フィレンツェ田舎生活便り2

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フィレンツェで山暮らしをするchihoの田舎便りです。フィレンツェの街歩き情報、イタリア風家庭菜園、お勧めレストラン現地情報、日帰りで行ける街の情報など。フィレンツェの滞在型アパートの紹介サイト「ラ・カーサ・ミーア」を運営しています。

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食料カンパの日

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昨日、11月24日は"Giornata Nazionale della Colletta Alimentare"(全国、食料カンパの日)でした。これは1989年にアメリカのフードバンク制度に習って始まった運動で、イタリアの貧困層の為に食料品の寄付をつのるというものです。この日はスーパーの入り口で、ボランティアが指定のビニール袋を配り、買い物客は自分の買い物をするついでに、寄付をしたい食料品をビニールに入れ、一緒にお会計をして、出口でボランティアに渡すというシステム。寄付をする品は生鮮食品以外で、なるべく保存が利くものという条件があります。見ていると、乾燥パスタ、米、トマト缶、豆類、缶詰類、塩や砂糖などが多いようです。私達も、ベビーフードとパスタ、トマト缶、ツナなどを買って寄付しました。きっと、寄付をお金で集めた方が、人員も少なく済むのでしょうが、自分でこうして寄付するものを買い物がてらに購入するということで、とても身近にこの運動に参加しているようなそんな気分になります。
この食料カンパを管理している団体は、イタリア全国の食料品生産業者とも契約をし、何らかの理由で商品としては市場に出せないという食料品も集めています。パッケージのプリントミスがある食料品や、生産量が多すぎ市場に出してしまうと値段が下がってしまう果物や野菜類です。
2006年度はイタリア全国で65000トンの食料カンパが集まり、集荷、仕分けなどで協力したボランティアは10万人だったそうです。

豊かそうに見えるイタリアでも、毎日3度の食事を食べられない人がいます。これらの食料品はそうした家庭に届けられるのです。3度の食事を毎日食べることが出来るということを有難く思い、食べ物を無駄にしないことが大切だなあとつくづく感じた日でした。

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Commented by 中国語アドバイザー愛沙 at 2007-11-26 08:04 x
中国に来て驚いた事があります。子供のこじきが多い。共産主義国家なのになんで?食べ物を無駄にしないように心がけます。

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Commented by juliavonlea at 2007-11-26 08:47
見たことはありませんが、子供用の絵本に、ドイツでも、この時期、食べ物とかちょっとしたものを小包に入れて恵まれない人(国)に贈るとありました。イタリアでも、こうして身近にあるんですね!スーパーにそういうシステムがあったら、ちょっとプレゼントしやすいですね。人手がかかることでもありますよね。それをしてるのって、すごいなぁ~。私の「寄付」と言ったら、バザーの時と、災害時の時と、宝くじ(←ほとんど全く当たったことがないので。^^;)くらいです。
Commented by ゆう at 2007-11-26 08:56 x
ユニークな制度ですね。確かにお金の寄付だと一部不正に利用されて
本来行くべき所にたどり着かない可能性もありますよね。なので現物
支給はお金よりも良いのかも。でも、輸送費とか、食料の場合どれだけ
日持ちしてくれるかという問題も有りますよね。あと、寄付するものに
対して、スーパーで寄付するものを買って税金も払うことになるのは(日本で真似した場合)どうかな?と思います。日本の場合税金の無駄使いが大きな問題なので・・・・・。
寄付は一時的なものとして、皆がどう自立して生活を成り立たせていけるか、教育とお金の使い方に対する意識改革が必要だと感じる今日この頃です。
Commented by tamtamk-0610 at 2007-11-26 10:03
とっても素敵な制度ですね。
日本って海外への援助はおしみなくするのに、日本国内の貧困にはあまりにも無関心だと思います。マザーテレサが来日した際に言っていました。
”日本は豊かな国だと思っていたけど、こんな国にも家が無い人や食べ物に困ってるいる人がいることに驚いた。私はたった一人でも飢えている人がいればそこに行って助けなければいけない”
と。今日本には貧困層が広がっていて、家のない若者も増えています。もっともっと目に見える、そしてきちんとそういった人たちに届く援助をして欲しいものです。意味の解らない税金の値上げばかり目立って、それに伴って増えている貧困層、そしてそこに目を向けない日本。悪循環な気がするんですけど.....大丈夫か!!??日本!!
Commented by 市場好き at 2007-11-26 11:01 x
ひさしぶりにコメントさせていただきます。
日本でも最近「フードドライブ」と言って、
保存の利く食料品を集める活動がはじまっているんですよ〜。
私の通っているスポーツジムで集めて、
12月の初めに近くの教会に寄付します。
毎日ごはんが食べられる幸せをしみじみ感じます〜
食べ物を無駄にしないようにしなくては!

