フィレンツェ田舎生活便り2

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フィレンツェで山暮らしをするchihoの田舎便りです。フィレンツェの街歩き情報、イタリア風家庭菜園、お勧めレストラン現地情報、日帰りで行ける街の情報など。フィレンツェの滞在型アパートの紹介サイト「ラ・カーサ・ミーア」を運営しています。

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昨日は、仕事のついでに、母とユキちゃんも誘って、フィレンツェにお出掛けしてきました。
年末のせわしなさは日本と同じですが、小さな街なので、知り合いに会いまくり(笑)、道で呼び止められたり、呼び止めたりと、何人かの友人に今年最後のご挨拶が出来てちょっと嬉しかったです。
サンタンブロージョの市場で、苗屋さんを覗くと・・


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縁起物の"vischio"(ヴィスキオ=宿り木)の枝が売られてした。
(私は手前に写っているニンニクに惹かれたんですが、畑にまだ先日の雪が残っているのを思い出し、断念しました。新年になって、雪が溶けたらもうちょっと植えたいなあ)。


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今朝、大掃除をして、早速、我が家の扉の上にぶら下げました。ヴィスキオの下を通ると縁起が良いのです。
↑嬉しくって、飛び跳ねながら何度も下をくぐるユキちゃん。来年が良い年になると良いね。

2008年は、ブログを通じての出会い、お仕事を通じての出会いなど、出会いの多い年でした。
ユキちゃんも背が一年で10センチ近く伸び(汗)、いろんなことが出来るようになりました。まだまだ赤ちゃんみたいなワガママを言うこともありますが、この1年で随分成長したなあと思います。

ユキちゃんの成長と、私たちの山暮らしを何時も見守ってくださる皆さんに感謝します。
2009年が皆さんにとって幸多き年となりますように。

 
by Antonello, Chiho & Yuki




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by lacasamia3 | 2008-12-31 22:24 | トスカーナ山暮らし | Comments(20)
f0106597_285370.jpg今年の3月から書き始めた「フィレンツェ小話」は、既に1600年代の終わり、そろそろメディチ家終焉の鐘が鳴り始めたようです。
今年最後の小話の主人公は、フェルディナンド・ディ・メディチ(画像左)。
「ひきこもりトスカーナ大公」コジモ3世とパリに逃げ帰った「モーレツ姫」マルゲリータ・ドルレアンの間に生まれた3人の子供のうちの長男です。
母親は彼が幼い頃にさっさとパリへと戻ってしまい、父親であるコジモ3世が3人の子供を育てます。ただ、父親との交流は殆ど無く、共通点を見出せないまま、子供達は成長していきます。特に、音楽、演劇、芸術を愛する長男フェルディナンドと、狂信的な程に宗教へと倒錯する父コジモ3世の対立が耐えませんでした。ピッティ宮殿を修道僧で埋め尽くし、贅沢を嫌ったコジモ3世の政策に反対したフィレンツェ人は、社交的な性格で頭が切れるフェルディナンドを支持するようになります。
道楽息子フェルディナンドを何とか結婚させれば、少し落ち着くのではないか?と考えたコジモ3世は、フランス王家とも近い血縁を持つバイエルン選帝侯の娘ヴィオランテ・ベアトリーチェ・ディ・バヴィエーラを息子の嫁にふさわしいと、根回しをし始めます。問題は、どうってフェルディナンドに結婚に同意させるかでした。そこで、結婚をしなければ、今後の金銭的援助をストップすると宣言します。演劇や芸術を愛し、度々、ヴェネツィアに行き、膨大なお金を使っていたフェルディナンドはそれが出来なくなることを恐れ、結婚に同意します。(余談ですがこの時代、ヨーロッパ中のプリンチペにとって、ヴェネツィアはラスベガスとか夏のリミニの様な滞在先だったんでしょうね。「遊ぶぞ~!」みたいなお年頃の王子様がお供の者を連れて繰り出していたんだろうなあ)


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1689年1月、極寒のフィレンツェのドゥオーモでフェルディナンド(当時26歳)とベアトリーチェ(当時17歳)の結婚式が行われます(寒かっただろうなあ)。ベアトリーチェは一目フェルディナンドに会った時から一目惚れしますが、フェルディナンドは全く花嫁に興味を示さず、新婚当初から、以前と変わらない道楽放題の生活を続けます。
そして、ある年、ヴェネツィアに遊びに行っていたフェルディナンドは、ある貴族の女性から梅毒をうつされてしまいます。
その後、長い闘病生活の末、1713年にトスカーナ大公の位を引き継がず、子供も残さずに亡くなります。ベアトリーチェは、その間ずっとフェルディナンドの看病をし、そばに付き添います(けなげ・・・)。

