フィレンツェ田舎生活便り2

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フィレンツェで山暮らしをするchihoの田舎便りです。フィレンツェの街歩き情報、イタリア風家庭菜園、お勧めレストラン現地情報、日帰りで行ける街の情報など。フィレンツェの滞在型アパートの紹介サイト「ラ・カーサ・ミーア」を運営しています。

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<   2006年 08月 ( 31 )   > この月の画像一覧

今年の葡萄は・・・

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2週間フィレンツェを離れている間、畑のトマトと同じくらい気がかりだったのが、アグリツーリズモポデーレ・ベッチの葡萄。この農家では、有機でワインとオリーブオイルを作っています。プーリアに発つ前はまだ緑色だった葡萄は帰ってきたら、しっかりとワイン色に染まっていました。今はワインの出来を左右する大切な時期です。8月から9月上旬にかけて、適度に雨が降ってくれて、しっかりと太陽が照ってくれれば、糖度の高い美味しいワイン用の葡萄が出来るのです。


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葡萄が最も危険にさらされるのも今の時期。
8月の夏の嵐では、雹が降ることもしばしば。今の時期に3センチ大の雹が降ってしまうと、葡萄畑は全滅です。
そして、動物。鳥やイノシシ、カモシカは葡萄の熟れ頃を良く知っていて、一度畑に入ってしまうと、再び戻ってきてしまいます。そのため、空砲を鳴らしたり、大きなフィアスコと呼ばれるガラス製の葡萄の瓶を逆さにして棒に刺しておいたり(光に反射して鳥が寄ってこないそうです)、微電流を流した柵で葡萄畑を囲んだりします。ポデーレ・ベッチでも、近くでイノシシを見かけたそうで、この電流作戦を取っています。


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今年は美味しいワインが出来るかな?
今年の収穫はこのまま良い天候が続けば、10月中旬頃だそうです。収穫期が長いオリーブとは違い、ワイン用の葡萄はたった3日で一気に収穫してしまい、天候の変化によって2~3週間もずれてしまうために、正確な日は判りません。
でも、偶然その時期にご滞在が合えば、収穫体験もさせてくれます。私も今年は葡萄の収穫体験をして見たいなあ。
9月末、10月初めに紅葉し始める葡萄の葉とたわわになった葡萄を楽しむのもなかなか良いですよ。

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by lacasamia3 | 2006-08-31 16:58 | フィレンツェのアグリツーリズモ | Comments(16)

帰ったらすぐにアレ

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旅行中、気がかりだったのが、やはりコレ、トマトでした。幸い、仕事の合間に帰宅していたお隣さんのパオロが水遣りをしてくれていたのと、週1回の割合でまとまった雨が降ったために、畑の野菜は皆元気でした。今回は、出発前に、青いトマトを収穫し、家の中で、風通しの良いやや日陰の場所に置いておくという実験をしてみました。これは、良くプーリアの義父さんが使う手。左は、ほんの一部ですが、緑色が濃くなったトマト(白っぽいのはまだ)を収穫して、2週間後に帰宅してみると・・・


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ジャン!完熟トマトになっていました。プチトマトもちゃんと熟れていましたよ。勿論、苗で完熟させるのが一番美味しいのですが、台風が接近している時や、留守にしなくてはいけない時、また、気温が下がってしまい苗ではなかなか熟さない時には便利な方法です。


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眉間にしわを寄せて、真剣に瓶詰めを作るアントネッロ。
そして、大活躍の薪コンロ「ゾッパス君」。


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この大きなアルミの鍋は、イタリアで極一般的な、トマトの瓶詰め用のお鍋です。7月、8月は、家庭雑貨屋さんやスーパーで、一斉にこのお鍋と瓶詰め用の瓶が売り出されます。
水が減ってしまいましたが、本当は瓶の蓋の上、2センチぐらいまで水を入れます。細長い瓶であれば口が小さいので簡単に出来ますよ。この場合は、水の量はなるべく高くでも蓋が外に出ていても大丈夫です。ケチャップの瓶でも出来そうですね。
そうそう、瓶詰めを作ると下に水が溜まってしまうことがありますが、大丈夫ですよ。また、前回のレシピではオリーブオイルを入れると書きましたが、ほんの数滴です。あまり入れると膨張して蓋から出てしまいます。入れなくても構いません。

まだまだ瓶詰め作りは続きます。今年は何本出来るかな?

