フィレンツェ田舎生活便り2

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フィレンツェで山暮らしをするchihoの田舎便りです。フィレンツェの街歩き情報、イタリア風家庭菜園、お勧めレストラン現地情報、日帰りで行ける街の情報など。フィレンツェの滞在型アパートの紹介サイト「ラ・カーサ・ミーア」を運営しています。

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タグ:フィレンツェの美術館 ( 34 ) タグの人気記事

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土砂降りだった日曜日の午後、ふと思い立って、プラートのルイージ・ペッチ現代美術センター(Centro dell' arte contemporanea Luigi Pecci )に、家族三人で行きました。
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宇宙船のような建物の,このグルリと1周する部分が展示スペースになっています。フィレンツェの歴史地区では実現不可能な現代建築(笑)。
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今回は、"La fine del mondo "(世界の終焉)と題された企画展が開催されていました。世界中のアーチストが,人類、地球、世界をテーマに、絵画や彫刻、インスタレーション、ビデオアートで表現した作品が展示されています。「終焉」という言葉からイメージする悲壮感はなく、今私たちが直面している変化、再生の美しさ、腐敗に対する怒り、悲しみのエネルギーをダイレクトに感じました。

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ユキが真ん中に立っているの見えます?夜に飛行機で到着する時に見えるフィレンツェ空港付近みたい。

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美術館の中にトンネルを作ってしまったアーチスト。
これが凄く楽しかった!ユキとアントネッロは、わざわざ穴の入り口に戻って、2回も通っていました。
ネタバレになっちゃうのでココでは写真は載せませんが、出口がとっても意外なのです。へえーって思う。

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無数の狼がガラスの壁に向かって飛び、ぶち当たって倒れるけれど、また戻って行くと言うループ。
ユキは、ビデオアートにとても興味を持って、1点ずつ(かなり沢山あったのですが)丁寧に全部見ていました。普段バタバタしていて、週末は何となく家で過ごしてしまうけれど,月に1度くらいは、家族で美術館や映画に行く様にしようと思いま。

そして、プラートに来たら、やっぱり外せないのが・・・

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スイーツ
なのです。
今回は、日曜日で、ヌオーヴォモンドお休みだったので、マンノーリに行きました。プラートへの行き方は以下のページでご覧下さい。

ルイージ・ペッチ現代美術センター(プラート)
(Centro dell' arte contemporanea Luigi Pecci )

月曜休館
開館 火曜〜日曜 11時〜23時 
館内にはレストランもあります。
プラート中央駅(Prato Centrale )から市バスで10分。
http://www.centropecci.it(訪れる前に事前に最新の開催展情報を収集されると良いと思います)
「世界の終焉展」 〜3月19日
入場料10ユーロ
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by lacasamia3 | 2017-02-09 17:53 | フィレンツェから日帰りで行く町 | Comments(4)

フィレンツェ散歩

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フィレンツェってどんな街ですか?と聞かれたら何と答えれば良いだろう。
フィレンツェの歴史地区には、真ん中にアルノ川がはしり、北と南に分かれた中心部の間にいくつかの橋があります。
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オレンジ色のクーポラが目印のドゥオーモが街のシンボル。
そして、この、ヴェッキオ宮殿は街の中心で、現在も市役所として使われています。ドゥオーモとヴェッキオ宮殿の距離は約500m、徒歩6分。
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表通りには店が沢山並び、賑やかですが、雰囲気のある裏通り散歩も楽しいです。ツーリスト用の馬車が良く通っています。
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ヴェッキオ宮殿を川に向かって10m程進むと、有名なウフィッツィ美術館。月曜日が休館日なので、建物の写真を撮りたい時は月曜日の早朝に行くと、誰も居なくて、素晴らしい外観を撮ることが出来ます。コの字型の建物の上階が展示室です。
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更に川沿いに進むと、すぐにヴェッキオ橋が見えます。フィレンツェで一番古い橋。
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真ん中には、彫刻家であり彫金家でもあったチェッリーニの像。更に橋を渡った先を進むと、ピッティ宮殿があります。
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川向こうは、小さな工房や商店が多く、ツーリストも少なめなので、ゆったりと散歩が出来る楽しい界隈。写真はサントスピリト教会。ここの前の広場も、地元の人たちが夕涼みをしたりと、ノンビリしていてなかなか良い雰囲気です。
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再びドゥオーモに戻り、今度は北側に進むと、メディチ家の住居だったパラッツォ・メディチ・リッカルディ宮殿。保存されているフレスコ画は本当に素晴らしく、見に行く価値ありです。
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そしてその裏手には、メディチ家の教会であるサンロレンツォ聖堂。

