フィレンツェ田舎生活便り2

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フィレンツェで山暮らしをするchihoの田舎便りです。フィレンツェの街歩き情報、イタリア風家庭菜園、お勧めレストラン現地情報、日帰りで行ける街の情報など。フィレンツェの滞在型アパートの紹介サイト「ラ・カーサ・ミーア」を運営しています。

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カテゴリ:ユキちゃんと海2007( 26 )

夏休みの終わり

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フィレンツェに帰る日の朝、空港まで送ってくれる義父さんの車に荷物を積み終え、ふと見るとユキちゃんがおばあちゃんに髪の毛を結ってもらっていました。何だか去年もこんな光景があったような気がします。髪の毛をいじられるのが好きなユキちゃんはじ~っと動かずにおとなしくしています。そんなユキちゃんに小声で語りかけているおばあちゃん。何を話していたのかな?

毎年、夏休みでプーリアに来るたびに、「いつかプーリアに住んでも良いかなあ?」と漠然と思ってしまいます。でもきっと、私達が見ているプーリアは一年のうちで一番楽しいプーリアなんでしょうね。アントネッロに「ねえ、プーリアに帰りたくなったことない?」と聞いてみると、「う~ん、そうだなあ・・・フィレンツェからプーリアに帰るとしても、また一からのやり直しだから、何処に行っても同じかな?特にプーリアにこだわる必要はないさ」だって。確かに、18歳で親元を離れて、ナポリを経てフィレンツェの大学に進学したアントネッロは、プーリアの外で過ごした時間の方が段々長くなってきているものね。プーリアには、家族は居るし、美味しい魚や海は恋しいけれど、アントネッロにとっては、トスカーナが自分の居場所になりつつあるようです。


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こうして1年に一度でもプーリアに行き、ゆっくりと過ごすと、少年時代のアントネッロが見えるような気がして、私は嬉しいんです。お互いに日本とイタリアでそれぞれが過ごした年月を、こうして間接的でも後から感じることによって、相手のことがもうちょっと理解できるようになるような気がします。

こうして毎年押しかける私達を温かく迎えてくれる家族に感謝して、来年の夏もきっとプーリアに帰ってくると思います。

楽しい夏休みを有難う・・・

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by lacasamia3 | 2007-08-15 05:39 | ユキちゃんと海2007 | Comments(18)
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プーリアから出発する前の最後の日曜日は、家族全員揃ってのファミリーランチでした。早速、早朝から魚を買いにアントネッロと義父さんと一緒に、車で20分ほど行った場所にあるTorre Corimenaという名前の小さな漁村に行きました。余談ですが、プーリア州の海岸沿いには、こうして"torre"(トッレ=塔)と呼ばれる地名が沢山あります。5キロ~10キロ毎に今も残る海辺の塔は、その昔、サラセン人や海賊の侵略に常に脅かされてきたプーリアならではの防衛設備だったそうです。
さて、この小さな入り江の漁村には4軒ほどの魚屋さんがあり、どこも漁船が裏に停まっていて、魚によっては直売という感じでした。日曜日の朝の魚屋さんは、大賑わい。トスカーナだったら日曜日のファミリーランチは肉のローストだから、肉屋さんが繁盛するけれど、プーリアのこのあたりでは「ご馳走=魚」のようです。

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買ってきた魚介類は義父さんがきれいにさばいてくれました。これは男の仕事。
義母さんが作ってくれたのは、まずプリモはアサリのパスタ。畑のトマト、ニンニク、アサリ、イタリアンパセリだけのシンプルなパスタなのに何故こんなに美味しいんでしょうね。


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セコンドは、魚のフライ。美味しさの秘訣はやはり、開いて洗う時に、水道水ではなく、海水を使うところにあるようです。


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それと・・・ガンベローニ(海老)です。炭焼きにしました。美味しかった♪

毎年、話す話題はそれ程変わらないけれど、お互いに顔を合わせて、それぞれの子供達の成長振りを見ながらワインを楽しむ時間はとても貴重なものでした。

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by lacasamia3 | 2007-08-13 00:00 | ユキちゃんと海2007 | Comments(14)

