フィレンツェ田舎生活便り2

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フィレンツェで山暮らしをするchihoの田舎便りです。フィレンツェの街歩き情報、イタリア風家庭菜園、お勧めレストラン現地情報、日帰りで行ける街の情報など。フィレンツェの滞在型アパートの紹介サイト「ラ・カーサ・ミーア」を運営しています。

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ナスのアク抜き機

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一昨日、アントネッロは↑こんな物を嬉しそうに工房から持って帰ってきました。
左側にあるのは、先日ナスのあく抜き用に持って帰ってきた重しです。


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組み立てるとこんな感じ。重石の円周と樽の円周が丁度良い具合に合っていて、はまるようになっています。丸い円盤には穴が開いていて、ナスの水分が流れ出るようになっています。
切ったナスに塩をして、重ねて円盤と円盤の間に挟むようにし、重石を上にのせて1時間・・・。

ホラっ。なすがじんわりと汗をかいてきます(笑)。下のお皿に茶色いお水が出ているのが判りますか?お水と一緒に、塩とあくも出てしまいます。

昨日のアントネッロの心理としては、

「ナスのアク抜き機が完成した」→「試してみたい」→「ナスの網焼きをしたい」→「火をおこすならバーベキューを食べたい」→「肉屋に寄ろう」

だったようです。

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覚えていますか?去年の夏だったかな?アントネッロが作ったバーベキュースペースです。
骨付き肉は、"rosticciana"(ロスティッチャーナ)と呼ばれるスペアリブです。サルシッチャとパンチェッッタは一口サイズにして、これまた一口サイズに切ったズッキーニとパンと一緒に串焼きにしました。

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ちなみに、この日に豆男君がマメマメしく焼いたナスは、翌日パルミジャーナというトマト味のオーブン焼きになりました。

畑にもなすが沢山なったので、今年はこのアク抜き機が大活躍しそうです。

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by lacasamia3 | 2008-07-30 19:59 | 親方日記 | Comments(23)
今朝は6時起きでフィレンツェに行ってきました。
眠そうなユキちゃんを起こして、付き合って起きてくれたアントネッロと朝ごはんを食べ、フィレンツェに行きました。
勿論、9時前のフィレンツェでは、何処のお店も閉まっていますが、ウインドーは開いているところが多く、久しぶりに行ったフィレンツェでウインドーショッピングを楽しむユキちゃん。
「ねえ、ユキちゃん、お山と街とどっちが好き?」 と聞いてみました。



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「う~ん。どっちも好き。フィレンツェはこうやって玩具とかお洋服とかを色々見ることができるし」(実はユキちゃんにフィレンツェで物を買い与えたことが殆どないので、ウインドーに並んでいるものは見るものだと思っているユキちゃん・笑)

「でもお山も好きだな。動物とかがいるし、幼稚園のお友達も住んでいるし、眺めが良いし。ユキちゃん、お山を見るのが好きなんだ」

そっか、ユキちゃん、お山を見るのが好きなんだ。
ウルトラマンのように、フィレンツェでは暫くすると時間切れになり、お山に帰りたくなっちゃうユキちゃん。もしかしたらお山の眺めが恋しいからなのかもしれませんね。

最近、雑貨屋さんのウインドーで良く目にするのが↑コレ。

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結構良く出来たマグネットなんです。
イタリアでかなり一般的なお菓子とか洗剤、トイレットペーパーなどのミニチュア。本物そっくりで可愛いでしょ?5.5ユーロとは結構高いけれど、欲しいなあ・・・。
そして、ちょっと気になっているのがこのVESPAシリーズの時計。SERVIZIOって書いてあるところがまた可愛いのです。


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用事をすぐに済ませて、ちょっとお散歩したらすぐ山の家に帰ってきたのでした。

でも、ユキちゃん、たまにはフィレンツェも楽しいでしょ?

