フィレンツェ田舎生活便り2

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フィレンツェで山暮らしをするchihoの田舎便りです。フィレンツェの街歩き情報、イタリア風家庭菜園、お勧めレストラン現地情報、日帰りで行ける街の情報など。フィレンツェの滞在型アパートの紹介サイト「ラ・カーサ・ミーア」を運営しています。

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フィレンツェの街角で見つけた「最後の晩餐」



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先日、新しいB&Bを訪ねて駅の近くのVia Faenza 歩いていたら、ふとある建物の扉が開いていて、その奥にはフレスコ画らしきものがチラリと見えました。

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ここは、Cenacolo di Fulignoと呼ばれる元は女性修道院の食堂であった場所で、現在は小さな美術館になっています。

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修道院として長い間、門戸を閉ざしていた為、1800年代に一般に開放された際に、この食堂にあるフレスコ画の素晴らしさに、一時はラファエッロ作なのではないかと言われた程だそうです。実際には、1490年頃にピエトロ・ペルジーノと彼の工房によって描かれた「最後の晩餐」です。
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ペルジーノもまたルネサンスの素晴らしい画家の一人。美しい色彩と柔らかい画風の魅力的な作品です。
「最後の晩餐」はフィレンツェに沢山あります。コレだけを見て周るというのも、マニアックなフィレンツェの楽しみ方の1つかも知れません。

サンタクローチェ教会 タッデオ・ガッディ作
サンタ・アポローニア教会 アンドレア・デル・カスターニョ作
オンニサンティ教会 ドメニコ・ギルランダイオ作
サンマルコ教会 ドメニコ・ギルランダイオ作
SAN SALVI通り アンドレア・デル・サルト作
サンタマリア・デル・カルミネ教会 アレッサンドロ・アッローリ作

他にも沢山ありそうですが・・・

そしてこの小さな美術館で目を惹いた作品がこちら。

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シルヴェストロ・デッラクイラ作「聖セバスチャン」。

1400年代末期の南イタリア、アブルッツォ州ラクイラの彫刻家の作品がどうやってフィレンツェまで運ばれて来たのかも、なかなか興味深い所です。そしてこの表現に、南イタリアの彫刻の独特のドラマチックさを感じます。

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Cenacolo di Fuligno
Via Faena 40, Firenze 駅のすぐそばです。
火、木、土の9時から13時まで
1月1日、5月1日、12月25日は休館
入場料: 入り口にお布施の様に数ユーロを置きます。



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Commented by 風琴 at 2014-01-30 11:35 x
はじめまして!
声楽家で、日本の教会でオルガニストもしております。
美術史と美術鑑賞を心の慰め&内なるエネルギーにしております!
昔から、古都フィレンツエに憧れて来ましたが、なかなか行くことが出来ません・・・涙
こちらで、素敵なフィレンツエの様子が綺麗なお写真と丁寧で温かなメッセージと共に拝見でき、感激しています!
今日の絵画情報も、とってもとっても貴重で、嬉しいです。
見知らぬ誰かの為にも、ご親切にありがとうございます♪
これかも楽しみにしていますね。
いつか必ず・・・行きます、フィレンツエ♪
Commented by Chizuru at 2014-01-30 17:59 x
chihoさんの美術の話の大ファンです。ペルジーノも大好きです。昔書かれたページを探すのも大変なので(笑)美術案内の本を出していただきたいと密かに思っています。
Commented by gantou at 2014-01-30 22:56
待ってました! 千穂さん専攻のイタリア美術、ユキちゃん、アントネッロ、可愛いラーラも、ほのぼのとして良いけれど、千穂さんの写真付きの美術談義はまた、興味をそそられます。また、お願いします。
Commented by tawaraya at 2014-02-01 20:24 x
フィレンツェの最後の晩餐をめぐる旅~なんていいですね。いつか行ってみたいな。もう30年くらい前パリからウィーンへ行く途中ミラノでトランジット時間が相当あるのでということで旅行者の方がバスをチャーターして「最後の晩餐」を観に行きました。のどかに見られたあのころが懐かしいです。余談ですが、羽田から出発するとき飛行機の前で一行の記念写真撮ったんですよ。今では考えられないですね。すべてがのどかでした。リラのお札で財布が膨らんだり・・・
by lacasamia3 | 2014-01-30 02:40 | フィレンツェお薦め処 | Comments(4)