追伸〜ユキちゃん本当にかわいいですね!
笑顔に癒されてます〜。ありがとうございます。
そして、3ヶ月前からイタリア語を習い始めました。
3カ年計画で勉強します。
暗記が多くて大変ですが、発音が大好き、です。
しゃべれるようになって、お訪ねしたいですっ!
Commented by taccoalto at 2007-11-26 11:33
今の「食」については疑問に思うことがとても多いです。
食べ物から燃料作ったりすることにも納得できない気持ちがあります。
ワタシ自身偉そうなことをいえるほど、無駄の無い生活をしているとはいえませんが、食べるものを作るってとっても大変だっていうことを私たちはもっと知るべきなのだろうと思います。作るご苦労を知れば、おのずと無駄にはしなくなりますものね。

ユキちゃんはそういうことをおとうさんやおかあさんの姿からちゃんとうけとめられているでしょうね。
                             
Commented by bio at 2007-11-26 11:35 x
こういうの読むと、本当に「日本人って、日本ってどうしてこう腰が上げられないのかな・・・」って思ってしまいます。政府だけでなく、一般の私達の考え方も狭い傾向にある気がします。こちらの制度なんて、直ぐにでも実行できそうな内容ですし、生産業者も価格が下がらないで無駄を無くせるという大きな利点もあるし! 
私は良くチャリティーに参加します、お金も微々たる量ですが無いよりはましであろうと考え、寄付させてもらます。チャイルドスポンサーシップなどで貧困家庭のお子様へ毎月サポートさせてもらったり・・・服などもキレイなものは寄付しています^^こういうとウチが裕福だと思われますが、そんなことはなく、毎月ピッタリ(爆)状態です!でもどこかを削って、無駄をしないようにすれば、必ず他の人への思いやり=寄付ができます。
出来ることから少しでも良いから、皆が"サポートサイクルに入りたい!"  "困っている人に何かしたい!"って感じてくれたらいいな~っていう思いを込めて、カジュアルに取り組んでます^^