余談ですが、未亡人ベアトリーチェはその後、ピッティ宮に残り、後年フェルディナンドの弟のジャン・ガストーネの最期も看取ることとなります。

来年になりますが、次回の「フィレンツェ小話」の主人公は次男のジャン・ガストーネです。
日本はもう31日ですね。年末のご挨拶はイタリア時間で明日の31日にとっておきますね。

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by lacasamia3 | 2008-12-31 03:27 | フィレンツェ小話 | Comments(6)

雪景色

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山の我が家では、昨日から雪が降り始め、夜中降り続いたようで、今朝は←こんな雪景色でした。
フィレンツェで仕事があるのに、雪がどっかりと降ってしまった時にはかなり慌てますが、やはり冬の雪景色は美しいです。
雪景色でちょっと思い出したのが、最近アントネッロとテレビで観た映画、「コールド・マウンテン」(ニコール・キッドマン主演)。舞台は南北戦争時代のアメリカ。愛するエイダ(ニコール・キッドマン)を目指し、負傷兵インマン(ジュード・ロウ)が連合軍を脱走し、徒歩で故郷コールド・マウンテンに向かうというラブストーリーです。レネー・ゼルウィガー扮するルビーという人物がとても魅力的です。とっても逞しい女の子で、何だか彼女みたいになれたらなあって思うようなキャラクターです。
実際には、ルーマニアで撮影されたという、ノースカロライナ州の雪景色がとても印象的な作品。当時は雪の中でも徒歩で何キロも歩いて移動することが普通だったんだろうなあなんて思いました。


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↑我が家の逞しい女の子、ユキちゃん(笑)。お隣のGちゃんとずーっと雪で遊んでいました。夕方帰ってきたら手がとっても冷たくなっていました。
今朝はチェーンをつけて下の村に下りていったアントネッロ。チェーン装備は私も得意です。これも山暮らしでの必須科目です。

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by lacasamia3 | 2008-12-30 05:39 | トスカーナ山暮らし | Comments(12)

山のクリスマス

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クリスマスを過ぎてしまうと、日本は一気に、年末年始モードに入るのでしょうね。
イタリアでは、クリスマスの飾りやクリスマスツリーは、1月6日のべファニーアと呼ばれる祭日まで引き続き飾られていることが多いので、何だかずーっとクリスマスを引きずっています。
クリスマスイブは友人と、そしてクリスマスランチは家族で過ごす人が殆どで、その後、年末までいくつかの友人とのディナーをこなしながら、31日は家族、または友人とカウントダウン、そして1月1日のお昼は家族でファミリーランチ。更に子供が居ると1月6日のべファニーアはまた子供を囲んで家族でのディナー・・・と約10日間の胃腸耐久戦が続くのです(苦笑)。
さて、我が家は、イブに食べ過ぎてしまったため、全員一致で、クリスマスランチをディナーに変更しました。
母も負けずに前菜作り。ユキちゃんはその2人の料理人の周りを、エプロン姿でチョロチョロしています(笑)。

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朝から薪ストーブを炊いて、お菓子作り、お料理作りをするアントネッロ。彼にとっては一日中お料理ができる事が幸せな時間の過ごし方のようです。


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ラザニアを作り、シュークリームを皮から作り、りんごのケーキも焼いて、ついでにマーマレードジャムも作っていました。


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左は母作の「前菜3種」。軽く蒸したズッキーニにいくらを詰めたもの、マッシュポテトにスモークサーモンを巻いてケッパーをのせたもの、パイにマッシュルーム+鶏肉のクリームソースを詰めたものです。どれも美味しかった!
右は、アントネッロ作の「手作りラザニア」。具はいたってシンプルに、炒めたひき肉、モッツアレラチーズ、トマトソースです。


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左はアントネッロ作「一口シュー」。上にちょっとチョコレートをたらして、中にはカスタードクリームが入っています。ちょっと焦げているものもありますが、なにせ薪ストーブの薪オーブンで、温度調節は薪の入れ具合という難易度の高いオーブンなので、これでも上出来。

右もアントネッロ作「りんごのケーキ」です。これはユキちゃんのリクエストでした。
最近、ケーキも切り分けられるようになったユキちゃんです。でも、自分の一切れだけは何だかやや大きめなのは気のせい??