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by lacasamia3 | 2008-07-29 22:01 | フィレンツェという町 | Comments(10)
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昨晩は珍しく我が家の食卓に、「魚」が上りました。
魚嫌いのラウラがサルデーニャに行っているので、残ったパオロも呼んで、4人で「魚な夕べ」でした。
私たちが住んでいるエリアではなかなか魚が手に入らないので、お魚料理を食べる機会は結構珍しいのです。肉食人間が多いフィレンツェでは「魚が苦手」という人も結構居るんですよ。
"triglia"(トゥリーギア=メバル)です。フライにしたり、網焼きにしたりするんですよ。


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ジャガイモと、ズッキーニを輪切りにするアントネッロ。
何が出来るのかな?(ワクワク)


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メバルのお腹にレモンの輪切りを差し込んで、ジャガイモとズッキーニと一緒に蒸し器で蒸します。
用意したソースは、イタリアンパセリ+にんにく+オリーブオイル+塩をミキサーにかけたグリーンソース。塩味を結構利かせるところがポイント。このソースはお肉にも合いますよ。


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淡白な味のメバルにグリーンソースが丁度良いアクセントとなり、とても美味しかったです。
鯛でも美味しいかもしれませんね。

先週でサマースクールが終わってしまったユキちゃん。今週は、一日ユキちゃんと仕事をしながら家で過ごすか、ユキちゃんを連れて仕事に行くか(涙)の毎日が続きそうです。
早速、飽きちゃったユキちゃんは、朝から家中の枕やクッションを集めて要塞を作り、ふてくされてその中に篭ってしまいました(笑)。

ううう・・・今週はお互いに我慢比べです(涙)。

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by lacasamia3 | 2008-07-28 22:51 | 密着レポートレシピ集 | Comments(20)
金曜日はサマースクールの最終日でした。
ユキちゃんたちは朝から行き、私たちは夕方4時からオヤツを用意して、幼稚園に行きました。

行くと子供達が口々に、「ねえ~、今朝、妖怪博士フロッロが幼稚園に来てくれたんだよっ!」と叫んでいました。よほど嬉しかったそうです(笑)。


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↑これは、冒険物語の始めに、フロッロが与えてくれたヒントを元に子供達が(かなり苦労して)見つけた「妖怪図鑑」です。下に書いてある「特徴」がなかなか面白いんですよ。
例えば、この緑色の妖怪ゴーブリックスは・・・

「水の妖怪。全身緑色で足は蛙。胴体は水着風。子供達に「魔法のスポンジ」で体を洗ってもらうのが大好き」

何だか、水着を着たオバさん風です(爆)


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そしてコレが「妖怪箪笥」です。
私はてっきり、古い箪笥を使っているのかと思ったら、こんな素敵な、これまた「平面箪笥」でした。

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それぞれの箪笥に紐のようなものが描かれていて、その先に「魔法の鍵」がついています。この鍵は、最初は全くついていなくて、色々な謎解きをしたり、遠足にいったときに森の中で見つけたりしながら1個ずつ子供達が見つけたそうです。鍵を差し込むと、ようやく扉が開き、それぞれの妖怪が出現するわけなんです。ちなみに鍵は、マジックテープでくっ付くようになっています。


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箪笥と一口に言っても、色んなデザインがあってとっても楽しいんですよ。
↑こんな妖怪が登場して「うひゃ~!」って喜ぶ子供達の顔が目に浮かびます。


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←出たっ!妖怪博士フロッロと妖怪のツーショット写真(笑)。
うん、サンダル履きといい、ヒゲといい、外に出したシャツといい、怪しさを十分かもし出しています。4週間ずっと写真とお手紙で子供達と交流していたフロッロ博士が幼稚園に来てくれたことが、子供達にとってはとっても嬉しかったようです。

この日、教室で子供達と遊んでくれたフロッロ博士は、魔法で今まで登場した妖怪たちを幼稚園のお庭に呼んでくれました。子供達がお庭に出ると、妖怪大集合!
大喜びで外に飛び出した子供達が、その後、教室に戻ってみると、フロッロ博士はまた消えて、妖怪箪笥の中に戻ってしまったそうです(笑)。


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ほんの一部ですが、ユキちゃんが妖怪たちを紹介します。

写真左: Triteste(トリテステ)
写真右: Giumbolo(ジュンボロ)


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写真左: Panzerocchio(パンツェロッキオ)
写真右: Gataz(ガタッツ)


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写真左: Gobrix(ゴーブリックス)
写真右: Petris(ペートリス)

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写真左: Tricorno(トリコルノ)

今年も楽しかったサマースクール。先生方、夏の楽しい思い出をどうも有り難う。
山の子供達のために、又来年も来てください。来年は、「小学校の部」
でお会いしましょう。

そしてこの日は、山の幼稚園に通う最後の日でした。
3年間、毎日元気に通った山の幼稚園。名残惜しいけれど、ユキちゃんは9月から下の村の小学校に上がります。また遊びに来ますね。
子供達を見守ってくれて有難うとお礼を言って、山の幼稚園を後にしました。

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by lacasamia3 | 2008-07-27 20:11 | 夏の冒険物語2008 | Comments(18)

夏野菜が本番です!