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その先にはフィレンツェ中央市場があります。ここの2階はフードコートになっていて結構楽しいんですよ。

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長い年月をかけて大切に残された小さな礼拝堂もまたフィレンツェの魅力の1つ。
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列車でちょっと郊外に出掛けるなら、列車でシエナやルッカ(写真は、塔から見下ろしたルッカの街です)、ピサだって行けちゃう。
ヴェッキオ橋から中央駅まで徒歩20分程の小さな街なので、フィレンツェを起点にして日帰り旅行に行かれる場合でも、宿はどのエリアでも大概便利です。個人的には、駅にこだわらずに、街の中心部に泊まった方が美味しいバールがあったり、レストランやパン屋さんがあったりして楽しいと思う。

ついつい、自分が毎日過ごしている街だから、部分の紹介に偏りがちだけれど、初めてフィレンツェを訪れる方に、「フィレンツェってこんな街」をお伝えすることも大事だなあと、初めてフィレンツェに来て下さるお客様とお話をしながら思ったのでした。
駆け足ではなく、いつかぜひ、ゆっくりとフィレンツェにいらして下さい♩

☆お知らせ
現在、私はプーリアに1週間のプチバカンスに行っています。
リアルタイムでの投稿は、インスタグラム(@chiholacasamia)と、ブログの右横のサイドバーからも見て頂けるTwitter(@lacasamia4)からご覧下さい。ブログでは帰って来てからレポートします♩皆さんも夏休み楽しんで下さい!

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by lacasamia3 | 2016-08-06 15:58 | フィレンツェという町 | Comments(0)
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ヤコポ・ダ・エンポリ《聖エリージョ》1614年

ヴァザーリの回廊で、丁度、ヴェッキオ橋の上にさしかかったあたり、回廊が大きく曲がる所に展示されているかなり大きな作品です。
この絵の中で緑色の服を着ている聖エリージョは、聖人になる前、金工職人であったそうです。フランク王国の国王クロタール二世に玉座を依頼され、材料費としての金貨を受け取ったエリージョは、それで、2脚の椅子を作ります。彼の誠実さが国王に評価され、国王付きの金工職人に任命されたそうです。生涯、貧民や病人達の救済に努め、戦争の捕虜になってしまった者の救援にも携わったのだそうです。
聖エリージョは、金工職人の守護聖人でもあります。

金細工を扱うお店を集めた、ヴェッキオ橋の袂にあたる部分にこの絵がかかっているというのも、何とも意味深いですね。
実際には紀元後600年前後を生きた人物ですが、作品の中では、1600年代の当時の現代の服装で描かれています。