改めて・・・このイタリアの発想は本当に素晴らしいですね。
Commented by gabbyna at 2007-11-26 12:12
ブラジルは、食べれない人が結構多いのですが、この手のキャンペーンを年中やっているのですが、それでも解決しないのが現状です。
米や豆の一袋を教会に持ち寄るとかね。。貧富の差が激しすぎますからね、ブラジル。
Commented by nana at 2007-11-26 16:08 x
久しぶりにコメントさせていただいています。 こんな運動があるのですね… 日本では「大喰い選手権」なる番組が放送され、局アナが大喰いだったりで気分が悪くなります。 ニュースでは出来すぎた野菜たちは廃棄処分する場面を流し、くるくる寿司は握って何分か経つとこれまたゴミ箱行きだそうです。 今の日本は食に対して意識が低すぎると思います。
便利になった分だけ物を大事にする気持ちを忘れたのでしょうかね… 悲しい世の中になりました。 
Commented by ふゆさくら at 2007-11-26 17:00 x
先日、アメリカでのサンクスギビングディなるものを初めて体験しました。
アメリカの郷土料理を家族総出で朝からせっせと作り、そして美味しくいただきました。
その時に、本当にしみじみと家族が健康であり、食べ物を美味しくいただける事への感謝の気持ちを感じました。
私の出来ることは本当に小さいことだと思います。
日々感謝の気持ちを忘れず、食べ物を粗末にすることなく過ごすこと。
そしてchihoさんのご紹介くださったようなことがあれば、ぜひ参加したいなと思いました。
Commented by M.K. at 2007-11-26 21:16 x
‘食料カンパの日’って良いことですねー。日本でも是非こういう日を設けて、日頃から助け合いの精神を育むようにしたらと思います。キャベツや白菜が採れすぎ、市場価格が下がるのを防ぐ為にブルドーザーで潰すなんて馬鹿なことを平気でする国民の良識が疑われます。近頃の日本は本当に変です。日本人は壊れてしまったようです。
お嬢ちゃんのユキちゃんをイタリアの自然環境の中で理想的に育てていらっしゃる御主人と奥様のちほさんはご立派だと思います。
今の日本の子どもたちがどんな大人になるのか、怖いような気がします。子供を育てる親がおかしくなっていますから。
今日の皆様のコメントを拝見して、今の日本に危惧を抱いている方が多いのと、カンパの日に共感していていられる方が多いのがせめてもの救いです。良識ある人が一人でも増えることを願っています。
Commented by ハト at 2007-11-26 22:11 x
毎日楽しく拝見してます。
スペインも街中でお金を恵んでもらえるように行き交う人に頼む人々がいっぱいいます。でもその多くが麻薬中毒者であることが多く、スペイン人は一般的に本当に困っている人には温かい手を差し伸べますが、こういう人々にはお金を与えてしまうとその人のためにならないのでお金は与えません。
この間見かけたのが“食べるものに困っている、少し恵んで欲しい”という老人を近くのBARに連れて行きサンドイッチを買ってあげていた人を見かけました。
イタリアのこのカンパの仕方はとてもいいですね。
こういった形であれば本当に食べるのに困っている人を助けられますよね。
Commented by ☆★*すずらん☆★* at 2007-11-27 00:09 x
マクロビオティックで美味しい生活の☆★*:;;;すずらん;;;:*☆★。です。
こんばんは(^ー^)/