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遅ればせながら、やっと畑の夏野菜が本番を迎えました。
ここ数日、夜間の気温がかなり低くてトマトがなかなか熟さなかったんです。昼間にどんなに日差しが強くても、夜間の気温がトマトが熟すスピードにとって重要だなんて、不思議ですね。

ともかく、少しずつトマトも赤く熟し始め、ズッキーニ、ビエトラ、カリフラワー、ナス、キュウリ、セロリ、人参、ビーツ、トロペアの赤玉ねぎなどが採れています。コレだけ畑で揃うと、買い物に行く回数が本当に減り、とても便利です。

↑このトマト、大きいでしょ?果肉もしっかりしています。完全無農薬で、肥料は鶏糞とイラクサを漬け込んだ有機液肥+ソラマメとの転作の賜物です。

アントネッロは夕方になると、ユキちゃんのおままごと用の買い物籠を下げて畑に降りてきます。
「今日は何にしようかな?」

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昨日は、ズッキーニとトマトをサッと炒めて、茹でたペンネにあえました。
それに、フレッシュトマトサラダ。切ったトマトに塩とオレガノだけで味付けをしたシンプルなものですが、畑のトマトの美味しさを一番感じる1品です。


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最近、アントネッロと私がはまっているのがコレ、チリソース。
もともと、二人とも辛いもの好きなので、ユキちゃんが生まれる前までは、パスタに必ずペペロンチーノを入れていたのですが、ユキちゃんが生まれてからは、それぞれがお皿に直接、削ったペペロンチーノを加える程度でした。所が、最近、トマトとペペロンチーノを合わせて、弱火でちょっと加熱し、ソース上にしたトッピングにはまっています。

さて、プーリアへ出発まであと一週間ですが、果たして今年第一弾のトマトの瓶詰め作りは出来るのでしょうか・・・?来週の土曜日辺りかな?

トマト君、頑張れっ!

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by lacasamia3 | 2008-07-27 00:41 | フィレンツェで畑 | Comments(8)

音楽好きな妖怪フルフル

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昨日のサマースクールには、妖怪フルフルが遊びに来たそうです。


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音楽好きの妖怪で、フルフルが喜ぶようにと、子供達は↑こんなタンバリンを作ります。

恐らく、工業用の紙ロールの芯を、先生達が手にマメを作りながら一生懸命、1個ずつ切り分けて用意してくれて、その筒にそれぞれ色紙貼り、中に色んな物を入れて、セロテープで蓋をしたシンプルな工作です。

中身は、白インゲン、乾燥グリンピース、レンズマメ、ミニパスタなど(工作に良く乾燥パスタを使うところはイタリアらしいですね)。

コレを振ると、ボンボンと良い音がします。フルフルは喜んで、耳をくるくる回し始めたそうです。耳をくるくる回すフルフルの周りで、タンバリンを持って踊る子供達・・・・。想像しただけで笑っちゃいます。

私が迎えに行くと、一人の男の子がステレオのところにいて、音楽をストップさせたり又再生させたり。DJごっこをしていたようです。子供達は音楽がなっている時は激しく踊り(笑)、ストップすると、いっせいにストップモーションになるんです。
余りに楽しかったようで、帰る時間が来ても、子供達はいつまでも遊んでいました。

今日は、サマースクールの最終日です。
ユキちゃんは、朝からサマースクールに行っていますが、最後のグランファイナルは午後4時からで、親も招待されています。持ち寄りのお菓子とジュースを持って、4時からのフェスタが楽しみ♪ 今年の冒険物語はどうやって完結するのでしょうね?