ヤコポ・ダ・エンポリの素晴らしい作品があと2枚、ウフィッツィ美術館の入り口にあります。
チケット売り場とセキュリティーチェックを過ぎて、ヒーヒー言いながら階段を上がった先、展示室が始まる手前の左右にあるのが、フィレンツェ出身の2人のフランス王妃を描いた作品です。
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ヤコポ・ダ・エンポリ《アンリ2世とカテリーナ・デイ・メディチの婚姻》1600年
1533年に行われた婚姻の席で、フランス国王アンリ2世とカテリーナ・デイ・メディチ(カテリーヌ・ド・メディシス)、そして真ん中にはローマ教皇クレメンス7世という豪華メンバー。クレメンス7世も、若くしてなくなった、ロレンツォ豪華王の弟ジュリアーノの息子であり、カテリーナはロレンツォ豪華王の孫に当たるので、かなり近い血縁関係があるのです。作品の中のカテリーナが何とも初々しくて品があります。カテリーナがフランスに嫁いだ時、クレメンス7世は大玉の真珠のネックレスを贈ったのだそうです。彼女が身に付けているのがそのネックレス?いやいや、きっともっと真珠が大きかったんでしょうね。
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ヤコポ・ダ・エンポリ《マリア・デイ・メディチの婚姻》1600年
丁度この絵が描かれた年に、マリア・デイ・メディチ(マリー・ド・メディシス)とはフィレンツェで父親フランチェスコ1世に見送られる婚姻の儀式を終え、フランスへと嫁いで行きます。この作品はフィレンツェのドゥオーモで行われた儀式の様子。他の作品とは違い、これは、実際に当時の様子をそのまま描いたものなのでしょう。マリアのドレスがとっても豪華です。

70年の差はあるものの、2人のメディチ家の女性がフランス王妃となった事を描いたこれらの作品も、ウフィッツィ美術館にいらしたら、是非お見逃しなく。
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by lacasamia3 | 2016-06-04 06:53 | フィレンツェという町 | Comments(2)
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アップが遅れましたが、水曜日にヴァザーリの回廊ツアーに行きました。
何度か入った事があるのですが、今回は日本語ツアーで、初めて日本人のガイドさんの説明付きでした。英語のツアーにくっついて、でもちゃんと日本人のガイドさんが付いていて、お客様には、イヤホンが配られ、日本語で丁寧に説明してくれる声が、耳元で心地よく聞こえます。


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ここがヴァザーリの回廊の始まり、階段の上が、ウフィッツィ美術館の展示室のある階です。ヴァザーリの回廊が出来た当時は、現在の展示室の階はまだ建造されておらず、後から1階分建て増しをしたので、かなりの段差があります。
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こちらがヴァザーリの回廊。
結構狭くて、アラームのシステムがないため、25人1グループになり、それに美術館の係員が1人付いて、一緒に移動して行きます。そのため、通常は一般公開がされておらず、こうして、現地の旅行会社が企画するツアーに乗っかって行く形となるのです。今までは日本語のツアーがなかったのですが、人数が集まり易い英語のツアーと一緒に行く事で、日本語ツアーも2名以上集まれば開催可能になりました♩
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やはり日本語で説明して頂けると、自分が余り知らなかった画家にも興味が持てて、とても面白い体験になりました。
窓から覗くフィレンツェの街角もまたここの回廊ならでは。
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穴から見るアルノ河。
ヴェッキオ橋の上も通って河を渡ります。
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そしてヴェッキオ橋の真ん中あたりには第二世界大戦時にヒトラーが「見晴らしを良くする為」に開けさせた大きなガラスの窓があります。
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こちらはデューラーの肖像画。
結構、それぞれの作品や作家について、面白い話をガイドさんから聞きましたが、それは是非ツアーに参加して楽しんで下さい。
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今回の新しい発見は、肖像画と言っても、描く画家に寄り本当に様々。自分をどう見て欲しいか、それぞれに違いがあり何とも奥深いです。最後の方の近代、現代の画家達の肖像画もとても面白かったです。
この作品は、イタリア人画家アントニオ・マンチーニ。うちの近くにこんなお爺ちゃんが居るなあ。

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アルノ河を渡り、終点のピッティ宮殿に向かう途中、サンタフェリチタ教会のファサードの上も通ります。わざわざ教会側に穴を開け、直接ミサを聞ける様にもされています。
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最後はピッティ宮殿の真横に出ます。ここでツアー終了。
1時間半タップリ説明してもらえて、大満足でした。

現在、こうしてツアー形式限定での公開も8月末までで、9月以降はまだ判らないとの事。
なので、今の所、期間限定のツアーですが、毎週、水、金、日の3日間、開催されています。ウフィッツィ美術館とヴァザーリの回廊を両方周るツアーもあり、そちらも日本人のガイドさんが付いて、丁寧に説明してくれます。

