フィレンツェ田舎生活便り2

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フィレンツェで山暮らしをするchihoの田舎便りです。フィレンツェの街歩き情報、イタリア風家庭菜園、お勧めレストラン現地情報、日帰りで行ける街の情報など。フィレンツェの滞在型アパートの紹介サイト「ラ・カーサ・ミーア」を運営しています。

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カテゴリ:トスカーナ山暮らし( 567 )

文房具屋のカティア

先週の金曜日は夕方、ユキちゃんの幼稚園のお友達、ロレンツォ君のお誕生日会でした。
子供たちが、夕方、幼稚園から戻って来たあと、16:30から簡単なおやつ会といった気軽なものでした(連れて行く親としてはとっても気が楽なスタイルです)。
さて、プレゼントをどうしよう?と思いながら、結局、直前まで用意ができなかった私、「そうだ!カティアの文房具屋さんに何かあるかもしれない」と、行きがけに村で唯一の文房具屋さんに寄りました。半径10キロ以内で唯一の文房具屋さんであるこのお店は、ごちゃごちゃと商品が並んでいる「田舎の文房具屋さん」という見かけによらず、結構繁盛しているのです。私も何度かコピー用紙やプリンターのインクを買いに走ったことがあります。
カティアはこの文房具屋さんで働きながら、朝は園バスの引率のアルバイトもしているために、子供たちに大人気です。そしてそれぞれの子供のことをよく知っている!
「カティア、お誕生会に呼ばれたんだけど、プレゼントになるようなものある?」と私が聞くと、彼女は、「誰のお誕生会?」と聞き返しました。「ロレンツォよ。」「あ~ロレンツォね。さっきラウラのマンマもプレゼントを買いに来たわよ。ロレンツォにはねえ・・・・」とごそごそ店の奥のほうに行ってしまうカティア。荷台がついたトラクターの玩具を大小数台もってきました。どれも数ユーロの手ごろなもの。「ロレンツォはトラクターとか、シャベルカーが好きなのよ」。なんだかとても説得力があります。
結局、荷台がついたトラクターを選んで包んでもらいリボンを飾ってもらいました。
さて、ロレンツォは皆からのプレゼントに大喜び。で、包み紙は全く別なのですが、どの包みにも良く見ると、カティアの文房具屋のシールが貼ってあります。そっか~、皆、カティアのところに寄ったのね。包み紙の模様をそれぞれ全く別にして、リボンの色まで変えている。そして、玩具同士がかち合うことなく、しかもロレンツォの好みをそれぞれ押さえている!
こういうサービスは、田舎の文房具屋ならではです。

カティアの文房具屋は今日も繁盛!

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by lacasamia3 | 2006-06-12 18:43 | トスカーナ山暮らし | Comments(12)

消えない森

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これは、我が家から見える山、モンテモレッロの尾根。真ん中にポコッと見えるのは、恐らく酪農用の草原だと思いますが、後は殆ど森に覆われています。我が家の周りも、殆ど森で、唯一、木が生えていないのは、テッサの家の裏の麦畑とそれに続いてなだらかに下る草原のみです。
何故、このような自然が残っているのか、それは市の規制によるものです。テリトリーの大部分が自然公園である我が市では、建物は、もともと建物が建っていた場所にしか建てることができないのです。従って、家の数が増えることが殆どありません。そして、廃墟となった建物跡に、再び家を建てる場合も、もともとの家の形どおり(窓の数、窓の大きさまで!)に建てなくてはなりません。何故か、40年以上前の家の記録がきちんと残っていて、それを元に家の形を再現するのです。また、土地も、もともと放牧用の土地であった場合は、利用するとすれば放牧のみ、畑であった場所のみ、そこに畑を作ることが出来るのです。
我が家の周りの土地は、放牧地として記録されているため、活用するのであれば放牧のみです。傾斜がかなりあるので、チンタ豚(トスカーナの希少種豚で、黒豚のお腹の部分に白い帯状の模様があります)の放豚(?)に適していると、近所のおじさんに言われました。
ゆくゆくは放豚かな?

