フィレンツェ田舎生活便り2

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フィレンツェで山暮らしをするchihoの田舎便りです。フィレンツェの街歩き情報、イタリア風家庭菜園、お勧めレストラン現地情報、日帰りで行ける街の情報など。フィレンツェの滞在型アパートの紹介サイト「ラ・カーサ・ミーア」を運営しています。

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我が家にも一台欲しいリムジン・・・牛

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今年の牛祭りでもメインイベント「牛の競売」が行われました。
牛の競売というと何だか悲しいイメージがありますが、なんのその。やはり手塩をかけた牛に高い値段が付くと、売り手の農家は顔をほころばせ、観客は拍手喝さいです。
競売のメインは、やはりリムジン牛。食肉用ですが、出展されたのは若いメス牛ばかりなので、きっと買い手は子牛を生ませる目的で買うんでしょうね。
農家が出す値段をスタートにして、どんどんと値段が上がって行きます。大体、1800から2300ユーロの間。父牛が賞をとった有名な牛だったりすると、結構高い値段がつきます。今年一杯
まで、トスカーナ州が牛の売買1頭あたりにつき500ユーロの援助金を出すので、買い手にとってはお買い得なんだそうです。
2000ユーロか・・・いつか、1頭欲しいなあと思いました。前髪が可愛くクリクリしている小さめの牛。いいなあ。


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写真左は、珍しい女性のドマトーレ、調教師です。勿論、馬のように乗るための調教ではないのですが、これだけ大きな牛を移動するだけでもとても大変。雄牛などは特に危険です。彼女は1000キロ以上もある牛の鼻に、先が2股に分かれた棒を引っ掛けて操ります。牛は鼻が急所なんです。荒い気性の牛には、鼻の穴にリングが付けられていて、これにフックをかけて引っ張ることで、おとなしくついて来るんですね。
若い女性が、こうした分野で活躍しているなんて、本当に頼もしいなあと思います。


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ユキちゃんは、昨日は最初ちょっとご機嫌斜めだったんです。
牛祭りで風船売りを見て、「買って~買って~」とぐずりだしました。アントネッロがおばさんに値段を聞いたら風船1個5ユーロだって!。「ガスがすぐに抜けちゃうから、家に帰ったらしぼんでしまう風船に5ユーロ払うお金はウチにはありませんっ!」と言っても、全然ダメ。周りに嬉しそうに風船を持って歩いている子が沢山いるもんね。気持ちは判るケド・・・
(これを書きながら、今、ふと、以前ユキちゃんが自分で膨らました風船に紐をつけて引きずりながら悲しい顔をしていたのを思い出しました。そっか、ふわふわ浮かぶ風船が欲しかったんだね。今度の機会に、お利巧さんにしたら買ってあげようと思います)
さて、ぐずるユキちゃんを引きずりながら歩いていると、ジャジャ~ン。お菓子屋さんの屋台がありました。イタリアではお祭りの時に良く見る典型的なお菓子屋さんです。
「じゃあ、ここでユキちゃんが好きなお菓子を1個だけ買ってあげよう」とアントネッロに言われ、ユキちゃんが選んだのは、ピンクのハート型のぺろぺろキャンディー、1.5ユーロ。
着色料たっぷりのぺろぺろキャンディーだけど、たまにはいいか。味見をすると、なんだかとても懐かしい味がしました。
ユキちゃんはこれで機嫌をなおしてくれ、やれやれ。


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ふと見ると、お菓子屋さんの店先にこんな面白いものがありました。"Addormenta suocere"(姑の眠り薬)。ナッツ類をキャラメルで固めた素朴なお菓子なんですが、何故こういう名前がついたか、お菓子屋さんのおじさんに聞くと・・・
昔、いいなずけが、彼女を訪ねて家に行くと、必ず、姑が横にバッチリ付いて、恋人達を見張っていたそうです。で、彼氏がこのナッツのお菓子をお土産に持っていくと、姑はこれを食べながら大人しく「私はちょっと一休みしてくるわ」と席をはずし、二人っきりにしてくれるというわけなんですね(笑)。

今年の牛祭りもたっぷりと満喫しました。
来年もお楽しみにっ!

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Commented by nonnakaori at 2007-05-07 23:11 x
ユキちゃん風船5ユーロは高いですよ。我慢してね。
花より団子ではなくて、風船よりべろべろキャンディがお似合いです。
女性の牛調教師なんて面白い。ぜひ見たいものです。本当に若い娘さんですね。「姑の眠り薬」も食べてみたいお菓子だわ。
リムジン牛を見たら、ベッチさんの所からボルゴへ向かう途中にあった牧場の風景を思い出しました。
Commented by ルナ・エ・ソーレ at 2007-05-07 23:27 x
ご無沙汰しています!赤ちゃんたち、みんな可愛い~。牛も可愛い~。畑に来たら、百人力ですよね!でも、小さい牛じゃないと、Chihoさん手に負えないかも。。。
ユキちゃんのぺろぺろキャンディ、ご機嫌が斜めだったのが直ってよかったですね。風船欲しい気持ちもよくわかるけど。。。
イタリアの食べ物っておかしな名前のものがありますよね~。そして、その名前の由来も面白い。
他の業者さんですが、ピエモンテのパン(グリッシーニの一種)でLingua di suocelaっていうのを売っている会社があります。日本語に訳しては売りにくい感じですけど、かえってインパクトもあるため、そのまま使っているようです。「姑の舌」ですって。巨大な舌なんですよ~
Commented by maetoyo at 2007-05-07 23:28 x
こんにちは。