【期間限定ヴァザーリの回廊ツアー 現在〜2016年8月31日まで】

ヴァザーリの回廊ツアー 所要時間1時間30分 開催水、金、日曜
スタート12時(集合11時45分)、終了予定13時30分
お一人様65ユーロ 
お一人様からご参加頂けます(合計で2名様以上集まった場合に開催されます)

ウフィッツィ美術館+ヴァザーリの回廊ツアー 所要時間3時間半 開催水、金、日曜
スタート9時45分(集合9時30分)、終了予定13時30分 間30分の休憩が入ります。
お一人様85ユーロ
お一人様からご参加頂けます(合計で2名様以上集まった場合に開催されます)

どちらも、お支払いはお申し込み時にカードでして頂き、開催日より48時間以上前にキャンセルのご連絡を頂いた場合は全額返金、48時間前から24時間前までにご連絡を頂いた場合は50%が返金されます。一方、開催より24時間を切った時点でキャンセルのご連絡を頂いた場合は、全額返金されません。

ご希望日の3日前までお手配可能なので、お気軽に info.lacasamia@gmail.comまでお知らせ下さい。

追伸:以下のページにアップしました♩

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by lacasamia3 | 2016-05-30 06:16 | フィレンツェという町 | Comments(0)

バルジェッロ国立美術館

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ちょっと前ですが、今月の頭、珍しく、アントネッロとユキと一緒に、バルジェッロ国立美術館に行きました。
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絵も好きだけど、彫刻や陶器が好きな私にとっては、1日居ても飽きない美術館です。
ユキは、我が家の近くにある大きなジャンボローニャの彫刻、アッペンニーノの塑像をみつけて喜んでいました。アントネッロは相変わらず、額縁とか、扉ばっかり見てる(笑)
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ミケランジェロやドナテッロ、ギベルティ、ブルネッレスキ等の作品が並びますが、無名の作家の作品も見やすく、何だかホッとする美術館です。
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可愛いものも沢山♩
この象牙細工も。
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このお皿も可愛い・・・

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肩の力を抜いて、ドップリと中世に浸れるオススメの美術館です。

バルジェッロ国立美術館
毎月、第1、第3、第5月曜日休み
開館時間 8:15-17:00
現在は、フラッシュなしの写真撮影OKです(前はダメだった様な・・・)

<お知らせ>
今週発送分のお椀&スプーンセット、その他の商品をお待ちの皆様、昨日、発送が完了しました。最近、非常〜に早くて(笑)こちらの予想を裏切って頑張っているイタリア郵便局の国際小包ですが、イタリアは6月2日が祭日なので、もしかすると数日遅れての到着になるかもしれませんが、来週末または、再来週頭には届くと思います。明日、皆様に発送番号をメールします。

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by lacasamia3 | 2015-05-29 06:24 | フィレンツェという町 | Comments(5)
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ルッカからの帰り道、フィエーゾレに寄りました。
フィレンツェからはサンマルコ広場の教会の右側にあるバス停から、7番のATAFバスで行く事ができます。

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ローマ時代の街としてフィレンツェが誕生する前に、ここには既にエトルリア人の街がありました。エトルリア人は山の上、ローマ人は川のそばに街をつくります。
フィエーゾレには、浴場、神殿、劇場をセットにした古代遺跡群が残っています。
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トスカーナの自然をバックに見るローマ遺跡もまた面白いものです。
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そして、共通券で入れるバンディーニ美術館には、私が大好きな、ブルネッレスキの聖母像があります。1405年から1410年頃に作成されたこの像は、ブログでも何度かご紹介しました。
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前から見て、それから横から見るのが好き。
正面から見ると、これ程の奥行きを感じるのに、実際にはこんなに薄いのです。ブルネッレスキの力量を感じる作品です。
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この後、へいこら坂を上って、サン・フランチェスコ教会へ行きました。
ミケランジェロ広場はフィレンツェを挟んで反対側。フィエーゾレからの眺めは、フィレンツェ全体を眺めるような感じです。サッカー場も見えるんですよ。
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静かな小さな修道院です。
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奥に入って行くと中庭があり、更にその右手、階段を下りると、宣教師達がアジアやエジプトから持ち帰った古いものが展示されています。早足でミイラの横を通り過ぎ(爆)、更にその奥には、小さな礼拝堂があります。
いつもはココまで入る事はなかったのですが、素晴らしいステンドグラスを見つけました。1対になっていて、この反対側には、聖ガブリエルが受胎告知のお告げをしているというシーンです。

