さて、途中になってしまったヴェネツィア話、あと少しお付き合い下さい。
2回食べたランチのうちのもう1回は、Alle Testiereという魚料理のお店に行きました。
お値段はやや高めで、お子様連れでワイワイという感じのお店ではないのですが、サービス、味、雰囲気ともに大満足の大人のお店でした。
私は前菜を飛ばして、いきなりプリモ。Zuppa di pesce (お魚のスープ)を頼みました。トーストした薄切りのバゲットをスープに砕いて入れると、美味しい~!!トマトは入らず、魚介類の出汁が良く出たスープです。
セコンドを飛ばして、そのままドルチェへとも思ったのですが、グラスで注文した白ワインがまだあったので、testun di Baroloというピエモンテ州のチーズを頼みました。羊のミルクに牛のミルクを足して作られるこのチーズはバローロワインの樽の中で醸造されて作られます。一緒に出されたリンゴの薄切りと、赤ラディッシュのコンポスタと一緒に食べたら、絶妙な味わいでした。
美味しいお料理とワインを、気持ちの良いサービスでゆったりと楽しめるお店です。
席数がとても少ないです。
ALLE TESTIERE
CASTELLO 5801 CALLE DEL MONDO NOVO
30122 VENEZIA
TEL 041-5227220 日曜、月曜定休
今回、ヴェネツィアのアパートを見にいったのですが、その帰り道に偶然見つけたのがこのお菓子屋さん、Tonolo。実はとても有名なお店でした。
カラメルがけのシュークリームも、カプチーノもとても美味しかったです。地元の人で賑わっています。
Tonolo
Calle de San Pantalon 30123, Venezia
日曜日は午前中のみ
こんな光景も(笑)
アックアアルタではなかったけれど、リアルト橋の袂のレストランはこんな感じでした。つくづく、ヴェネツィアは水の街だなあって思います。とにかく水が近い。水位が上がっているということもあるのでしょうが、ギリギリ水際まで建物の扉があったりします。
私が泊まった宿も、反対側の扉は運河。酔っ払ってドアを間違えたら大変!
冬のヴェネツィアを訪れる方は、アックア・アルタを心配される方も多いのですが、洪水と違って、徐々に水が上がって時間とともに必ず水が引くので、移動を出来るだけ水が引いてしまう午後に予定されればそれ程心配はありません。
以前、宝石屋さんで、「水が上がってきたらこうするんだよ~」って、取っ手をクルクル回すと上に上がる棚を見せてもらったことがあります。きっと不便なこと、大変なことも沢山あるでしょうが、ヴェネツィアの人はこうして、上手に水と共存しているんだなあと感心しました。
人気blogランキングへ
気に入っていただけたら↑をポチッとクリックしてください♪
Commented
by
waihekeparadise at 2013-01-25 05:07
こんにちは。ニュージーランド、ワイヘキ島のCocoです。
叔母がずいぶん昔ベネチアを旅してきて、
ベネチアングラスをお土産にくれたこと、
子供ながらにうれしかったのを思い出しました。
ワイヘキ島では雨水生活をしているので、水が貴重な存在なのですが、
一方で、ベネチアは水とともに暮らしている。いろんな生活があるんだなーと
思いました。それに水と暮らすなかで、いろんな工夫があるんですね。
宝石屋さんの棚の話には、感心しました。
叔母がずいぶん昔ベネチアを旅してきて、
ベネチアングラスをお土産にくれたこと、
子供ながらにうれしかったのを思い出しました。
ワイヘキ島では雨水生活をしているので、水が貴重な存在なのですが、
一方で、ベネチアは水とともに暮らしている。いろんな生活があるんだなーと
思いました。それに水と暮らすなかで、いろんな工夫があるんですね。
宝石屋さんの棚の話には、感心しました。
0
Commented
by
tomomato at 2013-01-25 08:07
まさに水の都ですね。 美しいけれど冬はそんなに水が上がると寒くて大変そう!! レストランがあまりに美味しそうです。 ベネチアで魚介のスープは・・・・・ ベネチアに行く機会があったら是非よらせていただきますね! ^ー^ いつ行けるかな?
Commented
by
la_mia_coccolina at 2013-01-25 08:32
chihoさん、こんにちは^^
Zuppa di pesce、美味しそうですね~ そしてバローロの樽の中で熟成されたチーズだなんて、聞いているだけで堪りません! ワインが進みそう^m^
水の都の暮らしも工夫がいっぱいですね。そうして水と共存しながら文化を守り続けていくことは、暮らしている方たちにとって誇らしき日常なのでしょうね。
行ってみたいな^^
Zuppa di pesce、美味しそうですね~ そしてバローロの樽の中で熟成されたチーズだなんて、聞いているだけで堪りません! ワインが進みそう^m^
水の都の暮らしも工夫がいっぱいですね。そうして水と共存しながら文化を守り続けていくことは、暮らしている方たちにとって誇らしき日常なのでしょうね。
行ってみたいな^^
Commented
by
Puki
at 2013-01-25 09:58
x
なるほど、ちょっと料金が高めのお店でも、フルに頼まなくてもプリモとチーズっていうのでもよいのですね。欧米人に比べればどうしても小食の日本人には一皿で十分ってことも多いですよね。
Commented
by
mattfrafra
at 2013-01-25 12:16
x
呑むのも(が?)好きなので、フリットでチビチビ(ゴクゴクと言う声もあるが)やるのが好きだ。そして、帰りのバポレットの乗り場から落ちないように、女房に注意されるのである。
Commented
by
pearblossom at 2013-01-26 13:21
こんにちは。ベネチアはほんとに水の都ですね。イタリアには本当に美しい都が多く、とても憧れます。。。そしてお料理も素材を生かした物が多くて惹かれます。お魚のスープの出汁、、、美味しそうですね。食べてみたいです!