フィレンツェ田舎生活便り2

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フィレンツェで山暮らしをするchihoの田舎便りです。フィレンツェの街歩き情報、イタリア風家庭菜園、お勧めレストラン現地情報、日帰りで行ける街の情報など。フィレンツェの滞在型アパートの紹介サイト「ラ・カーサ・ミーア」を運営しています。

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カテゴリ:山の食卓( 210 )

12月末にお友達でお料理研究家のりぼんさんが我が家に来てくれました。
来る前に、「天然酵母があったら分けて〜」とお願いされていたのですが、我が家の天然酵母は去年の夏に日本に行った時に、持たないだろうという事で、パンにして焼いちゃったんです。その後はビール酵母でパンを作っていたのですが、やっぱり味が全然違う。丁度、「そろそろクラウディオに天然酵母を分けてもらおうよ」って言ってたところだったのだけれど、りぼんさんに、「ゴメンなさい、天然酵母もうないの」と謝りました。
実は彼女は数年前に、アントネッロがお分けした天然酵母を大切に持っていて、フィレンツェに来るときも大事に持ってきて、アントネッロと言う名前をつけて(笑)大切に育てて下さっていたのです。今回、リフレッシュする為に、新しい酵母が欲しかった様ですが、逆に、リボンさんが大事に育ててくれた酵母「アントネッロ」をくれました。
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わーい。酵母の里帰り。
酵母って、バクテリアが小麦を食べて、お水を飲みながら育ちます。小麦を食べ尽くしてしまうと元気がなくなり、死んでしまうのです。室温に置いておくと活発になるけれど、急激に発酵しすぎて元気がなくなるので、冷蔵庫で保存して、週に必ず1回の割合で可愛がってあげます。食べ物となる小麦粉とお水を与えて捏ねてあげるのです。そのタイミングでパンを焼くのです。
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アントネッロの酵母の可愛がり方は、まずオーガニックの全粒粉を用意し、水を加えて捏ね始めます。酵母はまだ別に置いておきます。この時に絶対お塩は入れてはいけません。

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暫く捏ねて粉と水が十分混ざって生地になったら、そこで初めて、天然酵母を合わせて、捏ねます。
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酵母として残しておきたい分だけタッパーに入れて蓋をして冷蔵庫に戻します。
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残りの生地に更に水を加え、しっかりと捏ねて発酵させ、パンやフォカッチャにするのです。
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昨日はこんな、フォカッチャを焼きました。中に下茹でした黒キャベツとサルシッチャ(イタリアのソーセージ)が入っています。これを切り分けて、冷凍して、来週のアントネッロのお弁当になります。工房にトースターがあるので、それで温め直すらしい。
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冷蔵庫に入れていても、翌日には・・・スクスク。
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更に・・・ズーン。

美味しいパンを作るコツは急がない事。
朝8時に捏ねて、夜8時に焼くという、12時間発酵です。そして、酵母もゆっくり育てる。だから室温や暖かい所で急がせるのではなく、冷蔵庫でゆっくりと育てるのです。

里帰りした酵母アントネッロ、とっても元気です。
リボンさん、有り難う。今度フィレンツェに来た時にはお返し出来まーす♩

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by lacasamia3 | 2016-01-11 03:31 | 山の食卓 | Comments(4)

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我が家の12月8日のお決まりのメニューは「ペットレ」。
ブログを読んで下さっている方はもうご存知の、揚げパンの様なものです。ユルユルのピザ生地をヒョイッと拳で絞り落とすのです。
この感じ、なかなか写真ではお伝え出来ないので、今年は動画で♩