海にお別れ

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楽しかったバカンスもそろそろオシマイ。最後の海水浴です。海の家から無料のビーチまでは徒歩5分、毎日朝10時半頃に行き、お昼ご飯に帰って、昼寝をして、午後5時ごろ再びビーチへという生活でした。海の写真が少ないのですが、これはおっちょこちょいな私が、カメラを砂の中や海にポチャンと落としてしまうのが心配で、あえてカメラを持っていくことがなかったからなんです。でも今年の夏休み最後の海だから、記念の1枚を撮っておきましょう。


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ユキちゃんがお砂で作っているもの、何かなあと思ったら・・・
「ケーキ♪」だって(笑)。結局、いつも考えていることは食べ物なのね(母親も同じく)。


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今年は浮き輪なしで泳げるかな?と思ったら、逆に浮き輪で自由自在に泳げることが嬉しいらしく、ず~っと浮き輪をしていました。ユキちゃん、来年は浮き輪なしで泳げるように頑張ろうね♪


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この日は風があったので皆で凧揚げをしました。


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凧揚げなんてしたの、いつ振りでしょうか・・・風を受けてぐんぐんと高く揚がる凧に子供達は大喜び。

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精一杯、最後の夏を楽しんだ後は、家族全員揃ってのファミリーランチでした。何を食べたかというと・・・後程ご紹介します。

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by lacasamia3 | 2007-08-12 00:00 | ユキちゃんと海2007 | Comments(16)

サボテンとイチヂクの話

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気が付くとl食べ物話ばかりのプーリアレポートです。私の場合、何処に行ってもやっぱり興味の対象は食べ物(笑)。
さて、義父さんの畑の脇には、←こんなものが生えていました。そうです、サボテン。イタリア語では"fichi d' India"(フィーキ・ディンディア)と呼ばれています。直訳すると「インドのイチヂク」。果たして、サボテンがインドからイタリアに持ち込まれたものなのかは判らないのですが、南イタリアでは良く見かける植物です。


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何でも食べるイタリア人、なんと、サボテンの実も食べてしまいます(笑)。サボテンの実は、雨が降った後や、湿気を含んだアフリカからの熱風「シロッコ」が吹いている時に収穫すると良いと言われています。これは、サボテンの周りについている、見えない程の極細のトゲが湿気によって折れ曲がり、刺されにくくなるからなんですって。ともかく、刺されないように、義父さんは棒の先に空き缶をつけたもので用心深く摘み取ります。
摘み取ったサボテンの実はこうして、トゲが風に飛ばされないように水に漬けます。


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木陰の下での作業だったので、見難い写真でスミマセン。
見えない程のトゲですが、刺されるいつまでもチクチク感が残る厄介者です。サボテンの実を触らずにナイフとフォークで上手に剥く方法がコレです。
まず、左右を切り落とします。
横にして、脇に切り目を入れます。


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フォークで押さえつけながら、グルリと周りの皮を剥きます。
こうしてサボテンの実が剥けました。黄色と赤色の実があり、とてもカラフルです。


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味は、甘くて美味しいです。口に入れると、口の中が種で一杯になりますが、これは無理やり飲み込みます(笑)。食べすぎるとお腹が痛くなるので、食べた後は、水を沢山飲むようにと言われました。冬のフィレンツェで、思い出して無性に食べたくなるのが、このサボテンの実です。


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こちらは普通のイチヂク、イタリア語で"fichi"(フィーキ)と呼びます。義父さんの畑には沢山のイチヂクの木があり、最初は一家族でこんなに沢山食べられるのかと思っていましたが、実は、半分に割ったイチヂクにアーモンドをはさんで乾燥させ、冬場におやつとして食べるんです。今年は、義父さんに畑で木になっているイチヂクを早く熟させる秘訣を教えてもらいました。小さなコップにオリーブオイルと唐辛子を入れて、それを木になっているイチヂクの実のおしりの部分に指で塗るんです。こうすると、塗ってから約1週間で熟します。
何故なのかは、義父さんも判らないそうですが、義父さんがお爺さんから教えてもらった秘訣だそうですよ。
私達がプーリアに滞在している間に、ユキちゃんに畑のイチヂクを食べさせてやりたいと、オリーブオイルを塗って熟させてくれました。ホント、7日後には、オリーブオイルを塗った実だけが熟していたんですよ。

