フィレンツェ田舎生活便り2

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フィレンツェで山暮らしをするchihoの田舎便りです。フィレンツェの街歩き情報、イタリア風家庭菜園、お勧めレストラン現地情報、日帰りで行ける街の情報など。フィレンツェの滞在型アパートの紹介サイト「ラ・カーサ・ミーア」を運営しています。

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タグ:フィレンツェの美術館 ( 37 ) タグの人気記事

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by lacasamia3 | 2008-03-11 18:24 | フィレンツェ小話 | Comments(4)
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フィレンツェは「ルネサンスの都」と言われていますが、「ルネサンス(またはルネッサンス)って何だろう?いつから始まったのだろう?」とふと考えてみました。いやいや、難しい話は専門家の方に任せて、ココでは私なりにルネッサンスの始まりについて書いてみます。一般に使われているルネサンス、"Renaissance"という言葉はフランス語で、イタリア語では"Rinascimento"(リナッシメント)と呼ばれます。re(再び)+nascere(生まれる)という2つの言葉が合わさり、「再生」を意味します。
1300年代にダンテ、ペトラルカにより始まったローマ時代の古典文学の理解、再考がイタリアルネサンスの始まりと言われていますが、フィレンツェにおけるルネサンスの始まりとしての大きなイベントは、1401年の洗礼堂の扉のコンクールです。
フィレンツェでは1348年にペストが大流行し、その後も何度もこの疫病に苦しみました。フィレンツェ政府は、1348年のペスト大流行を乗り越えられたことへの感謝と、その後の厄除けのため、当時最も古かったフィレンツェの洗礼堂のブロンズ扉2枚を奉納することを決め、扉を制作させる彫刻家を公募します。旧約聖書の「イサクの犠牲」を題材にし、7人の彫刻家が参加したと言われています。そして、最終選考に残ったのが、ギベルティーとブルネッレスキの二人の彫刻家です。
そして、ご存知の通り、ギベルティーが優勝し、ブルネッレスキはローマへと旅立ち、その後1418年のドゥオーモのクーポラのプロジェクトのコンペで今度はブルネッレスキが優勝するのです。


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これは、1330年に制作されたアンドレア・ピサーノのパネル「洗礼者ヨハネの生涯」(現在も洗礼堂の南側の扉についています)


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1401年ギベルティー作「イサクの犠牲」(国立バルジェッロ博物館蔵)
コンクールの優勝作品です。

素晴らしいイサクの体の表現を見ると、ギベルティーが当時、ローマ時代の彫刻を目にしていたことが明らかです。岩で画面を2つに区切り、動きを出しながらも、保たれたバランスが完璧です。
ギベルティーのこのパネルの70年前に制作された上のアンドレア・ピサーノのパネルと比較すると、ペスト流行後、1350年以降から既に、ローマ美術の研究が進んでいたこと、ギベルティーをはじめ、1400年代初頭の彫刻家達がローマ彫刻を目にしていたことが想像できます。

ギベルティーは、この後、聖書のエピソードを描いた扉を引き続き制作し続けます。東側の扉、ギベルティー作の"Porta del paradiso" 「天国の扉」のオリジナルは、現在、ドゥオーモ博物館に収められています。


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1401年ブルネッレスキ作「イサクの犠牲」(国立バルジェッロ博物館蔵)
(フリー画像では、こんなブレたモノしか見つからなかったのですが、本物は素晴らしいです)

アブラハムはイサクの首に既にナイフを当てていて、天使はその手を掴むというギリギリの1瞬が表現されています。頭を掻く羊や、トゲを抜く少年などは現存したローマ彫刻より採用されたと言われています。
与えられた枠の中に納まらず、下の人物は、枠の外側にはみ出ています(笑)。学生時代、私はブルネッレスキのこのパネルが優勝するべきだったと思っていました。構図のバランスや、優雅な人体表現よりも、ブルネッレスキは、このドラマチックなテーマの一瞬を表現することを優先させたのではと思うのです。目に見えるものよりも、更に奥にあるものを表現しようとしたのではと思わせる作品です。

今、改めて再度この2枚のパネルを見比べてみると、ギベルティーの優雅な表現もまた良いなあと思ったりします。
国立バルジェッロ美術館の2階、1400年代の彫刻が並ぶ部屋の奥に、この2枚のパネルが並んでいます。

イタリアルネサンスの始まりを飾るこの2枚のパネルを、自分なりに見比べるのも楽しいですよ。国立バルジェッロ美術館には、ドナテッロやミケランジェロなどの彫刻の傑作が展示されています。オススメの美術館ですよ。

追伸: 「フィレンツェの美術館、教会の開館時間早見表」をアップしました。


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by lacasamia3 | 2008-02-25 20:58 | フィレンツェお薦め処 | Comments(11)
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by lacasamia3 | 2008-02-12 17:52 | フィレンツェお薦め処 | Comments(18)
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by lacasamia3 | 2008-02-12 06:05 | フィレンツェお薦め処 | Comments(18)
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by lacasamia3 | 2007-12-01 00:00 | フィレンツェお薦め処 | Comments(24)
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by lacasamia3 | 2007-11-30 00:00 | フィレンツェお薦め処 | Comments(16)
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by lacasamia3 | 2007-11-15 06:45 | フィレンツェお薦め処 | Comments(14)