豪華な食材が並ぶわけでもなく、お洒落なテーブルコーディネートがあるわけでもないけれど、こうして朝から薪ストーブを炊いて、お菓子やお料理を作りながら、ホカホカの家の中で家族で過ごすのが、山の我が家らしいクリスマスの過ごし方です。

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by lacasamia3 | 2008-12-28 20:58 | 山の食卓 | Comments(29)

寒いです!ブルブル

今、チェックインでフィレンツェに来ています。
寒い~。いや、我が家も寒いのですが、石畳のフィレンツェは、街を歩いていると足元から深々と冷えます。フィレンツェ人も、手袋+マフラー+冬物のコートとフル装備で歩いています。私は母が日本からもって来てくれた「ヒートテック」(ユニクロ製の薄い暖か下着です)でヌクヌク♪
道端で会ったイタリア人の友人に、「そんな薄着で寒くないの?」と言われました(イヒヒ)。
先ほど、母に頼まれたお味噌とお醤油を買いに、VIVIという駅の近くのエスニック食材屋さんへ寄りました。年末は、いろんな国の人が、年越しのためのご馳走の準備をするため、食材を買いに来ます。レジに並びながら他の人の籠を見ると、バナナを買い込んでいる人、春雨と缶詰類を買っている人、しいたけ、みりん、お味噌とお醤油を買っている私等など・・・それぞれの国ならではの食材のチョイスがあって面白いです。で、待ち時間が長くなるとお隣の人の籠を覗き込みながら、「これ、どうやって食べるの?」なんていう話をお互いにするのも、何だか年末、このお店で良く目にする光景です。
それぞれ、ちょっと外国語なまりだけれど、共通語のイタリア語で"AUGURI !" (アウグーリ=「良いお年を」みたいな年末の挨拶です)と笑顔で言い合います。

全世界の人にとって、終わろうとしている2008年、そして始まろうとしている2009年。
何だか、せわしない街中で、ちょっと2009年への希望を共有したような、そんな瞬間でした。

まだ、クリスマスランチ(結局、ディナーになったんですが)記事もアップしていないのに、年越しモードになっています(笑)。

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by lacasamia3 | 2008-12-28 02:22 | フィレンツェという町 | Comments(8)
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いつものことながら、クリスマスの朝はドキドキのユキちゃん。
毎年のことなのに、一年を振り返り、もしかしてサンタさんがプレゼントを持ってこないんじゃないかな?って不安になるらしく、何度も「良い子になるように頑張ったんだけど、サンタさん、見ててくれたかなあ?」(一応、努力だけはしたようです・笑)なんて聞いていました。
そしてクリスマスの当日の朝、ツリーの下に突進するユキちゃん。
「あった~!」。プレゼントがありました。
「シールが沢山ほしいです」というユキちゃんのお願いは叶えられ、袋には素敵なシールが沢山入っていました。
Kちゃん、Tさん、可愛いシールをどうも有り難うございました♪


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↑この嬉しそうな顔。
「私の人生の中で一番素敵なクリスマスになったわっ!」と言っていました(人生って・・・まだ6年間ですが・笑)


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↑これはアントネッロから母へのプレゼント。手作りの額縁です。
どうも最近、帰りがちょっと遅いと思ったら、これを作っていたのでした(豆だ~)。黒檀という黒い木と白木を組み合わせて作ったそうです。


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私から母へは、Touring Club Italianaのトスカーナの地図。
6年前、妊娠8ヶ月位の頃に、母と私がそれぞれ1台ずつ車を運転し、サンジミニアーノからエルバ島に行ったことがあります。
来年あたりにまたトスカーナのドライブをもくろんでいる母へのプレゼントです。

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by lacasamia3 | 2008-12-26 23:08 | トスカーナ山暮らし | Comments(19)