フィレンツェ大好きなので、お邪魔しました。
こんな制度があるんですね!
お国が違うと色々違いますね。
先日はニュージーランドやイギリスでは洗った
泡だらけのお茶碗を濯がずにそのまま
ふきんで拭くと知ってびっくりしたところです。
Commented by chiho at 2007-11-27 17:50 x
愛沙さん>中国は今、大きく変わってきているところなんでしょうね。経済が成長する中で、弱者へ手を差し伸べる精神や、環境を守るという気持ちが生まれてくると良いですね。
Commented by chiho at 2007-11-27 17:52 x
juliavonleaさん>寄付の気持ちはあっても、なかなか億劫でということってありますよね。こうして年に数回ですがスーパーに窓口があると、自分のお買い物ついでに寄付する食料品を買って渡すことが出来るのでとても便利です。食料品を選びながら、それを手にする家庭のことを考えたりして、なかなか良い機会ですよ。
Commented by chiho at 2007-11-27 17:55 x
ゆうさん>ははは、イタリアの税金の無駄遣いは日本の上を行くかも(笑)。小さな国イタリアは、ヨーロッパの中で政治家の数が一番多いんです。ともかく、スーパーは売り上げが上がってホクホクしてます。ものすごい数の食料品が集まっていましたよ。
Commented by chiho at 2007-11-27 18:01 x
tamtamk-0610さん>私が知っているのは10年以上前の日本だけれど、今はまた大分変わってきたんでしょうね。日本でもボランティア活動をされている方って沢山いるし、そういった団体も沢山あるのだけれど、意外と、貧困層を助ける運動が少ないんじゃないかなと思います。土曜日でとても混雑していたスーパーで、殆どの買い物客が食料品を寄付していました。きっとね、募金箱だけを置いたら、募金する人は少ないのかも知れませんが、こうして、お買い物ついでに、貧しい家庭のことを考えながら物を買うっていう行為が、なんだかとても直接的で参加しやすいのかもしれません。
Commented by chiho at 2007-11-27 18:04 x
市場好きさん>こういった運動にスーパーや外食産業、食品業者も参加してくれると良いですね。イタリア語頑張って~!。きっと次回のイタリア旅行はもっと楽しいものになると思いますよ。
Commented by chiho at 2007-11-27 18:09 x
taccoaltoさん>私も、ちょっと前から「食べ物」について考えることが多くなりました。安い食品として売られている卵だって、実際に鶏を飼い始めると、鶏達が卵を産み始めるまでどの位、長い期間がかかるのかが判ります。我が家では広めの鶏小屋にいるのですが、一日2時間ほど外に出しています。ブロイラーや大量に卵を産ませる鶏達がどんな状況下で飼われているのかと思うと、安売りの鶏肉や卵にはかなり疑問を感じます。それだけ安くするのには何処でコストを削減しているんだろうって。
Commented by chiho at 2007-11-27 18:12 x
bioさん>日本でも個人レベルでとても沢山のボランティア活動が活発に行われていると思うんです。この食料カンパは、政府の支援はなく、電力会社やスーパーチェーンなどが支援しています。そして一番の支援は、10万人のボランティアの力なんです。きっとね、募金を募るよりも、イタリア人にとってストレートに伝わるんですよ。このアイデアはイタリアらしいかもしれないですね。
Commented by chiho at 2007-11-27 18:15 x
gabbynaさん>ブラジルはビックリするほどのお金持ちと貧しい人の貧富の差がとても激しいんでしょうね。イタリアも少しずつ中流層がなくなり、貧困層が増えてきています。ホント、毎日3度のご飯が食べられるということって幸せなことですね。
Commented by chiho at 2007-11-27 18:24 x
ハトさん>ちょっと前に、新聞でこんな記事を見かけました。「ある老人が食料品屋を出ようとし、レジの前を通った時に、上着の下に隠したパスタ1袋が落ちた。老人は、恥ずかしさと空腹で泣き出してしまった。食料品やのオーナーはパスタの袋を老人に渡した。その後、住民に呼びかけ、地域でこの老人のお世話をするようになった」
このスーパーのオーナーや地域の住民の温かい気持ちも心を打ちましたが、それ以上に、食べるものに困っている人がイタリアにいるという現実がとても印象に残りました。イタリアは年金がとても低いので特に高齢層の貧困が深刻です。
Commented by chiho at 2007-11-27 18:26 x
すずらんさん>ブログに来てくださって有難うございます。そうですね、国によって、ちょっとした日常生活の中に色々な違いがあって面白いですよね。
Commented by chiho at 2007-11-27 18:30 x
nanaさん>去年、日本に帰国した際に、テレビで余りにグルメ番組が多くてビックリしました。レストランやファーストフードの数もとても多く、バイキング形式のところも凄く増えていたのにビックリでした。残飯として大量の食べ物が捨てられてしまうのでしょうね。イタリアにもレストランはありますが、日本ほどではないかなあ。食べ物は大切にしたいですね。
Commented by chiho at 2007-11-27 18:33 x
ふゆさくらさん>サンクスギビングディってそいういう意味があるんですね。家族の健康と食べ物に感謝すること、毎日その気持ちを忘れずにいたいなあと思います。
Commented by chiho at 2007-11-27 18:37 x
M.K.さん>イタリアでも、オレンジの収穫量が多すぎて、市場に出してしまうと値段が下がるので、土に埋めたりすることもあるそうです。この運動は、そういった農家へ作物を引き取りに行き、運送コストを負担しながら、貧しい人たちの為の食堂へ配布したりもしているそうです。年々、大きくなっているこの運動がもっと成長していくことを願っています。
by lacasamia3 | 2007-11-26 03:26 | フィレンツェという町 | Comments(26)