その後は、お友達のL君の誕生会にも呼ばれているし(汗)。結構ハードな一日だけど、ユキちゃん、思いっきり楽しんでね♪

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by lacasamia3 | 2008-07-25 17:02 | 夏の冒険物語2008 | Comments(4)
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フランチェスコとビアンカの死後、コジモ1世の三男であり、それまでローマで枢機卿であったフェルディナンド(画像左)は法衣を脱ぎ捨て(画像右・笑)、フェルディナンド1世としてトスカーナ大公に即位します。
思えば、エレオノーラ・ディ・トレドとジョバンニ、ガルツィアの3人がピサでマラリアで亡くなったときに、唯一生き残ったのがフェルディナンドだったのです。60歳まで生きたし、この当時にしては生存力がありますよね~。飾り気がなく、寛大だった兄のフランチェスコとは全く正反対の性格だったようで、独自の狡猾さを発揮し(汗)、外交、内政共に、旨く行っていたそうです。


フェルディナンドは父親であるコジモ1世の代から強いつながりを持っていたスペインーオーストリアの影響力からトスカーナを解放させ、フランスとの交流を再開させます。
私も知らなかったのですが、フェルディナンド1世は、フランス王家にお嫁に行ったカテリーナ・ディ・メディチの孫にあたるクリスティーナ・ディ・ロレーナと結婚したんですね。メディチ本家出身のカテリーナと、分家出身のコジモ1世(フェルディナンドの父)は親戚同士だから、かなり血は近いんですけれどねえ(君たち・・・汗)。

1589年に行われた二人の婚礼の時には、ピッティ宮殿の中庭(きっと入ってすぐの柱がある回廊がある部分だと思います)を使って、水深2メートルの水槽作らせ(!)、計20隻の軍船による海戦のイベントが行われたそうです。私は、スゴイっ!と思い、昨晩アントネッロに「いや~フェルディナンドってさ、凄いイベントをピッティ宮殿で企画したんだよね」と言うと、アントネッロ曰く、「あのね、そんなの、とっくの昔に古代ローマ人がやっていたんだよ、チルコ・マッシモとか、コロッセオでさ・・・。スケールが違うぜ。」と軽く言われてしまいました(出たっアンティーコ・ローマおたく・笑)。

確かに、フェルディナンドはローマでの枢機卿時代、膨大な借金を抱えてしまうほどのローマ、ギリシャ彫刻のコレクターだったんですもんね。知らなかったはずはないです。ということは、フェルディナンド、古代ローマからパクった?(笑)。


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フランスからお嫁に来たクリスティーナは、沢山の宝石のコレクションや、当時フランスで流行っていたドレスをフィレンツェに持ち込みます。

現在、ウフィッツィ美術館の第33室に彼女の肖像画があります。
この肖像画の中で、着ているドレスは袖の部分が取り外し可能になっていて、肩の膨らみの部分と大きなボタンで留められているのが特徴で、これが当時のフィレンツェの宮廷の女性達の流行となったそうです。
ウフィッツィ美術館の第33室には、ビカンカ・カペッロの肖像画もあるんですね。今度行ったら、気をつけてみてみようと思います。


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左の画像もクリスティーナです。
良く見ると、脇には沢山の宝石をちりばめた王冠が描かれています。それまで、こうしたタイトルを持っていなかったメディチ家の歴史の中で、コジモ1世以降、"granduca"(グランドゥーカ=大公)というタイトルがつけられるようになり、代々、大公、そして大公夫人(granduchessa)は即位する時に各々の王冠を作らせます。
「即位式」というと、例えば先代や、司教がそれぞれ前の代から伝わる冠をかぶせるということをイメージしますが、コジモ1世以降のメディチ家のしきたりでは、それぞれが自分の冠とともに埋葬されるというものだったそうです。
だから、肖像画に描かれる冠のデザインは人それぞれなんですよ。
↑のフェルディナンドの肖像の中では2種類の冠が描かれていますが、両方とも持っていたんですかねえ?右側のフィレンツェの百合を赤い珊瑚?でつけた冠はデザインが・・・イマイチ(笑)。


ともかく、フィレンツェにいらしたら、ウフィッツィ美術館の第33室、Cristina di LorenaとBianca Cappelloの肖像画は是非チェックしてみてください!

