フィレンツェ田舎生活便り2

lacasamia2.exblog.jp

フィレンツェで山暮らしをするchihoの田舎便りです。フィレンツェの街歩き情報、イタリア風家庭菜園、お勧めレストラン現地情報、日帰りで行ける街の情報など。フィレンツェの滞在型アパートの紹介サイト「ラ・カーサ・ミーア」を運営しています。

ブログトップ | ログイン

イタリア人とお菓子屋さん

f0106597_16393631.jpg
イタリアでは大概、ケーキの包装は←このように簡単なものです。こちらが選んだケーキをバッソイオと呼ばれる四角い紙皿に並べ、それに直接クルッと包装紙を巻きつけて、紐でくくります。セロテープもセロファンも何も使わずに器用に包んでくれるんですよ。持ち帰り用の紙袋なんていうのも殆どなく、遭えてお願いすると、ビニール袋をくれるだけです。
皆、殆どが徒歩か車で買いに来るからなんでしょうね。きっと、列車やバスでお菓子をわざわざ遠くまで買いに行くことは余りないのかも知れません。フィレンツェでも、その地区ごとに人気のあるお菓子屋さんやパン屋さん、バールなどが必ずあり、皆、そのお気に入りのお店に通い詰めます。だからはるばる遠くからそこのお菓子を買いに・・・というケースは少ないんでしょうね。


f0106597_1644732.jpg
これは一口ケーキの盛り合わせ。
お友達のお宅にランチにお呼ばれしたので、車で通りがかった近くのケーキ屋さんで購入しました。イタリアではチェーン店展開をしているお店も少なく、どのお菓子屋さんも、代々そこでお菓子屋さんを開いていた家族が経営しているケースが多いと思います。1軒成功したらすぐ次2軒目、3軒目が開店したら大成功というパターンではなく、自分の代で開いたお店が、次の代へと引き継がれ、3代目まで続けば成功というパターンなんでしょうね。

ケーキを食べながら、ふと、イタリアでは縦に流れるゆっくりとした時間があるのだなあと思いました。

人気blogランキングへ
気に入っていただけたら↑をポチッとクリックしてください♪
Commented by tomotomo at 2007-06-29 22:04 x
いつも楽しく拝見させて頂いています。
フランス仕込みの繊細なケーキが主流な日本のケーキを見慣れているせいか、イタリアの素朴なケーキがとても新鮮です。
過剰でない包装の仕方がいいですね。
ヨーロッパは包装紙の何気ないデザインや色が素敵ですね。
Commented by yurara at 2007-06-29 23:37 x
あの包装の中身が、このひと口ケーキなんですよね?
上に載ったクリームとか紙に付かないのかなぁ?
お饅頭やさんみたいな感覚ですね~今の日本のケーキやさんでは、考えられないですね。
でも、私もこんなシンプルなのがいいなって思います。
ちょっと買っても立派な箱に入れて、リボンまで・・・。
それはそれで可愛いし、嬉しくもあるんですが、なんかもったいなくて・・・。いつも箱は平べったくして、リボンはくるくる巻いて、大事に取ってあります。笑
それにしても、素朴でおいしそうなケーキですね♪
手を伸ばして・・・いただきます♪
Commented by いずみ at 2007-06-29 23:56 x
ケーキといわれると日本のケーキを想像するからこの包みかたで大丈夫???と思ってしまいました。う~ん、見て納得。なんか、マンマの作ったケーキって感じですね。
きっと代々通いつめるお客さんがいるから、2代、3代と続きイタリアの職人が生まれるんでしょうね。奥が深いですね~