追伸:沢山のコメントを頂き有難うございます。いつも読むのを楽しみにしています。お返事が遅れていますが、順々にお返事しますので、待っててくださいね~!。

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by lacasamia3 | 2006-08-30 18:30 | トスカーナ山暮らし | Comments(21)

続 プーリア番外編

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これで、ひとまずプーリア編は終了。最後の駄目押し番外編です(笑)。

<おコメ+ジャガイモ+ムール貝=♪>
これは、おまけマンマレシピの、"riso, patate e cozze"(リーゾ、パターテ・エ・コッツェ=直訳すると、おコメ、ジャガイモ、ムール貝)。
耐熱皿やバットに、おコメ、ムール貝、ジャガイモを重ねていき、お水を適量加え、最後に、半分に切ったプチトマトを並べ、ケッパー、パン粉とニンニクのみじん切り、イタリアンパセリを振りかけて、オリーブオイルをたらしてオーブンで焼き上げます。水加減と焼き加減が難しい一品。


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ムール貝から出る旨みをジャガイモとおコメが吸ってとっても美味しいんですよ。レストランではあまり出ない家庭料理です。


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<プーリア野菜「ムリナッツォ」>
この野菜は、プーリアの方言で"mulinazzo"(ムリナッツォ)と呼ばれる野菜。別名ココーメロ。cocomero というと、標準イタリア語ではスイカのことですが、プーリア方言ではスイカはanguria、ココーメロはこの野菜のことを指します。一見すると、掌大の小さなスイカのようですが、皮を剥いて切ってみると中はキュウリ。味は、キュウリよりもやや甘みがありますが、同様に、厚めに切ってオリーブオイルとお塩でサラダとして食べます。この野菜がとっても美味しくて、私は何個もこのまま丸かじりをしていました。今年は植えなかったけれど、去年はフィレンツェの畑でも種から育て、沢山収穫をすることが出来たんですよ。


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<南イタリアとブーゲンビリア>
南イタリアの庭木として良く見かけるのがこのブーゲンビリア。温暖な気候が合うのか、元気に咲き乱れています。鮮やかな花の色が白壁に合っていてとても綺麗でした。
写真右は"citronella"チトロネッラと呼ばれる花。葉と花の香りが蚊除けになるそうで、義母さんはそれぞれの寝室にこの花の切花を飾っています。イタリア版蚊とり線香にもチトロネッラが原料として使われています。

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by lacasamia3 | 2006-08-29 18:02 | ユキちゃんと海2006 | Comments(10)

プーリア番外編

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しつこいようですが、プーリアで撮った写真がまだあるので、ここで番外編。
<馬肉とプーリア>
プーリアでは、昔から馬肉を食べる習慣があります。一方、トスカーナとは違い、ハムやサラミを食べる習慣はありません。これは、サラミやハム類を保管することが出来ない暑い気候によるものなのでしょうね。さて、どんな小さな村にも、必ず、"carne equina"(カルネ・エクイーナ=馬肉)という看板を出した肉屋があります。現在はそうでもないようですが、コレは昔、馬肉と他の種類の肉は同じ店で売ってはいけないという衛生法の名残です。プーリア人は、馬肉を煮込み料理に使ったり、薄切りにして、くるっと巻いてトマトソースで煮込んだりして食べます。レッチェ近郊のサレント地方にいらしたら是非、名物料理"pezzetto di cavallo"(ペッツェット・ディ・カバッロ)と呼ばれる一口大の馬肉の煮込みを食べてみてください。とっても美味しいですよ。ちなみにこの肉屋「ブティック・ディ・カルネ(肉のブティック)」ってすごい名前です(笑)。