話がそれましたが、ともかく、我が市はトスカーナで1、2を争う「建築法が厳しい市」だそうです。隣のおじさんも、ちょっと立派な鶏小屋を建てたら、何処から見ていたのか、警察が来て、即刻、立て壊し命令を出されたそうです。

自然を守るのは大変だけれど、こうでもしないと、今の時代、森はすぐに消え去ってしまうのでしょうね。

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by lacasamia3 | 2006-06-08 06:19 | トスカーナ山暮らし | Comments(8)

お散歩ユキちゃん

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先週の日曜日、久しぶりにユキちゃんとアントネッロと3人揃ってお散歩に出かけました。ここ数日、色々と新しいおもちゃを頂いたユキちゃんは、新しいおもちゃや髪留めを近所のテッサに見せたくて、お気に入りの猫ちゃんの紙袋に入れて、途中で摘んだお花も入れて、テッサの家に行くことにしました。残念ながらお留守でしたが、裏の草原が、いつの間にか菜の花で黄色く染まっていました。


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写真左:左がテッサの家。我が家から山道を歩いて500メートルほどの所にあります。
写真右:この草原には、夕方になるとイノシシたちが植物の根っこを掘り起こしに集まってきます。私も何度かテッサの家から、ブイブイと根っこを食べるのに夢中なイノシシの群れを見たことがあります。テッサから聞いた話ですが、数年前から、オスのカモシカと6頭程のメスのカモシカがこの草原に毎日来るそうで、夕方になると、グルグルと円を描きながら不思議なダンスをするそうです。いつか見てみたいなあ。


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写真左:おしゃべりをしながらどんどんと先に行ってしまうアントネッロとユキちゃん。後で「何しゃべっていたの~?」とそれぞれに聞くと、二人とも「内緒」と答えていました(笑)。
写真右:夏場でも水が溜まっているぬかるみは、動物達にとって貴重な水のみ場です。これは誰の蹄の跡かな?


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この山の家に引っ越してきて3年が経とうとしています。当時6ヶ月だったユキちゃんは、歩き始めてからずっと山暮らし。3歳半の子供にしてはかなりの体力があります。歩く、歩く。こんな傾斜のきつい山の上り坂もひょいひょいと歩きます。今回は2キロほどのお散歩でしたが、最近は帰りに「疲れた~、抱っこ~」と言わなくなったので、体力がアップしたんだなあとつくづく感じます。


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エニシダの強烈な黄色が6月の緑に映えてとても綺麗でした。

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by lacasamia3 | 2006-06-07 02:04 | トスカーナ山暮らし | Comments(16)

山暮らしの苦労

今日は、朝から電気屋さんに行ったり、イタリアテレコムと話をしたりと、バタバタした一日でした。
我が家がある市は、極端に人口が少ないため、イタリアテレコムより、ADSLなどの高速回線の地図から外されているのです(涙)。そのため、今までは、アナログ回線でインターネット接続をしておりました。今までは50kbpsだったのですが、ここ数日、回線の調子が悪く(電話にも雑音が入りマス)、20kbpsにまで落ちてしまったんです。ネットで殆ど仕事をしている私にとっては致命傷・・・高速回線が通っている村に事務所を借りようかとさえ思ったこともありましたが、自宅で仕事が出来る便利さを味わってしまってからは、家から離れられず(仕事の合間に洗濯物が干せる)・・・

結局、GPRSという携帯電話をUSB回線で繋いでインターネット接続をすることになりました。しかも、今は携帯電話から接続できるUMTSという高速回線があるのですが、これも、山に阻まれて不可能なのです。GPRSにしてから150kbpsと今までの3倍の速さになったので大分快適になりましたが、それでも、たまにフィレンツェのインターネットカフェなどに行くと、高速回線の余りの速さにビックリしてしまいます。

山の生活は楽しいけれど、こんな苦労もアリマス。

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by lacasamia3 | 2006-06-06 22:31 | トスカーナ山暮らし | Comments(10)

