昨日は、アントネッロとDVDで、「橋の上の娘」(伊 "LA RAGAZA SUL PONTE")という映画を見ました。フランス映画の巨匠、パトリス・ルコント監督で、原作が私が大好きな作家、ポール・オースター(Paul Auster) だったので、前から見たいと思っていた作品です。
ストーリーは、絶望して河に身を投げようとした娘を、「人生を諦める気なら・・・」とナイフ投げの的としてスカウトする曲芸師の話です。二人の数奇な運命を追ってストーリーが展開していくのですが、なかなかテンポが良く、後味も良い作品でした。そして音楽がナイス!
口を閉じていると美人なのに、ニッと笑うとスキッ歯が見える娘役のバネッサ・パラディ。懐かしい~、女優としての才能を再発見しました。実は、私、昔買ったCD持っています(コッソリ)。完璧美人じゃない所にさらに存在感を感じます。曲芸氏役のダニエル・オトウーユも渋くてよい味を出しています。
この映画の原作"Lulu on the Bridge"の著者であるPal Austerは、私とアントネッロが大好きな作家の一人です。イタリアでも結構人気があり、新刊が出る度に彼の本が目立つ場所に横積みにされています。
私が今までに読んだ彼の本は
Mr Vertigo、
Smoke&Bluce in the Face、
L' invenzione di solitudine、
Timbuctu'
彼が得意としているストーリー展開は、平凡な生活を送る登場人物たちが、不思議なめぐり合わせで、何故か信じられないような状況におかれてしまうというもの。イタリア語で読んでもかなりテンポが良く読みやすいです。英語で読めたら最高でしょうね。
アントネッロが丁度昨晩読み終わった本、Leviatanoを今晩読み始めようと思います。
余談ですが、お布団に入って、寝る前に本を読むと手先が冷たくなりませんか?末端冷え性の私、靴下を履いて寝ていますが、手袋もしようかな?
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vegepower at 2006-12-07 00:21
ちょうどイタリア映画を観たかったので、うれしい話題でした。
他にもお勧めのがありましたらぜひ。
余談の冷え性のお話ですが、私も冷え性です。
この1ヶ月養命酒を飲み始めたら、とても体調がよくて
足の冷えがあまりなくなってしまいましたよ。
でも、フィレンツェでは買えませんよね・・・。
ちなみに、私は寝るときに軍手をしてます。朝起きたとき、ポッカポカです!
他にもお勧めのがありましたらぜひ。
余談の冷え性のお話ですが、私も冷え性です。
この1ヶ月養命酒を飲み始めたら、とても体調がよくて
足の冷えがあまりなくなってしまいましたよ。
でも、フィレンツェでは買えませんよね・・・。
ちなみに、私は寝るときに軍手をしてます。朝起きたとき、ポッカポカです!
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sachi
at 2006-12-07 14:03
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私も是非観てみたい!バネッサのCD昔借りたなぁ~
そうそう、私も布団の中にまで本を持ち込んで読みたいのですが、指先が冷たくなっていっつも後悔します。そういえば、先日テレビで生姜を炒める料理が身体を温める、とやってました。
そうそう、私も布団の中にまで本を持ち込んで読みたいのですが、指先が冷たくなっていっつも後悔します。そういえば、先日テレビで生姜を炒める料理が身体を温める、とやってました。
vegepowerさん>この映画はフランス映画ですがテンポが良いのでなかなかお勧めですよ。軍手は良いかも。試してみます。
sachiさん>そうそう、私は足は勿論、指先と鼻の先が冷たくなっちゃうんです。しょうがも利きそうですね。
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spumo at 2006-12-08 01:13
chihoさん、こんばんわ。
”スモーク”と”ブルー・イン・ザ・フェイス”は、大好きな映画だったので、なんだか嬉しくなりました♪
しかしポール・オースターという作者のことは、知りませんでした~。
勝手に、大好きなバーヴェイ・カイテルが原作・監督かと思い込んでおりました。お陰様で観て観たい映画が増えました♪
イタリアって他の国の作品でも、良いと思えばメジャーな作品じゃなくても、自国の作品並に翻訳したり、吹き替えしたりして、PRしたりしているのがすごいですよね。またの映画評論、楽しみにしております。
”スモーク”と”ブルー・イン・ザ・フェイス”は、大好きな映画だったので、なんだか嬉しくなりました♪
しかしポール・オースターという作者のことは、知りませんでした~。
勝手に、大好きなバーヴェイ・カイテルが原作・監督かと思い込んでおりました。お陰様で観て観たい映画が増えました♪
イタリアって他の国の作品でも、良いと思えばメジャーな作品じゃなくても、自国の作品並に翻訳したり、吹き替えしたりして、PRしたりしているのがすごいですよね。またの映画評論、楽しみにしております。
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hare
at 2006-12-08 04:07
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「スモーク」は映画で見ました。大好きな作品のひとつで、何度見ても泣いてしまうんですよね… 地味なのに、しみじみとした感動があります。
「Lulu on the Bridge」は、ヘーヴェイ・カイテルとミラ・ソルヴィーノ主演で、ポール・オースターが監督したものもありますよね。こちらも大好きです。
「Lulu on the Bridge」は、ヘーヴェイ・カイテルとミラ・ソルヴィーノ主演で、ポール・オースターが監督したものもありますよね。こちらも大好きです。
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満月
at 2006-12-08 07:53
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はじめまして。いつも楽しく拝見させていただいています。
いつも読ませていただくだけなのですが、今回は私も大好きな作家、ポール・オースター!が取り上げられていたので我慢?できずに初コメントです。
私は『ムーン・パレス』で彼にノックアウトされました。日本語で読んで、英語にチャレンジして...また読みたくなったなぁ。『スモーク』も大好きです。お勧めの『Lulu on the bridge』もフランス版、アメリカ版、見比べてみたいなぁ。早速探してみます♪
これからも心温まる記事を楽しみにしています♪
いつも読ませていただくだけなのですが、今回は私も大好きな作家、ポール・オースター!が取り上げられていたので我慢?できずに初コメントです。
私は『ムーン・パレス』で彼にノックアウトされました。日本語で読んで、英語にチャレンジして...また読みたくなったなぁ。『スモーク』も大好きです。お勧めの『Lulu on the bridge』もフランス版、アメリカ版、見比べてみたいなぁ。早速探してみます♪
これからも心温まる記事を楽しみにしています♪
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fumi
at 2006-12-08 11:06
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spumoさん>私にとても「スモーク」は大好きな作品の1つです。パトリス・ルコント監督とポール・オースターの組み合わせが意外だったのですが、しっくりして、それぞれの良さが出ていました。音楽もなかなか渋くてジンジンきます。お勧めですよ♪
hareさん>スモークって出演者もなかなかすごい顔ぶれですよね。へえ~、ミラ・ソルヴィーノ出演の方はまだ見ていません。是非見てみたいと思います。情報を有難う♪
満月さん>私はイタリア語でしか読めないので、英語で読めたら最高だろうなあって思います。アントネッロ曰く、新作のLeviatanoもお勧めだそうですよ。