のんびり過ごした一昨日とは一転して、今日はちょっとバタバタしました。
今朝、アントネッロの車のバッテリーが上がってしまい、ユキちゃんを園バスの停留所に送った後で、アントネッロを工房に送り、そのままバス停に車を置いてフィレンツェに行きました。午後、再びバス停に戻り、車でアントネッロを迎えに行き、そのままユキちゃんを拾って、二人を一旦家に連れて行き、私は再びフィレンツェへ・・・
何だか1日中、バスに乗ったり、車に乗ったりしていました(ふう)。
さて、今日は用事の合間に、チョンピの広場に寄りました。ドゥオーモから徒歩6分ほどの場所なのに、この界隈は、ツーリストの姿は殆ど見当たらず、地元の人で賑わう商店街です。ここ、チョンピの広場では毎月最終日曜日に骨董市が開かれます。普段も、常設のお店が並んでいて、メガネのフレームから70年代の家具、ガラクタチックな玩具からジノリのカップのセットなど様々な分野の骨董品が並んでいます。屋根にジャスミンが茂っていたり、植木が沢山置いてあって、フィレンツェの都会のにぎやかさに疲れた時、私はいつもここに来て深呼吸をします。
何だか可愛いくて目に付いたクロスステッチの妖精。
ここは、「掘り出し物」とか「値打ちのあるもの」が見つかる骨董市ではなくて、価値は判らないけれど、気に入ったものが見つかる骨董市です。そのものの背景にどんなストーリーがあるんだろうなあって想像しながらものを観察するのがとても楽しいんです。
バーチチョコで有名なペルジーナ社の古いキャンディーの箱。色使いとロゴがレトロです。
写真右は、お店の奥にあったキャンディーやビスケットの缶。
右端のビスケットの缶に注目!
印刷されているのは、60年代のローマ法王ジョヴァンニです。ベルギーの皇太子、皇太子妃の婚礼の際に記念販売されたビスケットのようで、側面には皇太子、皇太子妃とローマ法王の記念写真が印刷されています。
このビスケット売れたんだろうなあ・・・
<チョンピの骨董店>
ドゥオーモを背にしてカルツァイウオーリ通りの左側に伸びるコルソ通りをまっすぐ進んだ先の右手にあります。お昼休みがありますが、毎日午前、午後に開いていますよ。
骨董市は同じ場所で毎月最終日曜日です。
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nonnakaori
at 2007-05-04 08:10
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この天使は、Kちゃんがとびつきそう!頭のフワフワした感じや、ブラックべりーの小枝を持ってる手つき、足の組み方などみてたら、Oさんも欲しがりそう!ビスケット缶も、これを見たら、KちゃんOさんKさんたちの奪いあいですよ。
この広場、いつも雑貨品しかみないのに骨董市楽しそう!
「オリーブの丘に暮らす」のCHIEさんのイタリア古道具展は、すごく面白かったですよ。白い菊形のサラダボールは、まるで日本の白磁みたいでした。
この広場、いつも雑貨品しかみないのに骨董市楽しそう!
「オリーブの丘に暮らす」のCHIEさんのイタリア古道具展は、すごく面白かったですよ。白い菊形のサラダボールは、まるで日本の白磁みたいでした。
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at 2007-05-04 13:07
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ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
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juliavonlea at 2007-05-04 19:07
chihoさん、こんにちは。
都会の中で、ホッと一息つける自分の場所があるっていいですね。^^
私はどこでホッとできたのかなぁーと、古い手紙を調べてみたら、私はミケランジェロ広場だったようです。^^
私事ですが、10年余り前ひとりで、15日間 予算9万円(往復の電車代抜きで・・・。当時はウィーンにいました)というイタリア旅行をしました。(ローマ、フィレンツェ、ヴェネツィアのみ)
ホテル代込みの予算だから、毎日の暮らしに当てられるお金が少なくて、「禁欲の旅」と名づけていました。(笑)
毎日、歩いたり美術館巡りをしたりしていました。
イタリアでは、手持ちのお金も少なく、空腹な時もありましたが、しあわせとしかいいようのない満ち足りた時間でした。
都会の中で、ホッと一息つける自分の場所があるっていいですね。^^
私はどこでホッとできたのかなぁーと、古い手紙を調べてみたら、私はミケランジェロ広場だったようです。^^
私事ですが、10年余り前ひとりで、15日間 予算9万円(往復の電車代抜きで・・・。当時はウィーンにいました)というイタリア旅行をしました。(ローマ、フィレンツェ、ヴェネツィアのみ)
ホテル代込みの予算だから、毎日の暮らしに当てられるお金が少なくて、「禁欲の旅」と名づけていました。(笑)
毎日、歩いたり美術館巡りをしたりしていました。
イタリアでは、手持ちのお金も少なく、空腹な時もありましたが、しあわせとしかいいようのない満ち足りた時間でした。
nonnakaoriさん>え~っと、天使じゃなくて妖精だと思います(笑)。古道具展、面白そうですね。
juliavonleaさん>私もかれこれ15年以上前ですが、リュックを背負ってイタリアを一人で回ったことがあります。ユースホステルに泊まりながらフィレンツェ、パドヴァ、フェラーラ、ヴェネツィア、ミラノの旅。毎日とにかく歩いた旅でした。な~んにも買わなかったけれど、幸せだったなあ・・・
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lacasamia3 at 2007-05-05 18:33
鍵コメさん>楽しいご滞在になると良いですね。そうですね、フィレンツェの骨董市は月末なので、ご滞在中には残念ながらあたらないようです。面白い商店街は、メインサイト「ラ・カーサ・ミーア」 http://www.lacasamia.jp/ の「フィレンツェの楽しみ方」というカテゴリー中、「お薦めお散歩道」というコンテンツで紹介しています。宜しかったらご覧下さい。楽しいご旅行になりますように♪
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juliavonlea at 2007-05-05 20:14
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martiniflats
at 2007-05-06 12:43
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Chihoさん、情報ありがとうございます。
どこの国に行っても、買っても買えなくても、いろいろな生活が見える骨董市は大好きです。今回はこのチョンピの骨董市の為に自分の滞在を1日延ばしました。ありがとうございます。ぜひ行ってみますね。
どこの国に行っても、買っても買えなくても、いろいろな生活が見える骨董市は大好きです。今回はこのチョンピの骨董市の為に自分の滞在を1日延ばしました。ありがとうございます。ぜひ行ってみますね。
juliavonleaさん>そうですね、町を歩いたり教会を見たり、気に入った街角を眺めたり、なんだかそんな旅でした。
martinflatsさん>この骨董市が開かれる場所の近辺もなかなか面白い商店街ですよ。日曜日だと開いているお店は少ないかも知れませんが、是非散策してみてください。楽しいご滞在になると良いですね。