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<飲んだ後のブリオッシュ>
ローマ以南で良く見かけるのが「朝まで営業しているブリオッシュ屋さん」。中にカスタードクリームやジャムを挟んだブリオッシュ。イタリアでは朝ごはんとして、カプチーノと一緒に食べます。そしてイタリア人は、夜明かしで飲んだ後、小腹が空いた朝方に、このブリオッシュを食べるんです。う~ん、日本人の私としては、ラーメンかな?


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<揚げペペロンチーノ>
コレは義母さんのおまけレシピ。一見辛そうなペペロンチーノですが、これは、peperone a cornaletti(ペペローネ・ア・コルナレッティ)と呼ばれる辛くない唐辛子。しし唐のような野菜です。義母さんの料理法は、これを素揚げし、お塩を振るだけ。ソラマメのピュレーや、マッシュポテトに良く合う付け合せです。油を使うのが面倒な時は、バットに入れたしし唐にたっぷりとオリーブオイルをまぶしそのままオーブンで焼き上げると、まるで素揚げしたように仕上がります。こうすると少ない油で済みますね。さすがマンマの知恵!塩を振りかけて、トマトソースで煮込んでも美味しいですよ。冷めると美味しさが増す「揚げペペロンチーノのトマトソース煮込み」。


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<海の贈り物>
波打ち際で見つけた、海の贈り物。岩場のちょっと隠れた場所には、こんな小さな貝殻が、完全な形で残っていました。
海草の色って、山の野草の色合いとはまた違い、夏らしい美しさがあります。

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by lacasamia3 | 2006-08-28 18:23 | ユキちゃんと海2006 | Comments(12)

皆が子供に戻る瞬間

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今回、私達が夏休みを過ごしたプーリアの海、アントネッロにとっては小学生の頃から20歳になるまでの間、夏休みを毎年過ごした思い出の場所でもあります。毎年、6月から9月までの3ヶ月間、家族でこの海の家に来て過ごしていたそうで、近所の家に同じように夏休みを過ごしに来ていた、同じ年くらいの子供達といつも遊んでいました。その頃の友人達とはまだ交流があり、ミーノ(写真右)アンジェリカなど、そのうちの何人かは、アントネッロのようにフィレンツェに移り住み、こちらでも付き合いがある友人達です。
そんな友人達もパパやママとなり、子供を連れて夏休みをこの海で過ごしています。もう40代になってしまった「元」子供達ですが、マンマの手料理に舌鼓をうち、海でタコを追いかけたりしている姿は、その当時の少年少女のようです。


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鼻をつまんで、海に元気に飛び込む真っ黒に日焼けした子供達、シュノーケルを着けて、モリを持って勇ましく海に入っていく少年達、バールの前でおしゃべりに夢中な少年少女・・・そんな子供達の姿がアントネッロの少年期の姿に重なります。知り合ってまだ10年しか経っていないけれど、彼が過ごしたそれまでの30年間を垣間見たような気持ちになりました

いつか、「アントネッロの海」が「ユキちゃんの海」となる日が来るのでしょうね。

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by lacasamia3 | 2006-08-27 17:44 | ユキちゃんと海2006 | Comments(20)
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とっくにプーリアでの夏休みを終え、フィレンツェに戻ってきて1週間が経とうとしているのに、まだプーリアで撮り貯めた写真をご紹介しきれていません。あとすこし、プーリアでの話題にお付き合いくださいね。
さて、左は、義母さんの手打ちスパゲティー。パスタマシンで作る手打ち麺は、角が四角くて、コレはこれでまた美味しいのです。相変わらず、大人数なので豪快な量です(笑)。


f0106597_17451232.jpgさて、今回は、前日にフリーザを石釜で焼いた時に一緒に焼いた野菜を利用したパスタです。厚めに切ったナス、ズッキーニ、ピーマン、玉ねぎなど好みの野菜を石釜で焼き(オーブンでも良いですよ)、それを細長く切って、フレッシュトマトとバジル、オリーブオイル、塩、ケッパー、茹でたパスタとあえるだけ。冷めたほうが美味しいので、作り置きをしておくことが出来て便利です。



