フィレンツェ田舎生活便り2

lacasamia2.exblog.jp

フィレンツェで山暮らしをするchihoの田舎便りです。フィレンツェの街歩き情報、イタリア風家庭菜園、お勧めレストラン現地情報、日帰りで行ける街の情報など。フィレンツェの滞在型アパートの紹介サイト「ラ・カーサ・ミーア」を運営しています。

ブログトップ | ログイン

農家の記憶

f0106597_17303864.jpg



C君とLちゃんが購入したこの家は、古い農家。2階建てで300平米くらいある大きな家です。
勿論、1家族で住むには大きすぎるので、屋根を作り直した後は、縦半分に分けて、2軒の家にし、残りの半分は売る予定です。
中の写真は撮らなかったけれど、相当古い建物なので、床や壁、電気の配線などもやり直す必要があります。


f0106597_17315410.jpg



これは、aia(アイア)と呼ばれるスペース。古い農家には必ず、外にこうした石畳のスペースがあります。ここで麦打ちをしたり、様々なものを乾燥させたりしたのだそうです。


f0106597_17321559.jpg



これは、建物の外にある水槽。
左右2つに分かれていて、1つは、手を洗ったり野菜を洗ったり、子供を洗ったり(笑)する場所。そして、真ん中に右側の水槽に残った水が流れるようになっていて、


f0106597_1746713.jpg



まだ綺麗で使えるお水は、右側の水槽で、お洗濯をするのに使われていたそうです。
ホラ、手前が洗濯板になっています。かなり磨り減っているから、随分と使われたんでしょうね。


f0106597_1873226.jpg



干草を溜めておくための納屋も別途にあって、下には、豚や鶏などを飼っていた家畜小屋も付いています。

昔の農家の人たちの記憶がそのままの残った素敵なお家。
勿論、彼らは、これらの記憶を大切に保存しながら、住みやすいように改装していくのだそうです。

おうち話、あと少し続きます・・・

人気blogランキングへ
気に入っていただけたら↑をポチッとクリックしてください♪
Commented by アル at 2012-08-23 20:51 x
こんばんは。

夕暮れのやわらかい光が古びた石造りを照らす、
素敵なお写真でうっとりしていました
一体、いくつの家族がここで暮らし、お洗濯をしていたのでしょうね。
水場には特にその暮らしを感じさせるものがありますね。
そして振り返ればあの絶景。同じ景色を昔の人も眺めたのだなと思うとかんがいが深いですね。

改装して住むにはまだまだ大変だけれど、CさんLさんは素敵な記憶を残しながら次の世代に引き継いでくれるのでしょう。
Commented by morinokochaorin at 2012-08-23 21:22
私も同じように、日本の民家を改装していますが。でも日本人って、どこかに新しくきっちり綺麗にしようと考えてしまいすぎる気がします。自分たちで少しずつ改装するなら、こんなに壊さなかったかもな・・・って時々残念におもったりするのですよ。
この家は、よいご主人を得てきっと喜んでいることでしょうね。
Commented by mikan at 2012-08-23 23:09 x
大変だけど、自分達でアイデアを練りながら改築するのは楽しみですね(*´∀`*)

愛着も100倍かな♪

しかし素敵な風景…
Commented by わらびー at 2012-08-23 23:36 x
アントネッロさん、密かにウズウズしちゃってるのでは?

最近価値観がガラッと変わってなんでも新品だから、有名だから...ではない気がしています。でも時折流される気持ち...、ひとに惑わされない強い意志が欲しい!なんてね。

素敵なお住まいになりそうですね♪
Commented by ルリ at 2012-08-24 01:27 x
千穂さん、こんにちは☆
千穂さんご一家のお陰で、イタリア関係のTV番組をよく見るようになった私。見ていていつも思うのは、イタリアは古い建物を簡単に壊したりせず、修復して大切に使い続けて、次の世代に受け継いでいきますね。日本だったら、きっと再開発になって、新しい住宅街や大きなマンションとかになってしまいそうなところですが。
千穂さんのおうちの暖炉の煙突一本にも申請が要るというお話からも、それがイタリアなんだなぁってよく伝わってきます。
以前、TVでイタリアの方が、「日本のコンビニはスイーツなどの販売期間の回転が早すぎる。自分のお気に入りのスイーツを買いに行っても、いつの間にか店頭から消えて売られなくなっているのがイヤ」って仰ってました。「イタリアだったら、こんな早いスピードですぐに新商品がドンドン出て入れ替わることって無いし、自分のお気に入りのスイーツはいつでも変わらずに売られている」って。
今回の農家のおうちのお話を読んで、そんな事を思い出しました☆
私もいつかイタリアに住んで、日本に帰った時、「私の好きなスイーツ、もうどこにも売ってないよ~(涙)」ってなるのかな?
Commented by paprica at 2012-08-24 01:36 x
どれくらい昔に建てられたのでしょう。たくさん修繕はしてあげないといけないのでしょうけど、まだこうしてしっかりと建っている、って言うことがすごいです。いろんなモノが使い捨ての時代に、こういう建物を見ると素直に感動しますね。
これからどんなふうに生まれ変わるのか、とても楽しみ!
Commented by tomomato at 2012-08-24 05:45
私のうちも相当古いのですが、 トスカーナの昔のお家とはやはり大分違いますね。 この間トスカーナに行った時に泊まったアグリが、このお家とそっくりな作りでした。 二階建てて長くて、 その方も半分は別の人が住んでいらして、納屋も外にあって。 納屋も改装して人が住めるようにしてありました。 古いものを大切にして生活すること、好きです。 
Commented at 2012-08-24 05:51 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by erieri at 2012-08-24 07:13 x
ルネッサンス時代を彷彿させるたたずまいに感動。
これからじっくり時間をかけて手入れしていくって凄く羨ましいです。
石の建物の丈夫さあってこそですね。
フランス・パリの歴史地区に住んでいて、身近でアパートの改築はよく見かけますが、やはり内部だけを自分の好きなように改築して外見は昔そのままに残す場合が多いですよ。これは法律できめられているらしいですがこういうことが可能なのは石の建物だからだと思います。

トスカーナの素敵な古い家の改築の様子をこれからも見せていただきたいです♪
Commented by mattfrafra at 2012-08-24 16:38 x
石造りの家は再利用、再活用がそれなりにできるが、木造はこうはいかない。多分この古さで住民がいないと、崩れ落ちているだろう。内部の改装は大変だろうが、壁がしっかりしているので、大丈夫だろう。
Firenzeは街だけでなく、郊外も建築の規制(許可が大変なようだが)がしっかりしていることで全体が守られている。
Commented by eithbed at 2012-08-24 23:11 x
なんだかわたしたちが家を買ったときと同じような、状態のおうちです。懐かしい。でもイタリアのおうちは、イギリスと違って、乾燥しているから直しやすそうです。わたしたちの石工さんも、ギリシャの家を直して、ずっと楽だったといっていました。

これからどんな歴史がこのお宅でできるか楽しみですね。
by lacasamia3 | 2012-08-23 18:21 | トスカーナ山暮らし | Comments(11)