さて、食事の後はサンセポルクロの街へ。
ここはレース編みで有名な街です。中心の広場手前にはこんな銅像が。レース編みが上手なご婦人が沢山住んでいると思っただけでワクワクします。
メインストリートにも一件、小さな手作りのレース編みのお店がありました。
そして左側がカテドラル。
そしてもし右横の扉が開いていたら、そっと中に入ってみて下さい。
時が止まったような静かな空間。
カテドラルから徒歩5分程の所にあるサンセポルクロの市立博物館には、ピエロ・デッラ・フランチェスカの有名な2点の作品が保存されています。その1つはこちら、「キリストの復活」(1463-1465)。この建物自体が、元々、サンセポルクロの市政が行なわれていた建物で、このフレスコ画が描かれた部屋は、市民が集まり、様々な決議を行なった場所。それを知ると、更にこの旗を掲げて自らの墓に足をかけ、すっと立ち上がるキリストの姿の意味が奥深く感じられます。
数年前からずっと修復中だったのですが、やっと修復が終わりました。
色彩の美しさと緻密に計算されたパースペクティブはピエロならでは。もし以前に一度サンセポルクロでこの作品を見た方は、是非もう一度足を運んで頂きたい。
更にもう一点。こちらは「慈悲の聖母」(1444-1465)
信者達は小さく描かれ、他の聖人たちと同じく巨大に描かれた聖母マリアの庇護のマントの下に集まっています。
そして、今回もハーブ博物館に行ってきました。同じ通り沿いで、市立博物館の先の右側、公園の真向かいにあります。
市立博物館に先に行くとチケット売り場でしおりのような割引券がもらえます。このしおりをハーブ博物館で見せると、入場料8ユーロが半額4ユーロになるのでお忘れなく。
やっぱりこのお部屋は圧巻。
ちゃんと鍵がかかった鉄縄門の奥は毒薬のお部屋です。
現在、このアンギアーリ、チッタ・ディ・カステッロ、サンセポルクロのワンデイトリップのコースを作成中。
是非皆さんに訪れて頂きたいのですが、なにぶん、車がないとこの3カ所を1日で周るのは不可能なので、ドライバーさんとフィレンツェから日帰りで行かれたら楽しいだろうなって思っています。
もしレンタカーで行かれる時にはおすすめのコースです。
サンセポルクロ市立博物館
Museo Civico di Sansepolcro
Via Niccolo' Aggiunti 65, Sansepolcro
月〜日 10:00-13:00 14:30-18:00
65歳以上の方は割引になります。
ハーブ博物館
Aboca Museum
Via Niccolo' Aggiunti 75, Sansepolcro
火〜日 10:00-13:00 14:30-18:00 冬季のみ月曜休館
お待たせしました。フィレンツェからドライバーと一緒に周る日帰りワンデイトリップのページが出来ました。
宜しかったら見て下さい♩
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africaj at 2018-05-18 08:25
あの奥って、毒薬だったのね!
不思議な空間だなと思いつつ、最後の方だったからもう時間なくて、飾られてるものをじっくり見てなかったー。あれだけ居たのに見切れないねw
私立博物館かあ。サンセポルクロ見所多いね〜。
不思議な空間だなと思いつつ、最後の方だったからもう時間なくて、飾られてるものをじっくり見てなかったー。あれだけ居たのに見切れないねw
私立博物館かあ。サンセポルクロ見所多いね〜。
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lacasamia3 at 2018-05-22 05:48
africajさん、それにしても私たち、この小さな美術館に2時間半も居たんだもんね(笑)。この日もじっくり見たけど、1時間で見終わったよ。