お味は・・・最高に美味しかったです♪

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by lacasamia3 | 2007-08-11 00:40 | ユキちゃんと海2007 | Comments(20)

フリーザのお作法

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こうして出来た硬いパン、フリーザをどうやって食べるかと言うと・・・
用意するのは、フリーザ、オリーブオイル、お水、お塩、トマト、お好みでオレガノです。
注: 洗剤のボトルが写っていますが、義母さんは良く洗った洗剤のボトルをオリーブオイル入れとして使っています(笑)。押すだけでピュッと適量出るから、すごく使いやすいんですよ。液ダレもなしっ(爆笑)。


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まず、フリーザをお水で濡らします。この濡らし加減は、人によって様々。硬さを残したいアントネッロは水道でざっとぬらすのみ、私は水を張ったスープ皿に30秒ほどフリーザをつけておき、水をきります。
で、取り出したるはプチトマト・・・


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プチトマトのおしりの部分をかじります。
そして、フリーザの表面に、中の種と汁を絞り出すようにしながら塗りつけていきます。絞り終わったプチトマトは口に放り込みましょう(笑)。最後に、オリーブオイルをたっぷりとかけ、塩、オレガノを振りかけて出来上がり♪
早朝、義父さんと畑に行く時も、いつも10時のおやつ代わりにこのフリーザを持っていきます。トマトは畑にあるし、オリーブオイルも塩も置いてあるので、お腹が空くとフリーザを食べながら休憩します。フリーザはとっても硬いから長持ちする便利な保存食なんですよ。
アントネッロが、フィレンツェで大学に通っていた頃、義父さん、義母さんがたまにフィレンツェに来る時は、この手作りフリーザを沢山持ってきてくれたそうです。

アントネッロにとっては、フリーザは忘れられないふるさとの味の一つなようです。

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by lacasamia3 | 2007-08-10 00:00 | ユキちゃんと海2007 | Comments(10)
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昨日プーリアからフィレンツェへ戻りました。楽しかった夏休みももうオシマイ・・・まだまだお天気続きのフィレンツェではありますが、やはりあの太陽の強さは、プーリアならではです。
まだまだ撮った写真が沢山あるので、今週は楽しかった夏休みのことを思い起こしなら、プーリア便りを続行します。
さて、いよいよフィレンツェに戻る荷造りを始めていた私のところに、義母さんが、「今日、フリーザを作るから、鞄のスペースを開けておいてね」と言いに来ました。"frisa"(フリーザ)とは、プーリア名物の固~いパンです。
材料の粉は、セモリナ粉が3に対して、強力粉が4の割合です。義母さんは10等分で計算しないで、いつも昔ながらの7等分なんです(笑)。ともかく、10キロの粉をあっという間に捏ねてしまうパワーには驚きます。1キロでフウフウ言っている私、かないません(汗)。


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半日ほど発酵させます。暑いから発酵が早いんですよ。十分、発酵したら、こうして小さく切り分けます。


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細く伸ばして、指で筋を付けて・・・


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筋が外側になるようにクルッと丸くドーナッツ型にして、上から手のひらで少し潰します。


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見た目はべーグルみたいですよね。こうして義母さんがフリーゼの形を作っている間に、義父さんは石釜に火を入れて準備をします。この釜は、義父さんが30年前に自分で作ったんですよ。マメ男アントネッロの原点は、義父さんなんだろうなあ・・・


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釜の温度が十分に上がったら、フリーザを中に入れます。
で、アントネッロは何をしているかというと・・・
ある程度焼けたフリーゼは、完全に焼き上げず、一度取り出します。このひっくり返した椅子の足に針金を渡してあって、アントネッロは、この針金でフリーザを半分に割っているんです。
こうして、割ったフリーゼを再び釜に戻し、蓋をして翌朝までそのまま釜のなかで冷まします。


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↑これが完成したフリーザです。このままでは、歯が折れてしまいそうなくらい固いのですが、フリーザを食べるにはプーリア風のお作法がありまして、次回ご紹介します(引きずるっ)。

<追伸>
沢山のコメント有難うございました。皆さんのコメントを楽しく拝見しています。
今晩、少しずつお返事を書きますので少しお待ち下さい。まずは、掃除っ(笑)!