ううう・・・私も見に行ってみたくなってきました(笑)。

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by lacasamia3 | 2008-07-24 17:38 | フィレンツェ小話 | Comments(9)
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最近私がはまっているのが、自家製ヨーグルト作りです。
ご自分でヨーグルトを作っていらっしゃる方も沢山いらっしゃると思いますが、私も先日、お隣のパオロから"fermenti lattici(フェルメンティ・ラッティチ=乳酸酵素)を分けてもらい、ヨーグルトを作り始めました。
作り方もとっても簡単で、何より美味しいんです!酸味は少し強いのですが、毎朝、家族全員で、それぞれジャムを加えて食べています。

乳酸酵母は、オーガニックの食料品屋さんでも売られていますよ。パオロの乳酸酵素はパオロの叔母さん宅から来たものです。

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作り方は至って簡単。
乳酸酵母と、フレッシュ牛乳(lunga scadenza=ロングライフ牛乳ではなく、latte fresco=フレッシュ牛乳です。更に、parzialmente scremato=ライトではなく、interoの方です。こう見ると、イタリアっていろんな種類の牛乳がありますね)、それに、上部を網で覆った入れ物があれば出来ます。

乳酸酵母とフレッシュ牛乳を合わせて、冷蔵庫ではなく、室内のやや日が当たる場所に置いておきます。1日経つと(コレは室温や乳酸酵母の元気具合によって違うのですが)、モクモクと(写真左)リコッタチーズのようになります。コレをザルに上げ、水気をざっときったら、お皿を下に置き、上からへらなのでこします。こうして下に落ちたものがヨーグルトな訳です。

ざるに残った酵素はざっと水洗いして、軽く絞り、再び牛乳を足して、室内で寝かせます。

我が家では、夕食後にこの作業を行って、予め出来上がったヨーグルトを冷蔵庫で休ませます。こうすると少し酸味が取れて、まろやかになるんですよ。

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こうして出来たヨーグルトは朝食だけではなくて、サラダのドレッシングとして使ったり、キュウリのサラダにしたりします。
軽く塩をしておいたキュウリを、ヨーグルト+ニンニクのみじん切り+コリアンダーの葉+パセリ+ミント+好みでクミンを加えて馴染ませれば、美味しいキュウリのサラダの出来上がりです。


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考えてみれば、今までは、毎朝それぞれが1個ずつヨーグルトを食べていたから、家族3人で毎日合計3個のヨーグルトの容器がゴミとして出ていたわけですよね。
所が、コレだったら余計なゴミも出ません。「手作り=ゴミを減らす」ってこと、結構あるんですよね。
そうそう、不思議なのですがbioのフレッシュ牛乳だとbioでない牛乳よりも滑らかなヨーグルトができるんです。乳酸菌君もbio好きらしい・・・(笑)。

←コレは、昨日の晩、キュウリのサラダと一緒に食べたお料理(アントネッロ作)です。
七面鳥のお肉をケッパーやパンチェッタ、パセリと一緒にくるっと巻いてフライパンで玉ねぎと一緒に炒めた彼の得意料理です。美味しかった♪

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by lacasamia3 | 2008-07-23 18:07 | シンプルエコライフ | Comments(15)

トスカーナで海水浴

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先週の日曜日は海に行きました。フィレンツェから、ピサまで無料のハイウェイで行き、ピサの手前で南下し、リヴォルノを過ぎて、更にその下のRosignano Marittimo という小さな村に友人マルタの別荘があるので、そこにお邪魔したのです。フィレンツェからはやっぱり遠い~。我が家のポンコツ車で2時間以上かかりました。
Rosignanoの海は余り綺麗ではないので、再び海岸線を北上し、Castiglioncelloという場所に行きました。岩場は多いのですが、水は結構綺麗で、公衆浴場も割とあります。
プライベートのビーチは、有料だし、パラソルが皆同じ色で、音楽もかかっていて余り好きになれないんです。プーリアでもいつもフリーのビーチに行っています。

さすがに日曜日とあって、結構混んでいましたが、それでも海に入っている人は殆ど居なくて、のんびりと過ごすことが出来ました。
この海岸凄いんです。上の方に線路が見えるでしょ?この高さの場所に県道が通っていて、皆、車は県道に停めます。で、森の中のトレッキングコースを下り、最後に8メートルほどのスゴイ岩場があるんです。荷物を口にくわえて、ロッククライミングな気分です。皆、「ミッション・インポッシブルッ!」なんて叫んでいるし(笑)。ユキちゃんは楽々、降りていました(←こういうの得意なんですよね~)。だから、子供とかお年寄りの姿は殆ど見当たりません。

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最近、プールでは浮き輪なしで泳げるようになったのですが、この日は浮き輪をつけて自分で自由に泳ぎたかったようです。
水着の跡がつくからと、ビキニの上をサッサと取ってしまったユキちゃん(汗)。確かに、イタリアの子供って、ビキニの上はあまりつけていないんですよね。女の子用でも海水パンツの部分だけしか売られていなかったりするし。