イブに食べるペットレ

もう既にクリスマス当日の夕方なのですが、ブログ記事はまだまだイブです(笑)。
イブは、ユキちゃんのお友達Eちゃん宅で、ディナーでした。Eちゃんのパパとママはアントネッロと同じプーリア出身で、たまにこうして一緒に食事をするのです。今回のメニューは勿論、プーリアでイブに必ず食べる"Pettole"(ペットレ)。かなりゆるめのパン生地を丸くしてオリーブオイルで揚げたものです。塩味の揚げドーナッツと言った感じですが、食感はモチモチしています。
クリスマスランチがご馳走尽くめなので、前日のイブは軽く食べておこうと言うことでペットレなんだそうですが、軽いかなあ・・・?プーリア人にとっては「軽い」メニューなんでしょうね(笑)


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アントネッロはこの日仕事だったので、私が生地を用意し、発酵させてEちゃん宅にもって行き、そこで揚げることにしました。以下は、昨日の朝、私がプーリアの義母さんに電話で聞いたレシピです。
セモリナ粉1に対して強力粉2の割合で、800gの粉を用意します。塩を小さじ1杯加え、ぬるま湯で溶かしたキューブ状のビール酵母、ぬるま湯を加えて混ぜます。(パン生地というよりもかなりトロトロでした。)2~3時間発酵させればOK


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中に入れる具は、黒オリーブや水で戻した塩タラ等。丸く拳骨で絞り出すようにして油に落としていきます。具なしも美味しいですよ。


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注意するのは、生地のゆるさと、油の温度。生地は、かなりトロトロが良いです。油は中ぐらいの温度。爆発することもあるので、網か、蓋を被せると良いですよ。

ペットレは、揚げている間につまみ食いをするのが一番美味しいのです(笑)。Eちゃんパパ、ママもキッチンにやってきては1個口に放り込んで、またリビングに戻ったりしていました。
いや~食べた、食べた。何個食べたか判らないくらいです。↑の写真右の手前が塩タラ入りのペットレ。
ユキちゃんとEちゃんは、けんかをしたり仲直りをしたりの連続(苦笑)。でも結局仲が良いんですけれどね。母も、ユキちゃんがお友達と楽しそうに遊んでいるのを見れて嬉しそうでした。
今年は、楽しいクリスマスイブとなりました。

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by lacasamia3 | 2008-12-26 03:21 | 山の食卓 | Comments(8)

2人のコックさん

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昨晩、キッチンに降りていくと、↑こんな風にアントネッロと母が一緒にお料理をしていました(笑)。作っていたのは海老シュウマイ。


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日本語が喋れないアントネッロと、イタリア語も英語も喋れない母がどうやってコミュニケーションをとっているのかは謎ですが、いつもこうして一緒にお料理をしています。


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シュウマイを詰めているアントネッロに、母のチェックが入ります(笑)。


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豆男君、頑張りました!


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というわけで、昨晩の献立は、チャーハン、中華風スープ、シュウマイ、ほうれん草の胡麻和え、ブロッコリーのニンニク炒めでした。
どれも美味しかったっ!
「あ、ユキちゃん、一人でシュウマイ食べすぎ」(アントネッロ)

今、フィレンツェはクリスマスイブの夕方、日本はもう25日クリスマスですね。私たちはこれから、ユキちゃんの同級生のEちゃん宅で、ペットレという揚げドーナッツディナーをする予定です。明日の25日のランチはいつもの通り、家族で家で過ごします。

皆さんも楽しいクリスマスをお過ごしくださいね。
BUON NATALE !

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by lacasamia3 | 2008-12-25 01:57 | 山の食卓 | Comments(20)
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日本から母がこうして年に2回のペースでフィレンツェに来るようになって10年近くが経ちました。
さすがに、最近では、始めの頃のようにフィレンツェをくまなく周ることはなくなり、山の家に篭って和食を作ったり、ユキちゃんと遊んだりするのが楽しいようで、2週間の滞在中、フィレンツェの街に下りることは結構少なかったりします。それも、私がフィレンツェで仕事の時に一緒についてきて、慌しくまた山に帰る、なんていうパターンです。
今回の母の滞在中には、ちょっと私も時間の余裕があったので、母の「フィレンツェで行きたいところ」「フィレンツェで食べたいもの」を一緒に楽しむことにしました。


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まず、母がフィレンツェに来ると必ず寄るのがサンタマリアノヴェッラ薬局。母がポプリと香水を購入している間に、私とユキちゃんは奥にある小さな博物館を覗いてきました。
↑博物館の一角にあった素敵な椅子。待合室に使われていたのでしょうか?S字型の肘掛が素敵です。