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by lacasamia3 | 2007-08-09 00:00 | ユキちゃんと海2007 | Comments(18)

父と息子と赤ワイン

f0106597_16552347.jpg義父さんの畑にはワイン用の葡萄が育つ葡萄棚があります。
アントネッロの実家は、Primitivo di Manduria (プリミティーヴォ・ディ・マンドゥーリア)というワインで有名なManduria(マンドゥーリア)という町のすぐそばにあるため、義父さんが作るワイン用の葡萄も、プリミティーヴォです。
トスカーナでは葡萄のツルを左右に這わせる縦型の葡萄畑ですが、プーリアではこうして日本の葡萄畑の様に、棚型の葡萄畑が多く見られます。


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私がプーリアに来るようになって10年以上が経つのですが、実は8年ほど前に何故かワインがビネガーになってしまう大事件があったんです(笑)。それ以来、義父さんが作る赤ワインは何故か酸っぱい味が残っていて、毎年、「今年のワインの出来はどうだい?」と、義父さんがアントネッロにワインを注ぎ、アントネッロが「まず~いっ」というコメントを発して家族全員(義父さんを除く・笑)で大笑いするのが恒例行事となっていたんです。

ところがっ、今年、
「今年のワインの出来はどうだい?」(義父さん)
「・・・美味しいよ」(アントネッロ)

だって。確かに、飲んでみると、去年のワインとは格別に違っていて、自家製とはいえなかなか美味しいプリミティーヴォになっています。ワインを造るための容器として、昔からこの一帯では樽は使わず、オルチョと呼ばれる大型のテラコッタの壺を使います。アントネッロは、「お酢事件」以来、義父さんにこのオルチョを取り替えるようにと勧めていたのですが、義父さんは「俺の方がワインについては詳しい」と聞く耳を持たず、頑として聞き入れようとしなかったんです。

後で、義兄さんに聞いたら、どうやらオルチョを取り替えたとのこと。きっと、親のプライドがあって、息子のアドバイスに従ったことを素直に言えなかったんでしょうね。



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そうそう、義父さんが使っている瓶は、70年代のミネラルウォーター、"Fiuggi"の空き瓶です。コルクは高価だからと、蓋は、ビールの栓のようなものを使っています。かなりワイルドなワインですが(笑)、来年のワインの出来はどうかな?

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by lacasamia3 | 2007-08-08 00:00 | ユキちゃんと海2007 | Comments(24)

トゥルッロにお別れ

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そろそろ、フィレンツェへの出発が近づいてきました。
プーリアを発つ前に、しばしのお別れをするため、また1泊でマリオのトゥルッロへ行って来ました。今回、差し入れに買って行ったのは"Locorotondo"(ロコロコンド)というアルベロベッロの近くの町の白ワインです。余談ですが、この町の名前は、loco=「場所」、rotondo=「丸い」という言葉からきており、城壁が丸く町を囲んでいます。
今回差し入れに買っていったのは、肉、ナス、白ワイン、タラッリ、タバコ等など。救援物資隊のような私達です(笑)。


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この黄色がかったガラスのコップは、マリオがこのトゥルッロを買い取った時に、瓦礫の中で見つけたコップです。


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この変わった形のクワもトゥルッロの中で見つけたものです。きっと何十年も前に使われていた農耕器具なんでしょうね。ここ半世紀でイタリアでも農耕器具の形は随分変わりました。見ていて気付いたのですが、クワの手がとても短いんです。きっと昔のプーリア人は背が低かったんでしょうね。


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そうそう、前回の写真で余りよく見えなかったので、もう一度、私達が寝たトゥルッロのベッドを紹介します(枕とシーツは片付けてしまった後ですが)。このように、壁の出っ張りに木の板を渡して、上にマットレスを置いて寝ます。
寝心地は・・・微妙かな(笑)。私は草原でごろっと寝袋でも眠れる方なので(←無神経)、しっかり眠れましたが、閉所恐怖症の人には結構圧迫感があるかも。


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↑翌朝、ヒゲを剃るマリオ(笑)。夏場は色々な生活活動が外で行われます。


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マリオにしばしのお別れ。ちょっと悲しくなっちゃったユキちゃんです。
マリオ、今度はフィレンツェに遊びに来てね♪