Commented by Olive at 2007-06-30 00:10 x
私も 支店を持つより その土地の味を何代かで 繋げていく イタリア式が好きです。 その土地には その土地の空気があり 美味しさがあるような気がします。 イタリアで買ってきた服は 日本に持って来た時 似合わないように。
Commented by みこ at 2007-06-30 07:02 x
その土地に根を張ったイタリアの縦の時間は、そのまん食文化の底力につながっている気がします。
イギリスは、田舎でも、大規模チェーンのスーパーやパン屋が、ストリートを席巻していて、悲しいです。こうやって食文化が全国均一になって弱っていくのでは、と思います。唯一の例外は、パブ。パブだけは、地元で長い間続いているところが人気で、地元のビールが色々飲めます。そういう意味では、ビールは底力あるかもしれません。
Commented by kanmyougama at 2007-06-30 07:09
お気に入りのお店があってお得意さんであってという関係がまたいいのですね。老舗ができていく様子に似ていますね。イタリヤのケーキ屋さんの様子が良く伺えました。お母さんが大好きだったお店のお菓子子供も大好きで・・・・・。
Commented by gabbyna at 2007-06-30 12:18
こちらでも代々のお菓子屋さんは、ありますが、日本人から見るととても素朴なケーキですね。うちのようなパン屋にもお菓子はありますが、とても簡単なケーキが多いです。日本のような綺麗なケーキは、なかなかお目にかかれません。そしてそのケーキを簡単な包装(この写真よりも簡素ですよ)で喜んでもって行く人が多いものです。
イタリア的なこだわりなんでしょうね。。
Commented by chiho at 2007-07-01 03:33 x
tomotomoさん>こちらにいるとたまに、日本のフワフワしたスポンジケーキ生地+クリームたっぷりのケーキが食べたくなりますが(笑)、こちらの素朴なケーキもなかなか美味しいですよ。大体、こちらでケーキというとシュークリームか、フルーツタルトかミルフィーユといった感じです。
Commented by chiho at 2007-07-01 03:37 x
yuraraさん>紙に多少クリームが付いてもあんまり気にしないんですよね。こちらに住んでいるとそんなことも余り気にならなくなってきます。でもそれはそれで、日本的な美意識なんだろうなあ・・・例えばね、ジェラートを持ち帰り用に箱に詰めてもらうときもフレーバー同士の間に紙を挟んだりしないんです。イタリア人って、「味が混ざっちゃうじゃないっ」とも余り思わないんですね。「美味しいね」って混ざったところも食べちゃいます。
Commented by chiho at 2007-07-01 03:40 x
いずみさん>どの商売も地域密着型なんですよ。だから普通の商店がずっと長く続いていくんでしょうね。大手企業がなかなか参入しにくい土壌なんだろうなあ、イタリアって。
Commented by chiho at 2007-07-01 03:43 x
Oliveさん>一気に稼ぐのではなくて、長く続けていくことに価値があるという価値観は、入れ替わりが激しい今の日本では通用しないのかも知れませんね。こつこつと長く続けていくことこそ大切なのだと私も思います。
Commented by chiho at 2007-07-01 03:45 x
みこさん>イギリス人はビールにはこだわるのね。結局、大手に支配されない分野って、その土地に根付いたもので地域密着型だからなんでしょうね。
Commented by chiho at 2007-07-01 03:49 x
kanmyougamaさん>イタリアのバールやお菓子屋さん、パン屋さん、食料品屋さんに行くと面白いのは、馴染みのお客さんがお店の人と世間話や家族の近況について延々とおしゃべりしているところです。そして、最後に、「それじゃあ・・」って帰り際、「あっそうそう、・・・を買いに来たんだった」って買い物を思い出したりして。この国のの人たちにとっては、おしゃべりがメインなんです。
Commented by chiho at 2007-07-01 03:52 x
gabbynaさん>お菓子が素朴なのはブラジルもイタリアも同じですね。
日本にたまに帰ると、買い物をした時の包装紙が多いのにビックリします。包んだり、飾ったりという一種の日本の美的感覚なんでしょうね。
Commented by grappa-tei at 2007-07-01 19:05
面白い表現ですねー。縦に流れる時間ですか。なるほど。とすると横に流れる時間もあるということですかね。ウーム、悩んでしまいます。それにしてもこの一口ケーキの色合いはどうでしょう。食べるのが勿体みたいですね。
Commented by chiho at 2007-07-03 04:16 x
grappa_teiさん>何だかイタリアでは10年、20年という時間がゆっくりと流れているような気がします。えへへ、ケーキなかなかカラフルで綺麗でしょ?
by lacasamia3 | 2007-06-29 16:57 | フィレンツェという町 | Comments(16)