親方、口笛吹いてます(笑)。
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お友達と映画を見に行って、「帰りはパニーノ食べてくるからご飯いらない」なんてつれないことを言っていたユキも、「ペットレあるよ〜♩」と一言言ったら、「私の分、残しといてっ」だって。
ひな祭りのちらし寿司、みたいな、我が家の恒例行事です。
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揚げたてから、ビール片手にチョイチョイつまむのがペットレのお作法。
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バッカラ(塩タラ)とか黒オリーブを混ぜたものも作りました。
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アントネッロがブロッコリーをクタクタに茹でていたから付け合わせとして一緒に食べるのかと思ったら、生地に混ぜ合わせて揚げる!!!これは何だか新しかった。ブロッコリーに衣をつけるのではなくて、ブロッコリーを潰しながら生地に練り込んで揚げます。ブロッコリーの食感は勿論ないのですが、食べるとブロッコリーの香りとツブツブ感があってとても美味しかったです。「うわーこれ、目からウロコ!美味しいっ!」って感激しまくっていたら、アントネッロに、「え、普通こうするでしょ」と言われました。

アントネッロと一緒に住んで15年近くが経つのに、新たな発見がまだまだこの先もありそうな人です。

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by lacasamia3 | 2015-12-10 23:32 | 山の食卓 | Comments(6)

オレッキエッテな気分

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日曜日、起きたら急に「今日はオレッキエッテを作りたい気分」と言い出すアントネッロ。
???
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むくっと起きて、朝ご飯もそこそこに、粉を捏ねてオレッキエッテを作り出す。
途中、友人に「今晩、オレッキエッテを食べるから我が家に集合」とのメッセージを送り・・・
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黙々と作る・・・永遠に作る・・・
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ドーンと7人分!
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ちょっとずつ集めて大事に冷凍していたキノコと豚の三枚肉の塊をグツグツトマトソースで長時間煮込み、ソースにしました。
メインは石窯で焼いた子羊。デザートはビスコッティ。余興はお隣のパオロとユキの親友M君のギター対決。

楽しい夕べとなりました。

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by lacasamia3 | 2015-12-08 06:00 | 山の食卓 | Comments(4)

イタリアで渋柿

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お友達はそれぞれ自分が作ったカボチャを持って帰り、我が家にはユキのハローウィンのカボチャが残ったのでした。
よく見ると、結構怖い・・・

さて、先月から、村の公民館で英会話教室に通っています。近年、仕事で英語を使う機会が増え、そろそろもう一度基本から習い直してみたいなあと思っていたのです。GASの仲間、イギリス人のフェリシティが初級クラスを開くというので、参加することにしました。実は彼女、ユキの幼稚園での英語の先生だったんです。幼稚園では100%英語のみで会話をしていたフェリシティですが、ある時、GASの仲間での食事会に来て、彼女がめちゃめちゃ訛ったトスカーナ弁のイタリア語でペラペラ話しているのを、ユキとM君、D君園児3人が呆然として見ていたという笑い話があります。あれはショックだっただろうなあ(爆)。

話がそれましたが、村のお婆ちゃん達に混じっての英会話教室、笑いが絶えず、1時間40分の授業は毎回あっという間に過ぎてしまいます。宿題もちゃんと出るし、なかなか楽しい。
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昨日はお店で渋柿があったので、久しぶりに買ってみました。
これはもう熟れたもので、そのまま食べられますが、熟れていないものは暫く家の中で食べ頃になるまで置いておきます。
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中はこんな風にトロトロ。スプーンで食べます。
渋柿の美味しさは、イタリアに来て発見しました。日本では食べたことはなかったかも。
フィレンツェの大衆的な食堂では、今の時期、デザートとして、熟れた渋柿を出すお店もあります。

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by lacasamia3 | 2015-11-05 06:17 | 山の食卓 | Comments(10)

手作り赤ワインビネガー

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今日は昨日までの晴天と打って変わって、朝から激しい雨が降っています。
雷が鳴っている訳ではないのに、何度か停電(涙)。一瞬、暗くなって、また電気は点くんだけど、その度にネットのモデムやパソコンの電源が落ちるから、データが消えてしまい困る!!
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我が家の窓際には、かれこれ1ヶ月程、こんな瓶が置かれています。
アントネッロが、庭先になっていた葡萄を絞って、ワインならぬ、ワインビネガーを作っているのです。
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気温が高い日は、かなり元気にボコボコ発酵し、今日の様に寒い日は大人しくしています。近くで匂いをかいで見るとちゃんとビネガーの酸っぱい匂いがしています。
果たしてちゃんとビネガーが出来るのでしょうか?
プーリアの義父さんも、ビネガーを自分で作っています。絞った葡萄をこうして瓶に入れて置いておくだけ。良く失敗したワインのことを「aceto (アチェート=お酢)だっ」て言うけれど、お酢は失敗しないのかな?