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by lacasamia3 | 2007-08-07 01:08 | ユキちゃんと海2007 | Comments(20)
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オレッキエッテは、耳たぶ型のプーリア地方名物のパスタです。形は同じでも、バーリで極小だったり、チェーリエという村では特大だったりと、同じプーリア地方でも微妙に大きさが違うんですよ。
義母さんはお母さんからこのオレッキエッテの作り方を習ったそうです。一見簡単そうに見えるのですが、とっても、難しいオレッキエッテ。こうして、ナイフの腹で、板に押し付けるようにして1個ずつ形作ります。これを更に手で裏側にひっくり返すとオレッキエッテの出来上がり。


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義母さんは、ユキちゃん位の頃にお母さんがオレッキエッテやカバテッリを作るのを、こうして見ていたそうです。すぐにやらせてもらったのではなくて、最初は、こうして、1個ずつ出来ていくオレッキエッテを綺麗に並べる係り。そしてもう少し大きくなったら、少しずつ手伝わせてもらったそうです。イタリアの家庭の味って、こうして代々受け継がれていくものなんでしょうね。


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写真左: 義母さんのオレッキエッテ。やっぱり仕上がりは美しいです。
義母さんは、こうしてカバテッリとオレッキエッテを両方作り、混ぜて茹でます。2種類作る理由を聞くと、「2種類混ざっていた方が、楽しくて美味しいでしょ?」だって。確かに!


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さて、オレッキエッテのソースは、お肉で味付けをしたトマトソースです。お鍋に、オリーブオイルを熱し、ゴロンと骨付き肉の塊入れてを炒めます。白ワインを加えて、水気がひいたら、玉ねぎ、皮を剥いてピュレー状にした手作りトマトソースを加えて、圧力鍋にかけます。
出来上がったら、お肉は取り出し別にして、セコンドとして食べ、トマトソースのみ、パスタソースとして使います。


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最後に、茹で上がったオレッキエッテをお皿に盛り付け、上に"cacio ricotta"(カーチョ・リコッタ)と呼ばれるやや塩気の強いプーリア特産のチーズをたっぷりとふりかけ、その上にトマトソースをかけて出来上がりです。


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家族に美味しいものを食べさせたい一心で、丁寧に1個ずつ・・・
必ず私達が里帰りすると、作ってくれるこの1品には、義母さんの気持ちがこもっています。

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by lacasamia3 | 2007-08-06 01:00 | ユキちゃんと海2007 | Comments(26)
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週末は、必ず家族全員で集まるファミリーランチです。そんな機会に義母さんが一番気合を入れて作るのが、手打ちパスタの”cavatelli"(カバテッリ)と"orcchiette"(オレッキエッテ)です。カバテッリは、小さなマカロニのような筒状のパスタ、オレッキエッテは耳たぶ型のパスタです。これを1つ1つ作るのは根気の要る作業です。義母さんは、大人7人分、子供5人分の総勢12人分をたった1時間ほどで作ってしまいました。
義母さんの分量の量り方は、掌一杯分の粉が大人2人、子供二人分のパスタの分量になります。そして掌1杯分に対して全卵1個の割合です。


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いつもはセモリナ粉で作るのですが、今回は、"grano saraceno"(グラーノ・サラチェーノ=サラセン粉)と呼ばれる、そば粉に似た粉を半分混ぜました。
義母さんのセモリナ粉(硬質小麦の粉)は、農家で直接買った小麦を粉挽き所に持ち込んで、特性ブレンドにしてもらった粉です。

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ふるいに、かけた粉の上に、分量の卵を割り落とし、こうして、しっかりとこねます。


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写真左: 細く伸ばして、手でチョンチョンと等間隔につまむ様にして切っていきます。これが素早い!

写真右: 小さな筒状のパスタを2つ並べて、鉄の棒を押し付けます。
普通は1個ずつやるのですが、スピードアップのために義母さんは2個いっぺんに作ります。これは上級編。

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掌の腹の部分でグルンと鉄の棒を回すと、パスタが棒に巻きつきます。

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そっと鉄棒を抜くと、こうしてマカロニ型のカバテッリの出来上がり♪
次回は、耳たぶ型のパスタ、オレッキエッテをご紹介します(引きずるっ)。

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by lacasamia3 | 2007-08-05 00:48 | ユキちゃんと海2007 | Comments(24)