フィレンツェ田舎生活便り2

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フィレンツェで山暮らしをするchihoの田舎便りです。フィレンツェの街歩き情報、イタリア風家庭菜園、お勧めレストラン現地情報、日帰りで行ける街の情報など。フィレンツェの滞在型アパートの紹介サイト「ラ・カーサ・ミーア」を運営しています。

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「田舎風」行列の並び方

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写真は、ポデーレ・ベッチの近くで見つけたドングリ。ドングリってこんな風になるんですね。今まで気をつけて見たことがなかったので結構新鮮です。今年は、ドングリが沢山なって、鹿やイノシシ、リスたちは大喜びです。食べきれないほど沢山足元に落ちていました。
さて、今朝は、村の郵便局に行って来ました。私が住んでいる場所には、銀行が全くないため、住民にとって郵便局は銀行代わりでもあります。勿論、口座も作れるし、公共料金の支払いも郵便局で行います。村の小さな郵便局は、窓口がたったの2つ。そのうち1つは、郵便が届かない山の上に住んでいる人たちが局留めの郵便を取りにくるための窓口。だから、いつも公共料金の支払いや振込みが出来るもうひとつの窓口が混んでいるのです。
さて、村では皆が顔見知りだから、順番待ちをしている間も皆、おしゃべりに夢中。足の悪いお年寄りや、子供連れのお母さんは近くのベンチに腰掛けているし、気が付くと列はグチャグチャです。こういう光景に出くわした時、大切な言葉は、" Chi e' ultimo ?"(キ・エ・ウルティモ?=一番最後の人は誰ですか?)。そうすると、"Io"(イーオ=私よ)と誰かが必ず手を挙げます。そして他の人たちも、「私はこの人の後で・・・」とか、「私の前には、今車を移動中のおじさんがいるわよ」などと、途端に順番確認をし始めます。こうして、皆、誰の前で誰の後ろなのかを確認し、再びお喋りを再開するのです。
こうして誰の後ろで誰の前なのかさえ判っていれば、行列がきれいに並んでいなくてもいつか自分の番が来るものなんですね。黙って誰とも話さなくても生活して行くことが出来そうな日本のシステムに比べると、何だか秩序がなくて、時間の無駄が多いのかもしれませんが、常に表現したり主張することが求められるイタリアのこうしたシステムは、なんだか合理的で、人間らしいなあって思います。
もちろん、割り込みもたまにはありますよ~。下の村では遭遇したことはありませんが、もうちょっと大きな町で、ズカズカッとマダムが入ってきて、気の弱そうな私の横にスタンバイしたことがあります。そんな時には、一言、"Lei e' dietro di me, vero ?"(あなたは私の後ろですよね)と釘をさしておきましょう(笑)。

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Commented at 2006-11-08 08:12 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented at 2006-11-08 13:12 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by Mezzana at 2006-11-08 19:31 x
順番用の番号を取る機会の無い場所では、うちのそばもこの「指差し確認」が行われていますよー。病院ではない、町の小さな医院に行った時もそんな感じでしたので、ドイツの医療システムに慣れていた私は泣きそうになったのを覚えています(笑)。

そのときは「こんな縄文時代のようなシステムがいまだに行われているなんて…」と本当にショックを受けましたが、いまではchihoさんがおっしゃるようにとっても人間らしいなぁ、と思うようになりました。

