フィレンツェ田舎生活便り2

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フィレンツェで山暮らしをするchihoの田舎便りです。フィレンツェの街歩き情報、イタリア風家庭菜園、お勧めレストラン現地情報、日帰りで行ける街の情報など。フィレンツェの滞在型アパートの紹介サイト「ラ・カーサ・ミーア」を運営しています。

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文房具屋のカティア

先週の金曜日は夕方、ユキちゃんの幼稚園のお友達、ロレンツォ君のお誕生日会でした。
子供たちが、夕方、幼稚園から戻って来たあと、16:30から簡単なおやつ会といった気軽なものでした(連れて行く親としてはとっても気が楽なスタイルです)。
さて、プレゼントをどうしよう?と思いながら、結局、直前まで用意ができなかった私、「そうだ!カティアの文房具屋さんに何かあるかもしれない」と、行きがけに村で唯一の文房具屋さんに寄りました。半径10キロ以内で唯一の文房具屋さんであるこのお店は、ごちゃごちゃと商品が並んでいる「田舎の文房具屋さん」という見かけによらず、結構繁盛しているのです。私も何度かコピー用紙やプリンターのインクを買いに走ったことがあります。
カティアはこの文房具屋さんで働きながら、朝は園バスの引率のアルバイトもしているために、子供たちに大人気です。そしてそれぞれの子供のことをよく知っている!
「カティア、お誕生会に呼ばれたんだけど、プレゼントになるようなものある?」と私が聞くと、彼女は、「誰のお誕生会?」と聞き返しました。「ロレンツォよ。」「あ~ロレンツォね。さっきラウラのマンマもプレゼントを買いに来たわよ。ロレンツォにはねえ・・・・」とごそごそ店の奥のほうに行ってしまうカティア。荷台がついたトラクターの玩具を大小数台もってきました。どれも数ユーロの手ごろなもの。「ロレンツォはトラクターとか、シャベルカーが好きなのよ」。なんだかとても説得力があります。
結局、荷台がついたトラクターを選んで包んでもらいリボンを飾ってもらいました。
さて、ロレンツォは皆からのプレゼントに大喜び。で、包み紙は全く別なのですが、どの包みにも良く見ると、カティアの文房具屋のシールが貼ってあります。そっか~、皆、カティアのところに寄ったのね。包み紙の模様をそれぞれ全く別にして、リボンの色まで変えている。そして、玩具同士がかち合うことなく、しかもロレンツォの好みをそれぞれ押さえている!
こういうサービスは、田舎の文房具屋ならではです。

カティアの文房具屋は今日も繁盛!

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# by lacasamia3 | 2006-06-12 18:43 | トスカーナ山暮らし | Comments(12)
本サイト、ラ・カーサ・ミーアの方へお問い合わせを頂いているお客様の中で、メールサーバーとしてaolをご利用の方(メールアドレスが、 ~@aol.com のお客様)へ、現在、当方からのご回答メールが送信できないという問題が発生しています。
他のメールサーバーのお客様にはメール配信が通常通り行われているので、aolの問題だと思いますが、お心当たりのある方はお手数ですが別のメールアドレスをお知らせ頂けます様、宜しくお願い致します。
# by lacasamia3 | 2006-06-11 00:24 | フィレンツェでアパート滞在
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とっても個人的な話ですが、最近読んだ本について書きます。
日本では余り本を読むことがなかったのですが、イタリア語で本を読むようになって、すっかり読書が趣味になりました。趣味といっても昼間、ゆっくりと本を読む時間はないのですが、夜寝る前にいつも本を読みます。もともとアントネッロが寝る前に本を読んでいたことから、私にも移ったこの習慣ですが、最近はユキちゃんも寝る前に、ベットの中で「トポリーノ(ミッキーマウス)」のコミックスを一人でじっと読んでいます(笑)。
さて、イタリア語で本を読むようになってから10年間、ジャンルを問わず雑読派の私が珍しく3回読んだ本があります。それがコレ、"Cent'anni di solitudine"「百年の孤独」ガブリエル・ガルシア・マルケス著です。イタリア語で読むと、中米、南米文学にすっと入れるのは、同じラテン語という共通点があるからでしょうか?原文が伝える文のリズムや状況描写がより直接的に伝わってきます。本当は、スペイン語で読むのが一番良いのでしょうね。
さて、何故私が3回この本を読み返したかというと、それはこの作品の魅力に惹き付けられただけでなく、家計図を作るのに2回挫折したからなんです。なにせ、子沢山の家族、ブエンディーア家の100年の経緯を追った大作(約500ページ)なので、登場人物の数が並みではなく、皆、父親やおじいさんの名前を継ぐ為に、同じ名前の登場人物が多い!しかも、家族の男性陣を広い心で受け入れる村の娼婦が一人いて、またその子供が生まれたり(家系図崩し)・・・最初は、子供の誕生の度に、ノートに名前と特徴を記していたものの、余りの面白さに、段々とそれを怠るようになり、2回挫折したんです。そしてやっと3回目、家計図を完成することが出来ました。そして、家計図を作ってみると、この本の面白さが倍増。ひ孫がひいお爺さんと全く同じ正確だったり、同じような最期を遂げたり、別の視点でこの作品を楽しむことが出来ます。
ガルシア・マルケスは1982年にノーベル賞を受賞しています。やっぱり偉大だ!
さらっと読めてしまう本が最近多い中で、じっくりと煮込んだ煮込み料理のような、読んだ後で、呆然としてしまうような(しばらく他の本が手につかなかった)、文学の力を感じさせてくれるような作品です。

