先日、お天気だった週末に、石窯で豚の丸焼きを作りました。
裏の農家さんから、10キロ程のチンタ豚の子豚を譲ってもらい、おらが村の友人たちを呼んで、皆で丸焼きにして食べました。
豚は届いたときには、毛は剃られた状態で、内臓は既に取り除いてありましたが、それ以外はそのままです。
アントネッロはまず、後ろ足を切り取って、頭以外、胴体の部分の骨を全て取り除きました。
後ろ足の部分も骨を取り除き、空洞になった胴体の部分に詰めて、グルグルとタコ糸で巻きます。
今回、大活躍したのが、この石窯用の温度計。アマゾンで買いました。
右の目盛りが窯の中の温度。
そして後ろ側にはこんな針のようなものが付いていて、これを差し込むことによって、お肉自体の温度が分かります。
5時間低温でじっくりと焼きます。
豚の丸焼きって時間がかかるんですね~。
チュー!!じゃなくて(汗)、
最初は、こうして銀紙を被せて焼きます。こうすることで、周りの皮の部分が柔らかくなるのです。最後に、銀紙を取り除いて、皮をパリッと焼きます。
焼き上がりは、ちょっと怖がる人もいると思うので、画像はないのですが、友人たちは、「あっ、チワワだ!」とか、「ミイラ?」などと大騒ぎでした(笑)。でも、男子も女子も「私食べられない」なんていう人は誰も居なくて、12人で食べきりました。
焼き上がりは・・・この通り。
ホント、この写真を見ながら、まだあの味が思い出される程に、美味しかったです。
ヨーロッパって、肉屋さんでは動物の形そのままでお肉が売られていて、あまり小さく切り分けることがありません。皆、見慣れているのかもね。美味しくて楽しい晩でした。アントネッロ、お疲れさん~。
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y_and_r_d at 2013-01-30 23:27
こんにちは。
肝心のところが見られないもどかしさもありますが
日本人にとってはかなり刺激的な料理なんでしょうね。
しかしヨーロッパの肉屋に入るには覚悟がいりそうです・・・。
こういうところは狩猟民族だった名残でしょうか。
肝心のところが見られないもどかしさもありますが
日本人にとってはかなり刺激的な料理なんでしょうね。
しかしヨーロッパの肉屋に入るには覚悟がいりそうです・・・。
こういうところは狩猟民族だった名残でしょうか。
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lacasamia3 at 2013-01-30 23:45
y_and_r_dさん、焼き豚と目が合ったら、きっと夢に出ちゃうと思います。
焼く前、豚君には、一晩、昔ユキちゃんが赤ちゃんのときにお風呂をするのに使っていたタライでワインのお風呂に入ってもらいました。
焼く前、豚君には、一晩、昔ユキちゃんが赤ちゃんのときにお風呂をするのに使っていたタライでワインのお風呂に入ってもらいました。
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woceans2
at 2013-01-31 01:48
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すばらしい、さすがヨーロッパの食材は豊かですね。
これは、不味いわけないですよ。私も参加したかった(^^
これは、不味いわけないですよ。私も参加したかった(^^
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ゆきっぺ
at 2013-01-31 02:18
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豚の丸焼きまで自分で作ってしまうなんて、さすがアントネッロさん!!
さばくところは見たいような怖いような…
小さい頃からこういう食生活をしていれば、何が本当に豊かなことなのか自然と身につくのでしょうね。
私には想像もつかないほど美味しそうです!(^^)!
さばくところは見たいような怖いような…
小さい頃からこういう食生活をしていれば、何が本当に豊かなことなのか自然と身につくのでしょうね。
私には想像もつかないほど美味しそうです!(^^)!
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tomomato at 2013-01-31 05:40
うわ〜〜〜〜 豚の丸ごとの写真がなくって本当に残念です!^ー^ 台湾で、お寺に10匹くらい豚の頭が備えられていて(本物)そばで丸焼き焼かれて売られていました。 えぐかった〜〜〜 でも美味しそうな匂いがお寺にじゅうまんしていましたよ。 さぞ美味しかったことでしょうね! (豚を焼いた後の窯は、 豚の匂いがするのでしょうか? 次にパンを焼いたら豚の匂いが?)