発酵を待つのって何だか楽しいですね。
今日は午後からフィレンツェなので、ユキのお昼を作っておかなくては。

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by lacasamia3 | 2015-10-28 19:26 | 山の食卓 | Comments(2)
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先週末の話ですが、15年来の友人達が総勢14人集まり、ワイワイと楽しみました。
ピッツァの生地を仕込むアントネッロ。
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今の時期は焼き栗!石窯で焼いたらホクホクしてとっても美味しかったです。
赤ワイン&焼きぐりは最高の組み合わせ。
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エンドレスで窯から出て来るピザを、皆で切り分けて食べる!
手分けして、生地を伸ばして好きな具をのせて.楽しかったな。

お隣のパオロとラウラにとっても古い友人達ばかりなので、勿論彼らも一緒に。大昔、皆で大きな田舎家を借りて住んでいた頃も、こうやって同じメンバーで食事をしたものでした。
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そして翌朝、片付けものをしながら、1人、先に起きて朝ごはん。
マルタが持ってきてくれた手作りアプリコットジャムのクロスタータの残り物を頂きました。最高に美味しかった!

それぞれに子供が増えて、家族の形が変化しても、会うと昔のままです。

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by lacasamia3 | 2015-10-22 16:51 | 山の食卓 | Comments(1)

寒い夜は玉ねぎのスープ

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今日は雨が降ってシトシト寒い一日でした。
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こんな日は温かいスープが良いな。
という訳で、先日カラブリアから届いたミンモ君の赤玉ねぎを1キロ剥く。これは残りで、コレを10個程剥きました(泣いたよ・・・)
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玉ねぎ1キロをオリーブオイルで炒めて、途中でホールトマト300gを加え、お水を1リットル加えて、ぐつぐつ弱火で1時間以上煮込みます。途中少しお塩を入れますが、かなり煮詰まるので、塩気の調節は一番最後。
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固形スープなんていらない、野菜だけの旨味。最後にお塩を調節して出来上がり。
これにトーストしたパンを添えて出来上がりです。
水気が多くて煮崩れしやすい新玉ねぎの方が作りやすいと思います。今回は赤玉ねぎで作りましたが、白玉ねぎでも出来るかも。最後に上にオリーブオイルとすりおろしたチーズを振りかけて食べます。

プールから帰って来たユキが、「あーやっぱり、玉ねぎのスープだ♩」って。何で判ったの?って聞いたら、帰りの車の中で、親友のM君と、「今日みたいな寒い日は、やっぱり玉ねぎのスープだよね」って言っていたんだと。い、意外な発想(汗)。日本人の私だったら、やっぱり「こんな寒い日はお鍋だよね」とか「豚汁だよね」と思うのに、トスカーナ人は「豆のスープだよね」とか「玉ねぎのスープだよね」って思うらしい。
こういう発想って、育った土地柄が影響するものですね。

そろそろ豆料理の季節だなあ・・・

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by lacasamia3 | 2015-10-02 06:50 | 山の食卓 | Comments(4)

心を満たす食卓

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今日は、フィレンツェで、様々な人の縁を繋ぐ会を主催されているたでひろこさんの「カプチーノ会」の1周年記念のお祝いでした。
今回は、田舎暮らしをして畑をやっている Sawakinaちゃんにオーダーして、ご自宅でサロン形式の食事会となりました。
まずは、手作りのローズヒップの食前酒で乾杯!
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Sawakinaちゃんが作ってくれたお料理は、1つ1つ心が籠っていて、素敵。
材料は全て畑で採れたお野菜です。
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彼女の相棒、ナナちゃんもお客さんへのサービス満点。

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手書きのお品書きの裏には、それぞれへの彼女からのメッセージが書かれています。
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彼女が焼いたスキアッチャティーナ。最高に美味しかった!