イタリアの田舎には、まだまだ人間同士のコミュニケーションを土台とした力強さが残っていますよね。ここなら何かあっても大丈夫、そう感じさせてくれる何かがあるような気がします。
Commented by perican at 2006-11-08 19:34 x
chihoさん、こういうのって自然でいいですね。
でも日本人はなかなかそうはできませんね。ちゃんと並んでいないと不安なのですね。そして、コミュニケーションが苦手。
私もそうです。
見習わないといけないことだと想いました。
ドングリ、かわいいから大好きなんです。
炭にしたこともあります。
Commented by sachi at 2006-11-08 22:55 x
chihoさん。こんばんわ。お久しぶりです。数日、体調不良で寝込んでいました。今は復活途中です。Chihoさんはお元気でいらっしゃいますか?どんぐりも色んな形がありますよね。細長いのとか太くて短いのか、こげ茶色だったり、明るい茶色だったり。我が家のポインター犬とラブ犬はどんぐりを美味しそうに食べます。食べている音は美味しそうだけど、味は美味しいのかしら?と思います。日本帰国旅行、とても充実されていた様で何よりです。私も海外で生活してみて日本のお風呂は、世界一だと思います。友人が来年フィレンツェ旅行をするというので、勿論Chihoサンのラ・カーサ・ミーア薦めました。友人は気に入って見ているようです。では、またコメントします。
Commented by オイ(由香) at 2006-11-09 12:10 x
こんにちは!いつも楽しみに読ませていただいてます。来年の冬学期3ヶ月間、一月末からフィレンツェに滞在予定の由香といいます。今、どんな芸能人よりもユキちゃんが私の中で一番のアイドルです。えへへ 笑
私の家もものすごく田舎にあって、家の向かい歩いて5分くらいのところに山があり、反対側の家の裏山はスキー場です。小さい頃、地域に同い年の子が2人しかいなくて、よく向かいの山に私の姉やその子達とその子達の兄弟とで遊びに行きました。その山はどんぐりだけじゃなくいろいろな木がうっそうと生えていて、今にもトトロが出てきそうで「トトロの山に行こう!」と言ってよくみんなで探しに行ってたりしてたんです。なのでChihoさんのどんぐりを見てなんだか遊ぶところ=山だったあの頃が懐かしくなってしました。この時期の日本には久しく帰っていないのでよく覚えてないんですが、もうどんぐりの時期も終わったのかな。郵便局の話、読んでいて心がほんわかしました。冬に訪れるのが本当に楽しみになります。ただ、今年20になったので言葉の吸収力が心配です…。長くなってしまってすみません。山にはいろいろ思い入れがあって 笑。これからも更新楽しみにしています!
Commented by chiho at 2006-11-09 18:27 x
鍵コメさん>旭山動物園、次回は私も行ってみたいなあ。ペンギンの行進をユキちゃんに見せてあげたいです。
Commented by chiho at 2006-11-09 18:31 x
鍵コメさん>次回は、是非アントネッロと一緒に日本に行きたいと思います。京都や奈良も見せてあげたいし、おいしい和食も食べさせてあげたいなあ。ちなみに、アントネッロは4回日本に行っているのですが、滞在中食べた日本の食べ物で一番おいしかったのは、母が作るお稲荷さんと、祖母と一緒に柳川の川下りをした後に食べた鰻の蒲焼きだそうです。
Commented by chiho at 2006-11-09 18:33 x
Mezzanaさん>最近は、フィレンツェ市内の大きな郵便局では番号札式が浸透しているようですが、我が家の周りもまだまだ「指差し縄文式」です。ははは、縄文時代から多分人は行列を作るときにこうして前と後ろを確認していたんでしょうね。ウケました。
Commented by chiho at 2006-11-09 18:36 x
perikanさん>日本だと、標識やサインが町中に溢れていて、人とはなす必要が段々となくなっているような印象を受けました。イタリアでは何でも人に聞くので、たまに日本に帰って道を人に聞くとびっくりされることがあります。ドングリを炭に???何に利用できるんでしょう。すごく知りたいデス。
Commented by chiho at 2006-11-09 18:41 x
sachiさん>へえ、犬もドングリを食べるんですね。お体は如何ですか?今年は、アントネッロも私もすごく風邪に気をつけていて(一人かかると家族全員ひいてしまうので)、帰宅後の手洗いとうがいは欠かせません。ユキちゃんも最近うがいができるようになったんですよ。サイトをご紹介頂き有り難うございます。今までコンテンツの更新ができていなかったのですが、これからがんばって更新したいと思います。
Commented by chiho at 2006-11-09 18:44 x
由香さん>楽しくて充実した留学になるとよいですね。1月のフィレンツェは結構寒いので、暖か下着や、冬用のパジャマをお持ちになると良いと思いますよ。私はトスカーナの山にいるけれど、日本の田舎もなかなか良いなあと思います。由香さんの山の思い出、大切にしてくださいね。
Commented by peko-nanamama at 2006-11-09 22:34
8日間のイタリア駆け足旅行から帰ってきました
フィレンツェからローマへ向かう車窓から見える山のどこかにユキちゃんがいたのですね~(^_^)
一週間ずっと晴天で朝晩は冷え込みましたがとても気持ちのいい旅でした。
フィレンツェもローマも車の路上駐車には驚きました。私絶対運転できないわ。
ベネチュアもフィレンツェもあまり便利な街とはいえないと思いますが山の中にはいるともっと不便なのでしょうね。
そして便利さの中で失っていくものがそこにはあるんですね。自然の中で子育てできるって本当に素晴らしい。幸せですね。
Commented by さかえ at 2006-11-11 11:30 x
うちも千葉のド田舎なのですが 番号札で待ってるんですよ。ちなみにほとんど町の人の顔ぶれですねー。 ドングリは6歳(男)、4歳(女)が幼稚園に行っていて、裏山にお散歩をしにいくと、ビニール袋にたくさん自分で一生懸命に詰めたんでしょうね。お持ち帰りしてきますよ!!時にはちっこいドングリに顔なんぞ書いたりして・・・。
Commented by chiho at 2006-11-12 05:39 x
peko-nanamamaさん>イタリアにいらしていたんですね。今年の秋は、お天気続きだったので良かったですね。フィレンツェの路上駐車は私もドキドキです。でもちょっと当たっても日本ほどは大騒ぎしないので、何とかなります(笑)。
Commented by のぐ at 2006-11-12 07:57 x
さかえさん、そうです毎年親父と出かけてます。
私自身のイタリア渡航歴は20年くらいになりますが、親父も7~8年くらいでしょうか?上から下まで観光地たる町はほぼ行きましたが、
トスカーナはいいですね、二人とも大好きです。
母が亡くなり親父ひとり日本においていくこともできず、連れまわしたのが始まりで、今はふたりでどっぷり浸かっちゃいました。
フィレンツェもいいんですが、トスカーナの小さな町めぐりが大好きです。
ですからchihoさんの住んでいる山の家にあこがれます、
素敵です。
Commented by のぐ at 2006-11-12 07:57 x
さかえさん、そうです毎年親父と出かけてます。
私自身のイタリア渡航歴は20年くらいになりますが、親父も7~8年くらいでしょうか?上から下まで観光地たる町はほぼ行きましたが、
トスカーナはいいですね、二人とも大好きです。
母が亡くなり親父ひとり日本においていくこともできず、連れまわしたのが始まりで、今はふたりでどっぷり浸かっちゃいました。
フィレンツェもいいんですが、トスカーナの小さな町めぐりが大好きです。
ですからchihoさんの住んでいる山の家にあこがれます、
素敵です。
Commented by のぐ at 2006-11-12 08:00 x
あら、2回送ってしまいましたね、失礼しました。
寒さ対策万全で明日発ちます。
by lacasamia3 | 2006-11-08 02:57 | トスカーナ山暮らし | Comments(18)