先月はユキの大親友D君の誕生日の月でした。今年は何か特別なプレゼントをしたいなと考えていたユキに、知り合いのイタリア人でメダカを飼っている人が居るから、その人にメダカを分けてもらって、それをプレゼントにしたらどうだろう?と提案したんです。で、やっと今日、それが実現し、D君と妹のYちゃん、D君ママと一緒に、車で1時間半程かけて、メダカを飼育しているR君宅にお邪魔しました。
日本では、うちの母もかなり前からメダカを飼っています。ベランダに置いている大きな瓶の中で飼っているのですが、冬は冬眠するらしい。今迄知らなかったけれど、メダカは日本古来の魚なんですね。
大学で植物の研究をしているR君は、
MEDAKA ITALIAというコミュニティーも運営しています。彼の家は、メダカの水槽と、水草が所狭しと並べられています。
D君は小学校低学年の時に遠足でフィレンツェの植物園に行き、そこで見た食虫植物にビビッと来て、それ以来ずーっと、食虫植物や多肉植物が大好き。「僕、サボテンが好きなんだけど、何処の高校に行ったら良いと思う?」って真剣に相談された事もあります(笑)。
スポーツ苦手、団体行動苦手、クラスの中で発言する事苦手、誕生日ケーキのキャンドルも消したくない(注目されるのが嫌)なD君だけど、好きな事は凄くはっきりしていて、ずーっとぶれずに続いている。それは素晴らしい事だと思います。高校はユキと一緒に理数系に進むのかな?と思ったら、ラテン語とギリシャ語が好きなようで、文系に進むらしい。
彼のお母さんも、文系の高校に行ったけれど、大学は理系に進んで、今は物理学の研究者だから、高校で選んだ分野を大学で変える事も可能なのです。
D君は私たちがプレゼントしたメダカのつがいと水草のセットも凄く喜んでいたけれど、それ以上に、R君と出会えた事、彼に色々と説明してもらった事が嬉しかったみたい。研究者になったR君も「好き」を貫いた人。今朝お会いしたR君のお母さんも「小さい頃から魚とか植物が好きだったのよ」と言っていました。
午後、ラーラと散歩をしながら、目の前に無限の未来が広がる中学三年生って良いなあと思ったのでした。
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