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この辺りは、砂浜ではなくて、石です。歩くと痛いんですよ(涙)。
ともかくユキちゃんは大喜び。着いてから帰るまでずーっとお水の中にいました。

「ユキちゃん、あんまりお水に浸かりすぎたらお魚になっちゃうよ~」

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↑コレ、イタリア全国どこの海岸でも良く見る光景。
ちょっと岩場があって、下が深いと、度胸試しのように、男の子達が飛び込みをしています。

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夕方、マルタ宅に戻り、早めの夕食を食べ、渋滞を避けて、Volterra周りで帰ってきました。
車だったら、Volterraのアグリに泊まって、San VincenzoとかCecina辺りの海水浴場まで日帰りで出かけるのも良いでしょうね。トスカーナの田園風景と、海が両方楽しめます。

Castiglioncelloまでは、フィレンツェから夏の間は直通電車も出ていて(そうでなければピサで乗り換えです)、確か駅から一番近い海水浴場まで歩いていくことが出来ます。
昔、学生時代にクラスメイトと海水浴に来たことがある思い出の場所なんですよ。

プーリアの海も良いけれど、たまにはトスカーナの海も楽しいなあと思ったのでした。

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by lacasamia3 | 2008-07-22 17:49 | フィレンツェから日帰りで行く町 | Comments(24)
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先週末は、ちょっとイベントが多かったので、久しぶりに遊び疲れの月曜日です。
土曜日の夜は、我が家の近くのスカルペリーアという小さな村で、日本人のお友達の声楽のコンサートがありました。"Dal Giappone a Castel San Barnaba”と名づけられたコンサートは、村のお城で行われ、フィレンツェに住む日本人の女性声楽家の5人が、モーツァルトやプッチーニなどのオペラのアリアと夏の日本の歌を歌うというものです。
ユキちゃんとアントネッロは、お隣のgちゃんのお誕生会があり、家に残ったので、私は一人で車で行くことになりました。ちょっと早めに出てしまったので、新しく教えてもらった裏道にトライしようと思ったら、トウモロコシ畑の真ん中で迷ってしまい(苦笑)、結局時間ギリギリになってしまいました。

行くと、既にほぼ満席状態で、立ち見の人もいる位の大盛況でした。場所柄、日本人の方の姿は殆どなく、来ていたのは、老若男女、村の人たちばかりでした。座席だけで200席以上はあったような気がします。


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前半は、モーツァルトの「フィガロの結婚」です。

f0106597_17522842.jpgオペラに疎い私ですが、「ふ~ん、オペラって演劇なのね」と改めて興味を持ちました。面白かったっ!"Voi che sapete"など、意外と知っているメロディーの曲が沢山あるんですね。


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ともかく、皆さんとっても上手っ!
顔は日本人で、オペラのアリアを見事に歌い上げるという光景に、スカルペリーアの人たちは、相当驚いたようです。1曲が終わるごとに、拍手喝さいでした。


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そして後半は、日本の夏の歌です。

歌われたのは、夏は来ぬ、しゃぼん玉、夏の思い出、茶摘、七夕様、村祭り、海、我は海の子でした。


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日本の夏の歌の美しいメロディーは心に沁みます。
「我は海の子」なんてやっぱり良いなあ。

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浴衣姿の5人が登場すると、客席では皆口々に"Bellissime !"とささやいていました。

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そして最後は、プッチーニやビゼー、ドニゼッティなどのオペラから、ポピュラーなアリアを3人がそれぞれが歌ってくれました。
プッチーニの蝶々婦人の「ある晴れた日」が歌われると(イタリア語だと、Un bel di' vedremo です)、私の周りに座っていた村のおばあちゃん達が、小声でくちづさんでいました(笑)。プッチーニのオペラはイタリアではかなり大衆的です。田舎のおばあちゃん達が、口ずさむなんて、イタリアらしいなあって思いました。

大喝采で終わった、コンサート。
きっと、村の人たちの心に、日本の美しい夏の旋律が残ったことと思います。


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Chieちゃん、Kazumiさん、Mikiさん、Chikaeさん、Kimikoさん、楽しい夕べを有難うございました♪

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by lacasamia3 | 2008-07-21 18:35 | フィレンツェという町 | Comments(20)