ちょっと街を離れて、フィエーゾレで静かな気持ちになるのも良いかも。



フィエーゾレにはサンマルコ広場の教会の右手のバス停から7番のバス(始発から終点)で行く事が出来ます。切符は、広場の中にあるバスの小さなオフィスに自動販売機があり、また、紫色のベストを着たお爺ちゃんも切符を売ってくれます。バスに乗ったら、ガチャンと刻印しましょう。
往復分2枚買っておくと良いかも。

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by lacasamia3 | 2015-05-12 23:30 | フィレンツェから日帰りで行く町 | Comments(3)

フィレンツェ散歩

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今日の朝、我が家はどっかりと雪が積もっていました。
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でもフィレンツェはお天気。そんな事もあります。
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2月のフィレンツェは本当に空いていて、ウフィツィ美術館も全く行列なしです。ゆっくりとイタリアで美術館を楽しまれたい方には、1月半ばから2月半ばまでがお勧めです。その後は少しずつヨーロッパ中からの修学旅行生が増えていきます。
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フィレンツェの大聖堂。
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クーポラもジョットーの鐘楼もガラガラです。
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でもフィレンツェ中央市場のバローニは冬休みでした(残念!)。かわりにペリーニで味見三昧。
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新市場のイノシシの鼻はツルツル。フィレンツェの縁起モノです(笑)

明日からはいつものノンビリブログに戻ります。

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by lacasamia3 | 2015-02-08 06:01 | フィレンツェという町 | Comments(2)
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先日、フィレンツェで、ちょっと時間が空いたので、前から行きたいと思っていた「フィレンツェ貴石加工美術館」を訪れました。
本当に小さな美術館ですが、手仕事がお好きな方にはお勧めの場所です。


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メディチ家コジモ1世の代から、フィレンツェで始まった貴石加工業は、その後、発達し、フェルディナンド1世の代に、Opificio delle pietre due (貴石加工所)が正式に設立され、当時、フィレンツェの大きな産業となります。世界中から珍しい石を集め、それを使ってテーブルセンターや、装飾画などを制作していました。
現在でも、規模はかなり縮小しましたが、この技術を継承して制作を行なっている工房がまだいくつかフィレンツェにあります。


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まず先に見ていただきたいのは、2階部分にある貴石のサンプルと、作業机や道具の展示。


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これらから出来ているかと思うと、完成品は、信じられないほど素晴らしく思えます。基本的に世界中から集められた「石の色」なのです。


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このテーブルは、メディチ家滅亡後、トスカーナ、フィレンツェを継承したロレーヌ家の時代の作品。


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この頃には、技術もかなり進歩し、完成度が上がります。


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個人的には、コジモ1世の時代の、職人達が試行錯誤していた作品が好き。
道具に頼らない素朴な味わいがあります。

小さいけれど、ノンビリ楽しめる美術館です。

フィレンツェ貴石加工美術館
Via Alfani, 78 Firenze
月曜日~土曜日 8:15-14:00
入場料 5ユーロ

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by lacasamia3 | 2012-11-18 02:33 | フィレンツェお薦め処 | Comments(9)
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「涼む」というかなり不純な目的で入場した、フィレンツェのドゥオーモ博物館ですが、今回は意外な発見がありました。
この博物館の目玉であるギベルティの「天国の扉」は現在修復中で見ることが出来ず、中庭も、現在展示スペースを新たに作っているためにクローズしています。
所が、今回、6年間にわたる修復が終わり、今年の6月から新たに一般公開された、洗礼堂の銀製祭壇を見ることが出来ました。
いや~、巨大な祭壇です。
1366年にフィレンツェの商業組合の発注により、制作が開始され、完成したのは100年以上後の、1483年!合計200キロの銀を使用した、かなり大きな作品で、複数のアーチストがそれぞれのパネルを作成します。