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私が何時も楽しみにしているのが、薬草などについて書かれた書物の展示です。毎回訪れる度に違うページが開かれていて、思わず覗き込んでしまいます。
この日は、↑こんな面白い書物が展示されていました。

NUOVA TARIFFA FIORENTINA DEI PREZZI DEI MEDICINALI SEMPLICI E COMPOSTI.....
...DELLA FARMACIA ....
E CORRETTA, ACCRESCIUTA E RISTAMPATA CON APPROVAZIONE E GRAZIA DI SUA MAESTA'IMPERIALE
FRANCESCO III GRAN-DUCA DI TOSCANA
...MDCCLXI

要約すると、
「調合薬、及び薬の新料金表(新しいプライスリストだったんですね)
修正、値上げ(値上げしたのね・汗)、再版済み、トスカーナ大公フランチェスコ3世により承認済み
1761年」

真ん中の紋章はハプスブルグ家の紋章である「双頭の鷲」です。

このトスカーナ大公フランチェスコ3世と言う人物は、メディチ家が絶えてしまい、その後、トスカーナ公国を支配下に置いたハプスブルグ家のフランツ3世シュテファン(後のフランツ1世)です。ウィーンのマリア・テレジアの夫で、フランス王妃マリーアントワネットの父親でもあります。
トスカーナ大公になったものの、ウィーンに居住していたため、殆どフィレンツェには滞在しなかったそうですが、様々な書類に彼の名前が残っています。
この薬局は1600年代からトスカーナ大公のお墨付きの薬局だったんですもんね。


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さて、すっかりお腹が空いてしまい、機嫌が悪くなり始めたユキちゃんを引きずりながら、向かったのは、母が大好きな石釜フォカッチャ屋さんヴェラッツァーノです。フォカッチャ屋さんとはいえ、中はとてもお洒落なワインバーなのです。
ここでいつもの、tagliere di focaccia ( タリエーレ・ディ・フォカッチャ)という具入りフォカッチャの盛り合わせを注文しました。


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好物の生ハムのパニーノを頼んだユキちゃんも、味見をしようと手を伸ばしています(笑)。
母も私もグラスワインを1杯ずつ飲んで、すっかり体が温まりました。コーヒーもとても美味しいんですよ。


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この後、ストロッツィ宮殿の企画展「マリア・ディ・メディチとカテリーナ・ディ・メディチ展」に行きました。
最後の仕上げは、ドゥオーモのすぐそばにあるジェラート屋さん「グロム」へ。
ユキちゃんはいつもの、チョコレート&卵クリーム味。母は、ピスタチオ&コーヒー。


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私は、ホットチョコレートに生クリームをのせてもらいました。程よい甘さで、美味しかった!
何とも幸せ~な気分になったフィレンツェでの1日でした♪
母が帰る前にもう一回ぐらい、フィレンツェに来れるかな?

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by lacasamia3 | 2008-12-24 06:31 | おばあちゃんの旅便利情報 | Comments(14)
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今回も母は日本から沢山の食材を持ってきてくれました。母に食材やユキちゃんへのプレゼントを託けてくださった方々に大感謝です。個々にお礼を差し上げたいと思っていますが、まずはこの場で、感謝の気持ちをお伝えします♪
日曜日のお昼は、きつねうどんとウナギのせいろ蒸しでした。
↑アントネッロのこの嬉しそうな顔(笑)。どちらも彼の大好物です。


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Kちゃんから頂いた半生タイプの讃岐うどんに、母が持ってきた京都の油揚げを煮て、上にのせました。美味しかった!ウナギのせいろ蒸しは、昔アントネッロと祖母と3人で川下りをした思い出の地、柳川のものです。毎年お歳暮に鹿児島の叔父から東京の母の所に届くのですが、母がフィレンツェに行くと聞いて、早めに送ってくれたのでした。M叔父さん有難う~。
ちなみに母は今回、うどん用のどんぶりも手荷物で運んできたのでした。


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ふうふう
ズルッ


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ゴクゴク(あ、汁まで全部飲んでる・笑)。

日本の食べ物の中では、殆ど苦手なものがないアントネッロ、今回の母の滞在を心待ちにしていたのでした。今日の献立は何かな?

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by lacasamia3 | 2008-12-23 00:35 | フィレンツェで和食を作ろう♪ | Comments(30)