今日は、とってもターゲットの狭い話題ですが・・・
イタリアで自営業登録をして働いていると、いかに日本では、色んな物を経費で落とせるのかを実感します。逆に、イタリアは、経費で落とせる購入物が本当に限られていて、なかなか厳しいと思います。しかもレシートだけではだめな場合が多いのです。「本代」として領収書をきってもらうなんていうことはできなくて、ちゃんと領収書に本の題名が記載されてしまうので、余り仕事に関係なさそうな本の題名だと、会計士から電話がかかってきます(笑)。
仕事の合間に食事を取らなくてはいけないのに、その食事代を経費で落とすためには、レシートではなく、領収書を切ってもらわなくてはいけません。でも、10ユーロ以下のお会計で領収書を頼んだら、殆どのお店では断られるでしょう(きっとキレられる・爆)。
そこで最近、私が愛用しているのが、buoni pastiと呼ばれるレストランクーポン。今までは、このクーポンは、会社が社員の食券として利用することが主流だったのですが、最近はpartita iva(税務番号)を持っている自営業者であれば誰でも購入できるようになりました。
これを年度の初めにまとめて購入し、発行元から合計の領収書をきってもらいます。私はとりあえず、7ユーロの券と3ユーロの券をそれぞれ、20枚ずつ購入しました。
後は、会社の判子を押して、ランチのお会計の時にこれで支払えばよいのです。おつりは出せないので、ランチの金額が7.5ユーロだった場合は、50セントは現金で払います(まあ、大体おまけしてくれます)。
提携しているお店でしか使えないのですが、調べてみると、フィレンツェのチェントロでは、私が良く行くお食事処では、大体何処でも使えます。
そうそう、2013年のbuoni pastiは2013年12月31日までしか使えないので、年末は要注意です。
イタリアの税金は高いですが、partita iva族の皆さん、賢くがんばりましょうっ!
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