蜂の不思議

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牛祭りに毎年参加している「蜂おじさん」が、蜂蜜を売る屋台を出していました。屋台の傍らには、ガラス張りの蜂の巣が置かれていて、蜂の生態を観察することが出来ます。
余り知られていませんが、トスカーナ州では有機の養蜂業がとても盛んです。蜂が蜜を集めて周るお花畑は勿論、農薬や化学肥料なしで、蜂自体にも薬などの散布をしていないそうです。2005年にイタリア全体で、蜂に寄生するノミが大発生し、薬を散布することが出来ない有機養蜂農家では80%の蜂が死んでしまった所も合ったそうです。おじさんはどうやってこのノミを退治したかというと・・・ユーカリや月桂樹など10種類以上の葉を蜂の巣の下で燃やし、その煙を根気良く蜂に振り掛けることで、ノミが落ち、蜂の体力をアップしたそうです。
1キロ(大き目の瓶1個)の蜂蜜を集めるのには、500万本の花が必要なんですって。何となく食べていた蜂蜜ですが、とっても貴重なものなんですね。フレーバーは、"acacia"(アカーチャ=アカシヤ)、"castagno"(カスターニョ=クリの木の花)、"mille fiori"(ミッレ・フィオーリ=レンゲなどの花のミックス)、"melata"(メラータ=松などの針葉樹の花)が一般的です。

おじさんが色々と蜂の生態について説明をしてくれました。
働き蜂に比べると、一回り大きな女王蜂には、背中に必ずペンで色をつけます。この蜂の巣の女王蜂は白いインクで印がつけられていました。この色分けは蜂蜜の品質を保証する上でとても重要だそうで、例えば2005年生まれの女王蜂は白色、2006年生まれは緑色などと、有機養蜂の規則で決められています。通常、蜂の寿命は3年から5年だそうです。

蜂の巣は2層に分かれていて、下の部分に女王蜂がいます。女王蜂は1日あたり2000個の卵を産むんですって!上層と下層には両方とも出入り口があり、働き蜂が頻繁に出入りをします。この2層を分けるのが、"blocca regina'(ブロッカ・レジーナ)と呼ばれる金属製の柵です。働き蜂はこの柵を通れるけれど、体が大きな女王蜂は柵を通ることが出来ません。こうすることで、上層には、蜂蜜は集まるけれど、女王蜂は卵を産み付けない、空の蜂の巣が出来るわけです。蜜を集める時には、この空の部分のみを取り出し、蜜を集めます。それぞれの巣の穴1つ1つが一杯になると、蜂たちは白っぽい蓋をし始めます。上層が全てこの蓋で覆われたら出来上がり。おじさんは、箱から巣の上層を取り出して、蜜を集めます。

「下からも出ることが出来るんだったら、女王蜂は逃げ出さないのですか?」と私が聞くと、おじさんは、「本能として、飛ばないのさ」と教えてくれました。女王蜂が外に出るのは、一生のうち、ほぼ1回だけ、"volo nuziale”(ボーロ・ヌツィアーレ)、直訳すると「結婚飛行」というロマンチックな名前で呼ばれる行動をとります。成長した女王蜂は、外を飛行し、雄を見つけて交尾し、巣に戻って卵を産み始めるのです。

何とも興味深い、蜂の生態。近いうちに、おじさんの農家を是非訪れて見たいなあと思っています。
以下は、蜂の写真です。虫が苦手・・・と言う方はここまで。

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写真左:上の黄色い部分が、蜜を集める部分、下が卵が産み付けられる部分です。
写真右:この柵があることで女王蜂は上の部分に移動することができず、卵を産み付けられないのです。


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写真左:見えにくいのですが、中央の右よりの白い点が女王蜂の背中。かなり活発に移動しています。
写真右:それぞれの穴が一杯になると、乾かないように、蜂たちが蓋をし始めます。こうして全部蓋がされたら出来上がり♪


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by lacasamia3 | 2006-06-03 02:28 | トスカーナ山暮らし | Comments(9)