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是非見ていただきたいのは、向かって右脇の、アンドレア・デル・ヴェロッキオの「聖ヨハネの斬首」


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ちなみに、この博物館では、珍しく、写真撮影がokなんです。一部、絵画のコーナーはフラッシュ禁止ですが、心置きなく写真が取れる博物館です。
これは、聖ヨハネの殉教を表したシーンです。


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修復中の様子もパネルで少し展示されていました。
ヴェロッキオのパネルは、人物の部分がお人形のように独立していたそうです。
特に、跪いた聖ヨハネは、ほぼ360度裏側まで造り込まれていたそうです。


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何処まで拡大してもパーフェクトな細部の作り込みは、素晴らしいです。


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このクネッとした人物の仕草とか、古代ローマ兵士の甲冑(でもちょっとルネサンス風でもあるかも)の細部装飾とか、本当に私の好み!
きっとヴェロッキオが生きていたら、話が合うだろうなと勝手なことを思いつつ、美しい祭壇に魅せられたのでした。
ここは、金属に詳しいアントネッロと、また一緒に訪れてみようと思います。

ドゥオーモ博物館 Museo dell' Opera di Santa Maria del Fiore
月曜日~土曜日 9時~19時
日曜日 9時~13時45分
入場料 6ユーロ

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by lacasamia3 | 2012-08-12 04:10 | フィレンツェお薦め処 | Comments(7)
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暑中お見舞い、じゃなかった(笑)、残暑お見舞い申し上げます。

昨日は、午後のチェックインが2件と用事がいくつかあったので、、フィレンツェに行っていました。
今のフィレンツェ、本当に暑いです。いつも行くバールでお昼を軽めに食べ、水分を補給しながら、街の中を移動。でもあまりの暑さにたまりかね、涼しさと静けさを求めて(笑)、ドゥオーモの裏手にある、私が大好きなドゥオーモ博物館に避難しました。

座るところもあって、人も少なく、ご機嫌な博物館。館内にかかるクラシック音楽が癒してくれます。
ここには、ドゥオーモと洗礼堂に収められていた美術品、装飾などのオリジナル作品が収蔵展示されています。
大好きなドナテッロとデッラ・ロッビアの1対のカントーリア(聖歌隊席)も素晴らしいのですが、それについてはまた書くとして・・・



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1300年代前半に活躍した偉大な彫刻家アンドレア・ピサーノの装飾パネル。ジョットーの鐘楼の外壁に取り付けられたもので、当時の職業(アルテ)を活き活きと表しています。
これは薬学。


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これは建築。
どこかで見た様な・・・。何となく足場の組み方とか、煉瓦の並べ方に注目してしまいます(爆)


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そして昨日は、1年ぶりに大学の恩師に再会しました。そして、ご本人から、去年、高階秀爾先生と共著で執筆された本を頂いてしまいました。遠山公一先生、有難うございます!


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大事に少しずつ拝見します。
有名な作品だけでなく、結構マイナーな作品も取り上げられている所が、先生らしいです。そして、文章に作品に対する愛が込められています。私が大好きなコスメトゥーラのピエタも取り上げられています♪
この本では、後期ゴシック、初期ルネサンス、盛期ルネサンス、マニエリスム、ヴェネツィア派、北方ルネサンスのそれぞれの作品を合計101点紹介しています。

フィレンツェの美術館や教会に所蔵されている作品も沢山あるので、この本を持ってフィレンツェにいらっしゃると楽しいと思いますよ。

「ルネサンスの名画101」
高階秀爾・遠山公一編者
新書館2011年12月1日発行 本体2000円+税


ルネサンスの名画101 (ハンドブック・シリーズ)

新書館




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by lacasamia3 | 2012-08-10 16:16 | Comments(4)