お薦めですよ。

"Cent'anni di solitudine"
Gabriel Garcia Marquez
OSCAER MONDADORI 7.80 euro

「百年の孤独」 ガルシア・マルケス著
 新潮社 2940円

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# by lacasamia3 | 2006-06-09 19:01 | 私の本棚 | Comments(19)

イタリアのケーキ色々

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ちょっと、田舎話が続いたので、ここらでフィレンツェの話も。
毎年5月に来る母は、私達が山の家に引っ越してから、せっかくフィレンツェに来ても山から余り降りることがありません(笑)。たまに、フィレンツェに行く時に必ず寄るのが、この、ワインバーでフォッカッチャ屋さんでもあるヴェラッツァーノ。以前から何度かブログで取り上げたお店です。なかなか頑固なお店で、以前、アメリカ人のお客さんがコカコーラを注文したら、「オ~!ノ~!ノン、コカコーラ」とウェイターさんが頭を抱えていたのを目撃しました。コカコーラなど飲まずに、ワインを飲め!という頑固なお店です(笑)。


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さて、コーヒーもなかなか美味しいこのお店で、是非今の時期食べていただきたいのがコレ、グリーンピースのフォッカッチャ。イタリアの甘くて美味しいグリンピースの旨みが引き立っています。恐らく、茹でた、またはオリーブオイルでサッと炒めたであろうグリンピースとフィラデルフィアチーズのようなクリームチーズをパリパリフォッカッチャに挟んだだけのものですが、何とも言えず美味しいのです。


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ショーケースに並んでいるケーキはどれも美味しいですよ♪
フィレンツエではかなり一般的なケーキです。余談ですが、フィレンツェでは基本にこだわり余りケーキのバリエーションはありません。それぞれのお菓子屋さん皆、大体同じ種類のケーキを作り、味で勝負するというわけです。殆どがタルトベースで、ふんわりスポンジ生地のケーキは余り見かけません。バリエーションに富む日本のケーキ屋さんに比べると物足りないかもしれませんが、シンプルで素朴な味がして私は大好きです。
写真左:"torta alla semola"(トルタ・アッラ・セーモラ)。セモリナ粉のケーキ。中にはチョコレートクリームが詰まっています。
写真右:"torta della nonna"(トルタ・デッラ・ノンナ)「おばあちゃんのケーキ」と呼ばれるケーキ。中はカスタードクリームで、上には松の実かアーモンドをのせて、カリッと焼き上げたお菓子です。


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写真左:"torta alla fragola"(トルタ・アッラ・フラーゴラ)苺タルト。ヘタの飾り方が可愛いでしょ?
写真右:"torta al limone"(トルタ・アル・リモーネ)レモンタルト。これは絶品です!レモンの心地よい苦味、酸っぱさがしっかりと利いていて、甘さ控えめのサクサクのタルト生地にとってもよく合っています。


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場所は、ドゥオーモからシニョリーア広場に向かって歩き、オルサンミケーレ教会を右手に見た左手の小道を入った左手、右側にPERCHE'NO というジェラート屋さんがある先の左手です。VINIというたて看板が目印。勿論、ワインが飲めない方でも楽しめますし、テーブルに座らず、フォッカッチャだけサッと食べてコーヒーを立ち飲みすることも出来ます。その場合は、先にお会計をしてレシートを見せて、好きなフォッカッチャをもらいましょう。入り口ではパンも買えますよ。

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# by lacasamia3 | 2006-06-08 17:26 | フィレンツェお薦め処 | Comments(8)