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kimilon
at 2013-01-31 06:25
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10年ほど前に同僚の結婚式に呼ばれたとき、豚の丸焼きの皮のカリカリがアペリティフに出てきたのを思い出しました。おいしかったなあ。石釜で丸焼き、美味しいでしょうね。羊の丸焼き メシュイは、結構やりますが、豚はやったことありません。ああ よだれがでてきました。。
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fumiko
at 2013-01-31 07:47
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アントネッロさん、すごくいい表情ですね☆
さすがヨーロッパ。日本で豚を姿のままみれるのは、沖縄などの南の方くらいでしょうか?
しかしアントネッロさん。豚のさばき方はどこで習得したのでしょう?プーリアでしょうか?
さすがヨーロッパ。日本で豚を姿のままみれるのは、沖縄などの南の方くらいでしょうか?
しかしアントネッロさん。豚のさばき方はどこで習得したのでしょう?プーリアでしょうか?
アドリア海沿岸を旅した時に大人の豚の丸焼きが道ばたに立てて置いて有りました、レストラン客の呼び込みの為のようです、私達も車を駐めて入りましたもの。
子豚だとすると美味しさも数倍ですね。
私は活き作りの魚の目に睨まれる方が怖いです。
子豚だとすると美味しさも数倍ですね。
私は活き作りの魚の目に睨まれる方が怖いです。
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tamiira2011 at 2013-01-31 08:44
一晩ワインに漬け込むんですね〜
見た目が怖いかもしれませんが、自分達の手で処理をして、食べる事ってとても贅沢な時間ですね。 都会にいては、パックに入って売られている肉しか食べる機会がなく…食べてみても、鳥肉と豚肉の区別がつかない大人もいるくらいです。 そちらでは考えられないでしょうね。笑
そちらでは鹿肉とかも食べたりするのでしょうか? 日本国内ですが、 我が家の周りでは鹿が増え過ぎて 害獣駆除される鹿を近所の人同士でさばいて、食べる事があります。 臭みが強く、我が家はみんな苦手なのであまり食べませんが…
見た目が怖いかもしれませんが、自分達の手で処理をして、食べる事ってとても贅沢な時間ですね。 都会にいては、パックに入って売られている肉しか食べる機会がなく…食べてみても、鳥肉と豚肉の区別がつかない大人もいるくらいです。 そちらでは考えられないでしょうね。笑
そちらでは鹿肉とかも食べたりするのでしょうか? 日本国内ですが、 我が家の周りでは鹿が増え過ぎて 害獣駆除される鹿を近所の人同士でさばいて、食べる事があります。 臭みが強く、我が家はみんな苦手なのであまり食べませんが…
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ぽん
at 2013-01-31 09:02
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命を頂戴しています・・・感謝せずにはいられませんね。日本もそういう光景があったので殺生ということを自然に理解できていたようにおもいます。
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Puki
at 2013-01-31 11:15
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クリスマス時期の市場にいろいろな種類の動物の肉が天井からぶら下がる光景は、ヨーロッパ人にとってはグロテスクどころか祝祭感満載なのだそうですね。日本人がお寿司屋さんの水槽の魚を見ても可哀想とは思わないのといっしょですね。
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waihekeparadise at 2013-01-31 14:25
こんにちは。ニュージーランド、ワイヘキ島のCocoです。
衝撃的な(笑)タイトルに思わずくぎづけ!!
アントネッロさんはすごいなーって感動すら覚えました。
我が家の料理番のダンは、ちょっと臆病者なので(笑)、無理だろーなー。
でもでも食べてみたいなー。
衝撃的な(笑)タイトルに思わずくぎづけ!!
アントネッロさんはすごいなーって感動すら覚えました。
我が家の料理番のダンは、ちょっと臆病者なので(笑)、無理だろーなー。
でもでも食べてみたいなー。
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mattfrafra
at 2013-01-31 15:43
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スペインの仔豚のマルヤキとはちょっと違っているようだが、おいしそう。スペインのは食卓まで頭が付いた状態で・・・一緒に食べた人のさらに乗っかっていたのは、くるっと巻いた尻尾もついていた。
仔豚はある意味食べる対象とあるところでしゃべったら、女性陣に大顰蹙だった。(口は災いの元)
仔豚はある意味食べる対象とあるところでしゃべったら、女性陣に大顰蹙だった。(口は災いの元)