2007年 08月 15日

フィレンツェに帰る日の朝、空港まで送ってくれる義父さんの車に荷物を積み終え、ふと見るとユキちゃんがおばあちゃんに髪の毛を結ってもらっていました。何だか去年もこんな光景があったような気がします。髪の毛をいじられるのが好きなユキちゃんはじ~っと動かずにおとなしくしています。そんなユキちゃんに小声で語りかけているおばあちゃん。何を話していたのかな?
毎年、夏休みでプーリアに来るたびに、「いつかプーリアに住んでも良いかなあ?」と漠然と思ってしまいます。でもきっと、私達が見ているプーリアは一年のうちで一番楽しいプーリアなんでしょうね。アントネッロに「ねえ、プーリアに帰りたくなったことない?」と聞いてみると、「う~ん、そうだなあ・・・フィレンツェからプーリアに帰るとしても、また一からのやり直しだから、何処に行っても同じかな?特にプーリアにこだわる必要はないさ」だって。確かに、18歳で親元を離れて、ナポリを経てフィレンツェの大学に進学したアントネッロは、プーリアの外で過ごした時間の方が段々長くなってきているものね。プーリアには、家族は居るし、美味しい魚や海は恋しいけれど、アントネッロにとっては、トスカーナが自分の居場所になりつつあるようです。

こうして1年に一度でもプーリアに行き、ゆっくりと過ごすと、少年時代のアントネッロが見えるような気がして、私は嬉しいんです。お互いに日本とイタリアでそれぞれが過ごした年月を、こうして間接的でも後から感じることによって、相手のことがもうちょっと理解できるようになるような気がします。
こうして毎年押しかける私達を温かく迎えてくれる家族に感謝して、来年の夏もきっとプーリアに帰ってくると思います。
楽しい夏休みを有難う・・・
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