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写真左: 皮つきのまま丸ごと焼いた焼きナスのサラダ。皮を剥いて、お塩とオリーブオイル、イタリアンパセリで味付けをしました。日本だったら、酢醤油と鰹節をかけたくなりますが、コレはこれでなかなか美味しいですよ。

写真右: 焼き玉ねぎのマリネ。バットに小玉ねぎを並べ、砂糖、ビネガー、オリーブオイルで味付けをして焼いたもの。酸っぱい味と甘みが上手く調和して、何個でも食べられる一品です。詳しいレシピは今度聞いておきますね。


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これは、焼きズッキーニとルッコラを入れたトマトサラダ。この細長いルッコラは、プーリアの畑では雑草のように生えている野生のルッコラです。これがピリピリと辛くて美味しい!2年前にフィレンツェに持って帰ってきて植えてみたのですが、今年は何だか元気がありません。やっぱりプーリアの温暖な気候が合っているようです。
プーリアの家庭料理ではこうして野菜をふんだんに使う料理が多いんですよ。

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by lacasamia3 | 2006-08-25 18:01 | ユキちゃんと海2006 | Comments(13)

フリーザの正しい食べ方

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左の写真に写っている物体、何だと思いますか?ドーナッツ??
実はコレ、"frisa"(フリーザ)と呼ばれるプーリアの固いパンを焼く前の様子です。もちろん、作っているのは義母さんで、これらは義父さんの石釜で焼かれます。生地は、パンの生地と同じ(粉+ビール酵母)なのですが、全粒粉の割合が大きいのが特徴。発酵させた生地を細長く伸ばし、グルグルと2巻きほどします。こうした状態で、再び発酵させ、その後釜に入れます。


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生地に火が通ったら、取り出し、半分に切断します。義母さんは、逆さにした椅子に針金を張って、そこにフリーザを通して半分に割っています。そして、この半分になったフリーザをもう一度石釜で焼くと、左のようなカチカチのパンが出来上がります。2度焼きしているので、何ヶ月も持つ保存食です。このままだと乾パンのように固くて食べられないので、どうやって食べるかというと・・


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まずは、こうして水に浸します。浸す時間はお好み次第。私はカリカリ感が残っているのが好きなので、5秒と決めています。
プチトマトのおしりをかじり、フリーザの表面につぶしながら塗りつけます。もちろん、絞り終えたプチトマトは口に放り込むのがお作法(笑)。


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そして、塩、オリーブオイル、オレガノをたっぷりと振りかけて、「手で」(コレ大事)食べます。
プーリア人は、昔、このフリーザとオリーブオイルの瓶を持って、畑に仕事に行っていたそうです。そっか、トマトは畑にたくさんあるものね。
私が初めてプーリアのアントネッロの実家にアントネッロと行ったとき、夜行列車で行き、クタクタだった私にまず、「遠いところから、良く来てくれたねえ」と義母さんが作ってくれたのが、このフリーザ。なんとも言えない素朴な美味しさがあります。私にとってのプーリアの味はこのフリーザかな。
プーリアではパン屋さんでも売られています。是非お土産に買って、日本でフリーザを味わってみてください。順序は、水に漬ける→トマトをこすり付ける→塩+オリーブオイル+オレガノです。