ユキちゃん、ふうせんは残念だけれども、私も同じ思い出があるから、気持ちは解ります、自分で膨らますとどうして浮かないのか、子供のときには謎でした。
いまなら、花より団子なので飴がいいなぁ~って思いますが。
でも5ユーロは高い・・・。

女性のドマトーレさんステキですね~。私は牛の団体に追いかれられた経験が・・・
Commented by BUNTA at 2007-05-08 00:09 x
すんません。なんかもう今日は出だしから頭の中を「ドナドナ♪」の旋律が流れ出して止まらなくなってしまいました。ドナドナ・・・・・
Commented by Mezzana at 2007-05-08 04:10 x
ユキちゃん、ハートのキャンディーがお似合いです♪

しかしこのお菓子、うちの姑も大好きなので思わず爆笑してしまいました。
彼女、糖尿だというのに何かと言い訳をしながらたーくさん食べるんですよね(笑)。
お祭りだからしょうがないか、と家族も目をつぶっているのですが、
こんな名前がつくくらいなら本当に年配女性に人気があるのかもしれませんねー。
Commented by coma at 2007-05-08 07:39 x
「姑の眠り薬」…お菓子にすごい名前ですね~。でもなんか惹かれる(笑) しかも私ナッツ&キャラメル系って好きなんですよねー。今度イタリアに行く機会があったらぜひ食べてみたいです。 ん? 義母にお土産ってテもあるか。
Commented by 菜雪 at 2007-05-08 11:53 x
5ユーロ! いい商売してますねえ。
でも子供のころ欲しかったから、ユキちゃんの気持ちもわかります。
キャンディーのユキちゃんの写真、めちゃキュートです。
懐かしい味・・・なんだか想像できますよ(笑)。
ドキドキする色味ですが、たまにはいいですよね♪
Commented by gabbyna at 2007-05-08 12:32
このキャンディ、不滅ですね~~~♪世界普遍かも?!(爆)うちの店でも小さいこれがあり、ぐずる子供は、大抵これで機嫌を直します。
そしてLingua de Sograというお菓子もあります。甘い甘いココナッツがたっぷりかかっているお菓子ケーキ、同じ意味合いだったのだろうか??と思いました。
Commented by chiho at 2007-05-08 19:14 x
nonnakaoriさん>女性の調教師さんは、「いよっ、姉ちゃんがんばれ~って」観客から大歓声を受けていましたよ。
Commented by chiho at 2007-05-08 19:16 x
ルナ・エ・ソーレさん>こんにちは。「姑の~」って多いですよね。私もシチリアで「姑の舌」というお菓子を見ました。長かったです(笑)。
Commented by chiho at 2007-05-08 19:33 x
BUNTAさん>あ~、BUNTAさんのコメントを拝見してから、ドナドナが止まりませんっ!ドナドナ~・・・
Commented by chiho at 2007-05-08 19:34 x
Mezzanaさん>イタリアのお姑さんって甘いものが大好きですよね。日本も同じかな?確かに見ていると子供よりもお年寄りが良く買っています。
Commented by chiho at 2007-05-08 19:35 x
comaさん>ははは、義母さんにお土産ってそれ良いアイデアですね(笑)。お持ち帰り用にパッケージしたのもありましたよ。
Commented by chiho at 2007-05-08 19:37 x
菜雪さん>考えてみたら、ユキちゃん、多分ふわふわ浮かぶ風船を持ったことないんじゃないかな。絵本とかテレビで見ているから憧れるんですよね。ユキちゃんが憧れているものは、風船(浮かぶやつ)、綿あめ(これは体験済み)、ピーナッツバターのサンドイッチ(爆笑)です。
Commented by chiho at 2007-05-08 19:38 x
gabbynaさん>ふふふ、ペロペロキャンディーは世界普遍ですね。昔懐かしい渦巻きタイプもありましたよ。へえ、ブラジルにも同じようなお菓子があるんですね。ブラジルバージョンはココナッツがかかっているんだ。
Commented by chiho at 2007-05-08 19:59 x
maetoyoさん>ええ~牛の団体さんに追いかけられたんですか?それは結構あせるかも。
by lacasamia3 | 2007-05-07 21:49 | トスカーナ山暮らし | Comments(16)