再び牛祭り

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またまた、牛祭りがありました。色々な種類の牛や、羊、豚などを身近に見ることが出来るお祭りです。去年、まだユキちゃんが保育園に通っていた時、保育園の園児の引率として保護者代表3名で、遠足に行ったことがあります。2歳から3歳の子供達、30人と、保育園の先生4人+保護者3人でした。さて、この30人の園児達をイタリア式にまとめるには・・・2グループに分け、それぞれ15人の園児を縄で作った円の中に囲います。前と後ろに大人が入り、電車ごっこで移動(羊並み)。コレがなかなか効果的です。皆、「しゅっしゅ~」と小声で口づさみながら前進。但し、途中で座り込む子供あり、走り出す子供ありで詰まったり急発進したりしていましたが(笑)。
さて今回は、アントネッロと私とユキちゃんで行ってきました。


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写真左:相変わらずキアニーナ牛は美しいです。エトルリアの時代から存在する種類なんだそうですよ。そういえば、ローマ時代のモザイクなどで描かれていた牛に似ています。絵になる牛ですね。
写真左:これは、5月3日生まれ、生後20日の赤ちゃん牛。目が可愛い♪


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これはアントネッロが一番気に入ったブルーナ種という種類の牛。おでこにコブがあり、この子はそこに前髪が生えています。よく見るとすっごく可笑しい。


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遠くから「ユ~キ~」という声がしました。「あっミルコだ!」ユキちゃん走るっ。幼稚園のお友達が来ていました。ユキちゃんは、大人数の中にいるときは、女の子チームの中で遊ぶのですが、男の子と1対1で遊ぶときは態度が100%変わります(やなヤツ~)。ユキちゃんから手をつなぎ、かなり積極的。完全に主導権を握っています。髪の毛をふっとかきあげる姿や横目で見上げる仕草には、完敗です・・・我が子ながら末恐ろしい。
そして決定的な瞬間を見てしまいました!!!
ロバの赤ちゃんを見せようとするミルコ、「きゃ♪怖~い」と可愛い子ぶるユキちゃん。

「嘘っこ~。さっき体重1000キロ級の横綱牛に直接草をあげていたのに」 by私

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by lacasamia3 | 2006-06-01 01:47 | トスカーナ山暮らし | Comments(14)
f0106597_0114094.jpgブログ用に撮り貯めしていた写真を少しずつアップします。写真は、4月末に咲いていたスイカズラ。下の村へ降りる途中の山道沿いの木に絡まるようにして咲いていました。一年中咲く野の花の中で、私が一番エレガントだと思うのがこのスイカズラです。蔓はかなり固くて、ハサミがないと切れません。一年に一度、4月末に3週間ほど山の中でひっそりと咲き続けるこの花、愛でるのは、ご近所さんのテッサと私ぐらいですが、それでも毎年綺麗な花を見せてくれます。
母は、甘い大人の香りする、サンタマリア・ノヴェッラ薬局の「スイカズラのコロン」が大好きで、毎回買って帰ります。


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写真右:これはつぼみです。


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咲くと、こんな感じ。
スイカズラをキッチンに飾ると、夕方にぷ~んと甘い香りが漂います。

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by lacasamia3 | 2006-05-31 00:06 | トスカーナ山暮らし | Comments(13)

5月のお散歩

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5月のトスカーナは、色々な植物がぐんぐんと育つ時期。お散歩をしていると様々な野草や、花に出会います。左は"ginestra"(ジネストラ=エニシダ)です。フィレンツェの郊外にGinestraと呼ばれる村があるのですが、その名の通り、このお花が沢山咲いてるんですよ。勿論トスカーナ全体で見ることが出来るお花で、岩場や石がゴロゴロしている場所を好む植物です。

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写真左: ポデーレ・ベッチのプールサイドのラベンダーもだいぶつぼみが膨らんできました。6月から7月半ば位までが見頃です。夕方になると、ラベンダーとローズマリーの茂みからぷ~んと良い香りがします。