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by lacasamia3 | 2006-08-25 00:16 | ユキちゃんと海2006 | Comments(6)
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さて、夏休みもそろそろ終わりに近づいてきた頃、アントネッロのおばあちゃんに会いに行きました。今年90歳になられるおばあちゃんの名前は、VITA (ヴィータ)、「人生」という意味です。2年前に96歳でおじいさんが亡くなってから、ちょっと体力が落ちてしまいましたが、まだまだ一人で住んでいて、自宅のお掃除から、身の回りのことも全て自分でされています。家の中もお掃除が行き届いていて、ピカピカ。会いに行くといつも、顔をしわしわにして、笑顔で迎えてくれます。趣味は宝くじ(笑)。
前回、会ったのが2年前だったから、大きくなったユキちゃんを見て大喜びでした。サファリパークの興奮が冷めやらないユキちゃんは、ひいおばあちゃん相手に猛烈トーク。おばあちゃんはそんなユキちゃん相手に、そうかいそうかいと嬉しそうにうなづいていました。
私と話すときは、一生懸命、標準イタリア語で話してくれるノンナ・ヴィータですが、親戚のおばさんが来ると、プーリア弁になってしまいます。これが難解。まったく判りません。でも、どうやらいつも話題は大好物の「キノコ」であるようで、どこに生えているとか、畑に植えてみようとか、そんな話をしています。
一人で住んでいても、近所に親戚が沢山いるので、毎日誰かが来ていて、家の外に椅子を出して通る人を眺めながらおしゃべりをしています。これは、南イタリア特有の光景。


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帰り際に、おばあちゃんがキッチンの奥からなにやら出してくれました。
カーチョ・リコッタだ~。"cacio"(カーチョ)とは南イタリアでチーズという意味で、これはセミハードタイプのリコッタチーズです。いわゆるクリームタイプのリコッタ・チーズとは違い、塩気と酸味があり、トマトソースのパスタに摩り下ろしてふりかけたりします。ノンナ・ビータは薬局で売られている、"caglio"(カーリオ)と呼ばれる牛の胃から取り出したもの(日本語ではレンニンと呼ぶそうです)と、羊飼いから直接買った羊のミルクを使って、自家製カーチョ・リコッタを作っています。アントネッロが大好きなので、いつも帰り際に持たせてくれるのです。アントネッロにとっては、このカーチョ・リコッタをたっぷりふりかけたトマト味のパスタが、「懐かしいプーリアの味」だそうです。

ヴィータおばあちゃん、有難う。
また次回お会いする日まで、お元気で・・・

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by lacasamia3 | 2006-08-23 15:21 | ユキちゃんと海2006 | Comments(10)

ユキちゃんと遊園地

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さて、サファリパークで動物を観察した後は、隣の遊園地へgo!
ちなみに入場料はサファリパーク+遊園地+遊園地の乗り物券5枚+サル山入場券+イルカショーがセットになって、1人19ユーロでした。4歳以下は無料なので、私とアントネッロの分だけ払い、合計で約40ユーロ。親子3人で一日たっぷり遊んでこの値段は、結構良心的だなあ。

まずは腹ごしらえ。朝、おばあちゃんが作って持たせてくれたパニー二をベンチに座ってほおばります。中身は、生ハム+モッツァレラチーズ。特大です(笑)。
ユキちゃんの隣にいるのは、従兄弟のアンドレア君、5歳。


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まずユキちゃんが乗りたがったのは、回転木馬。
「ユキちゃん、これはフィレンツェにもあるじゃない?他のにしたら?」
という私の言葉も聞き入れず、回転木馬に乗るユキちゃん。楽しんでいるから、ま、いっか。

かなり暑かったので、マメに日陰で水分の補給。
ユキちゃんが飲んでいるのは、"granita"(グラニータ)と呼ばれる飲み物。シャーベットにもっと水分を含ませたようなもの。ユキちゃんは、レモン味、私とアントネッロはコーヒー味を飲みました。遊園地のこうした飲み物って、余り美味しくないというのが定説ですが、美味しかった!さすが、南イタリア、グラニータとかコーヒーは手抜きをしません。


