールに行っています。3、4人でバールに行って、カプチーノとブリオッシュで朝ごはんを食べたら、お会計は割り勘じゃなくて、順番に誰かがまとめて払うんです。皆、いい、いいってすぐ払っちゃうから、かなり周到に狙っていないと、私が払う機会を逃しちゃうの(笑)。今日は無事に、私が払いました。

そういう馴れ合いっぽいのが嫌いなスナフキンは、バールに一緒に行こうと誘っても、いつも断る。でも「あ、俺、バールに支払い済みの朝ごはんあるんだ」って言ってた。これは、彼にお世話になった人が、コーヒーとブリオッシュのお金を「これ、スナフキンの朝ごはん分ね」って予めバールに払っておくという習慣。23年間ほぼ毎日レッドコード専門の救急車で、心臓発作の患者を何度も救ったこともあるスナフキンにお世話になった人たちが沢山いるんです。だから、積もった朝ごはん代が相当あるはずなんだけど、偏食のスナフキンは滅多にバールに寄り付かない。そんな、ひねくれ者のスナフキンの朝ごはんは、持参した低糖牛乳1リットル(やっぱり変わってるよ・笑)。

そう言えば、先日、フィレンツェのバールでお茶をしていたら、美容院から出てきたであろうシニョーラが、同じように、バールで隣の美容院のスタッフ全員分のコーヒー代を払って行きました。きっと翌朝、仕事前に美容院のスタッフが立ち寄ったら、コーヒーはシニョーラからの奢りになるんでしょうね。

バールに予めお金を払っておくという習慣は、ナポリのcaffè sospesoに似ています。
バールで、" Pago un caffè e un caffè sospeso " と言って合計2杯分払って、自分は1杯飲み、もう1杯分は生活が苦しくてバールでコーヒーが飲めない人へ寄付するのです。sospesoとは「保留にする」という意味。困っている人が、バールに行って、" un caffè sospeso, per favore "というと、他の人が払ってくれた保留中のコーヒーのお金でその人のコーヒーが補われるという仕組みです。
お世話になった人に朝ごはんをプレゼントするっていうシステムも素敵だけど(しかもクーポンとかあるわけじゃない、さりげない仕組み)、自分が知らない、でも生活に困っているであろう誰かにコーヒーをおごってあげるナポリの人たちの優しさが好き。


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# by lacasamia3 | 2023-03-18 23:39 | 私の独り言 | Comments(2)

フィレンツェで山暮らしをするchihoの田舎便りです。フィレンツェの街歩き情報、イタリア風家庭菜園、お勧めレストラン現地情報、日帰りで行ける街の情報など。フィレンツェの滞在型アパートの紹介サイト「ラ・カーサ・ミーア」を運営しています。


by chiho