写真右: これはオリーブの花のつぼみ。


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写真左: 野生のフェンネルもあちこちに茂っています。もう少し経ったらコレで、鰯とフェンネルのシチリア風パスタを作りたいと思います。松の実と干し葡萄+野生のフェンネルの葉+鰯という不思議な組み合わせなのですが、とっても美味しいんですよ。

写真右: ポデーレ・ベッチの裏にある麦畑。小麦も大分育ってきました。


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そしてお決まり、野生児ユキちゃん。ちっともじっとしていないので、写真がぶれています(笑)。

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by lacasamia3 | 2006-05-30 17:53 | トスカーナ山暮らし | Comments(12)

母が来ています

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ここ1週間、日本から母が来ています。毎年この時期に数週間来るのですが、今年も2週間ちょっとの予定で遊びに来てくれました。勿論、山のような食材、和食器そしてユキちゃんの洋服を持って。個人使用とはいえ、余りの荷物の多さに、いつもフィレンツェ空港の税関にとめられてしまうのでは・・・とハラハラします(笑)。母が来ると我が家にはお花が飾られ、たまっていた洗濯物が少しずつ減り始め、あちこちが整理整頓されます。食卓には和食が頻繁に並び、食べ終わった頃にそっと日本茶が出てくるのです。母の淹れる日本茶は甘くて、いつも同じお茶を私が淹れてもその甘みは出ません。「根気が必要なのよ」と簡単そうに母は言いますが、それだけではなさそうです。

ユキちゃんは、日本のおばあちゃんに沢山お土産をもらって大喜び。ゲンキンダナア。

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by lacasamia3 | 2006-05-19 23:51 | トスカーナ山暮らし | Comments(34)

満月とヒヨコ

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昨日、ご近所さん、テッサ家で、ニワトリの卵がかえりそうだという大ニュースを聞き、早速、ユキちゃんと一緒に見に行ってきました。
テッサが飼っているニワトリは、全て孵化器生まれのニワトリ。親鶏に抱かれて孵ったヒナでなかったニワトリは、卵を抱くことを知りません。雄鶏が1羽いるので、卵は有精卵なのですが、今まではヒヨコが孵ることはありませんでした。もう少しニワトリを増やしたかったテッサは、そこで、ご近所さんの羊飼いマリオに相談し、彼が飼っている「ベテランさん」を借りることなったんです。
不思議と、満月からさかのぼった20日前にベテランさん(写真上)は、自分が生んだ1個の卵を抱き始めました。すかさずテッサが他の若手が生んだ卵を横に置くと、ベテランさんはササッと羽で卵を寄せ、自分の体の下に転がして温め始めたそうです。こうして12個(!)の卵を抱き始めました。20日間殆ど動かず、首を伸ばして餌と水をたまにつつく程度。写真は卵を抱いているベテランさん。小さめに見えますが、実際は他のニワトリよりひとまわり大きいのです。抱き方がプロ!広げた羽で隙間風が入るのを防ぎ、体全体で温めています。
トスカーナではこうして、卵を抱くベテラン雌鶏のことを"chioccia"(キオッチャ)と呼びます。キオッチャから生まれたメスの雛はキオッチャになるわけです。


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そして、驚くことに、孵化器生まれの若手チームも卵を抱き始めました。ベテランさんに刺激されたのかな?ただ、こちらはただ座っているだけ。餌を食べに席を外したり(笑)、なかなか落ち着きません。


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そして満月だった昨晩、11羽のヒヨコが孵りました!!孵らなかった卵は1個のみ。すごい確立!さすがベテランです。
ヒヨコたちはイメージしていたよりもかなり大きい!私達が覗きに行くと、ニワトリが「コ~コ~コ~」と警戒音を発して、ヒヨコたちを呼び戻し、自分の羽の下に隠してしまいます。ちょっとお疲れで、とさかがダランと下がってしまったベテランさん。

お疲れ様でした!

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by lacasamia3 | 2006-05-15 02:26 | トスカーナ山暮らし | Comments(18)