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そして、従兄弟達が乗りたがったのがコレ。小さなゴーカートに乗って、がんがん他の車に当てる乗り物。さすが男の子だなあ。ユキちゃんは怖がるかと思い、一応乗りたいか聞いてみると、乗りたいとのこと。アントネッロと一緒に乗りました。
こういう乗り物は日本の遊園地にもあるのでしょうか?日本だったら、ゴツンと当たったら、「済みません」と謝ってしまいそう。皆、お行儀良くグルグル周っていそうだなあ。イタリア人は、わざとぶつかって、楽しみます。ぶつかられたほうもぶつかったほうも大爆笑、たまに皆がぶつかって団子状態になっています。

ユキちゃんが、どのくらい楽しんでいたかというと・・・

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ユキちゃん、大爆笑。アントネッロも本気になっているし(笑)。


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大観覧車にも乗りました。向こうに見えているのは、ファサーノの町。そして緑の部分はすべてオリーブ畑です。アドリア海も見えます。


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ユキちゃんと、二人の従兄弟、アンドレアとルーベンス。
私たち3人だけで行くのではなく、従兄弟達と行ったので、ユキちゃんにとっては楽しさ倍増だったようです。


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結局、空飛ぶダンボ(もどき)、芋虫電車、回転木馬、観覧車、ゴーカート、サル山を楽しんで子供たちのスタミナ切れ。程よいところで引き上げました。
ユキちゃんにとっては初めての遊園地。楽しかったね。

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by lacasamia3 | 2006-08-22 19:14 | ユキちゃんと海2006 | Comments(10)

プーリアと象

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オリーブの木の上で昼寝をするライオン、車の中を覗き込むラクダ・・・

ここは、プーリア州のFasano(ファサーノ)という場所にある、イタリア最大のサファリパークです(というか唯一かも)。
この日、私たちは、アントネッロの妹ステファーニア家族と一緒にサファリパークに行きました。ユキちゃんにとって、野生動物を実際のは初めての経験。普段は、ヤギや羊と慣れ親しんでいるユキちゃんですが、やっぱり象やシマウマを間近で観察する機会に大興奮です。いつか、アフリカで自然環境に生息する象を見せてあげたいなあ(というか見てみたい)。


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このサファリパークが出来たのは30年以上前。アントネッロも小さい頃、お父さんに連れて来てもらったそうです。その頃は、サル山もこうして車で見学をしていたそうで、サル達に取り囲まれて、車のアンテナやバックミラーを分解されてしまったそうです(笑)。今では、サル山は別の場所に移され、厳重な網で防御されたバスに乗って見学をします。


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ミョーにマッチするオリーブの木とラクダ。サファリパークの中にも、樹齢100年以上の巨大なオリーブの木が沢山残っています。


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私はシマウマの鮮やかなシマに感激。シマシマでした(笑)。
ファサーノからアルベロベッロの一帯は、ローマ時代にチュニジアから象を引き連れて進軍しローマ人に脅威を与えたハンニバル将軍が駐留した場所でもあります。当時、80頭の像を引き連れたカルタゴ軍が20年間、このあたりに駐留していたとのこと。アルプス越えをした後で、温暖で平らなプーリアの平原にたどり着き、象たちもさぞほっとしたことでしょう。


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そしてプーリアといえば、食用のダチョウの飼育が最近盛んです。平らな大地で、土地代も安く、温暖な気候がダチョウの飼育に向いているとのこと。「大きいから、盗まれる心配もないしね」(義父さん談)
ちなみに写真右のダチョウは、脱走を図っていました(笑)。
そして、私たちはこの後、隣の遊園地へ・・・

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by lacasamia3 | 2006-08-22 00:57 | ユキちゃんと海2006 | Comments(4)