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デザートは近くの農家のリコッタチーズ。これに、モストコットと呼ばれる葡萄の絞り汁をトロトロに煮詰めたソースをかけて食べました。
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更にチョコレートケーキも!!

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お腹も一杯だけれど、何だか胸も一杯。
バカンス明けで、ひろこさんつながりのお友達に再会出来て、とても嬉しかったです。ひろこさん、素敵な縁を繋いでくれてありがとう。そしてSawakinaちゃん、心のこもったおもてなし、感動しました。Mさん、ラファエリさん、Momokoちゃん、Ritzcoさん、楽しい時間をありがとう。また皆で会いましょう〜!
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by lacasamia3 | 2015-09-30 05:35 | 山の食卓 | Comments(5)

大勢で晩ご飯

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週末は昼間はフィレンツェのアパートのチェックインが重なり、医療通訳も入り、夜は友人達が我が家に食事に来るという盛り沢山な土日でした。
いつもだと、先約があるとか仕事が入ったとかで、全員揃う事が少ないのに、土曜日は声をかけた全員が出席。大人11人、子供10人の合計21人に加えて犬3匹(笑)というカオスで楽しい夜の宴となりました。
21人でテーブルに座って食事が出来るって凄いよ。ワイワイ楽しかったなー。


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勿論、鍋奉行ならぬ、窯奉行はこの方。
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私がフィレンツェで仕事をしている間に、色々、石窯料理を仕込んでいました。

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ラザニアも石窯で焼くと格別に美味しい。

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GちゃんとAちゃんは偶然、今年同じくらいの時期に、春生まれの子犬を別々の農家から迎え入れ(両方とも雑種の大型犬)、昨日はそれぞれが犬連れでやってきました。
家の中も外も、わーって子供達が走り去ったと思ったら犬達がドタドターみたいな。に、賑やかだったよ(笑)。
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犬のくせに犬が苦手なラーラはいつもの場所から見下ろす(社交性ゼロ)。
沢山喋って、沢山飲んだ土曜日でした♩

今日のフィレンツェは爽やかで快適な9月です。

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by lacasamia3 | 2015-09-07 21:01 | 山の食卓 | Comments(5)

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昨日と今日はアパートへの深夜のチェックインがあります。
最近は、朝到着の便でいらっしゃるお客様が増えて来て、以前程ではないのですが、それでも一番遅い便だと23時30分にフィレンツェ空港に着く方も居ます。

夜、22時40分に空港到着の場合、通常、アパートに到着されるのが23時30分頃、終わるのは午前0時過ぎ。普段は、フィレンツェに住んでいてお手伝いをして下さっている日本人の方にお願いする事もあるのですが、1ヶ月以上の長期滞在のお客様の場合は、可能な時は、出来るだけ直接私が行く様にしています。
昨日は夕方のチェックインもあったので、いつもだったら、夕方のチェックインの後、適当にフィレンツェで食事をして、次のアパートのリビングでノンビリしていたりするのですが、昨日はあるものにつられて、思わず帰宅してしまいました。それは・・・
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ジャーン!石窯ピッツァ。
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ユキの親友M君が泊まりに来ていたので、皆でワイワイピッツァ。
ピッツァ通のM君から「アントネッロ、このピッツァ1切れ10ユーロで売れるよ」というお言葉を頂きました(笑)
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テーブルの上にドーンとバジルの鉢が置いてあって、それぞれで葉っぱをちぎってピザにのせてる。
30分かけて帰宅して、たった2時間の在宅時間で、また再び車でフィレンツェのとんぼ返りでしたが、帰って家族でご飯を食べて良かった。
何となく、赤ちゃんの寝顔見たさに、無理して帰宅するお父さん達の気持ちがわかった様な気がします。
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アントネッロが、いってらっしゃいとエスプレッソコーヒーを淹れてくれました。
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翌朝は、こんな素敵な石窯焼きのビスコッティが迎えてくれました。
家族に支えられているなあと思う今日この頃です。
今晩も、気を引き締めて行ってきます♩

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by lacasamia3 | 2015-08-31 00:42 | 山の食卓 | Comments(8)