今日のトスカーナは暑かったです~。仕事でキャンティの方に行っていたのですが、猛烈な暑さでした。夕方我が家に帰ってきて、少し涼しい風がそよそよと吹く畑で水遣りをしながら、ほ~っと一息つきました。
さて、題名の通り、大量のアーティチョークでアントネッロが作ったのは秋冬のお楽しみのための、オリーブオイル漬けです。
日本では瓶詰めで季節を感じるなんていうことはなかったけれど、イタリアに来て、トマトやズッキーニ、アーティチョークの瓶詰めを自家製で作るようになり、真冬に瓶詰めを開け、楽しい夏を思い出しながら、瓶詰めにした野菜を味わうという楽しみを発見しました。
アーティチョークの瓶詰めも、季節が終わってしまった後、こっそりと瓶詰めを開けて、春のアーティチョークを想いながら味わうのが楽しみです。
材料:アーティチョーク、オリーブオイル、粒胡椒、月桂樹、レモン、ニンニク
まずは、レモン1個分の汁を絞ったレモン水に剥いたアーティチョークを浸します。
↑アントネッロが葉を取っているのは月桂樹の枝。お隣のおじいちゃん宅の垣根から1枝頂いてきました。
右は、月桂樹と畑のニンニク。ネギのように見えますが、香りがとても強い新鮮なニンニクです。まだ早めですが、香りが良いのでちょっと採ってきました。
アーティチョーク1キロに対して、お水1リットル、ワインビネガー(白)1リットルの割合でお湯を沸かします。月桂樹とお塩を加えて香りを出します。
沸いたらアーティチョークを加え、再び沸騰したら弱火にして5分間茹でます。
アーティチョークをお鍋から引き上げ、お湯をきります。
アーティチョークの頭を下にして並べ、上に布巾をかけてしばらく乾かし、水気をとります。
写真では見えないのですが、まな板がやや斜めになっていて水が下に落ちるようになっています(芸が細かい・笑)
煮沸して消毒した瓶を用意します。
アーティチョークと一緒に瓶詰めにするのは、ニンニク、粒胡椒、月桂樹、オリーブオイルです。
ギュッギュッとやや指で押しながら、アーティチョークとオリーブオイル以外の他の材料を入れていきます。
最後にオリーブオイルを注ぎいれます。
お箸でアーティチョークをちょっとずらしながら下のほうに溜まった気泡を上に逃がします(芸が細かい・笑)。
数日間、気泡が上に上がり、オリーブオイルの上面が下がるので、様子を見ながらアーティチョークが常にオリーブオイルに浸っているように、上面を確認し、足りなければオイルを足します。
これで出来上がり♪
瓶詰めにしてから1ヶ月経てば、食べることが出来ます。
涼しくて、直射日光の当たらない場所に保存すれば、1年間保存することが出来るそうです(我が家では食べきってしまうので10ヶ月も持たないのですが・笑)
冬に「そうそう、コレがあったよね」と取り出して、楽しかった春や夏を思い出しながら食べるのが楽しみです。
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さて、題名の通り、大量のアーティチョークでアントネッロが作ったのは秋冬のお楽しみのための、オリーブオイル漬けです。
日本では瓶詰めで季節を感じるなんていうことはなかったけれど、イタリアに来て、トマトやズッキーニ、アーティチョークの瓶詰めを自家製で作るようになり、真冬に瓶詰めを開け、楽しい夏を思い出しながら、瓶詰めにした野菜を味わうという楽しみを発見しました。
アーティチョークの瓶詰めも、季節が終わってしまった後、こっそりと瓶詰めを開けて、春のアーティチョークを想いながら味わうのが楽しみです。
材料:アーティチョーク、オリーブオイル、粒胡椒、月桂樹、レモン、ニンニク
まずは、レモン1個分の汁を絞ったレモン水に剥いたアーティチョークを浸します。
↑アントネッロが葉を取っているのは月桂樹の枝。お隣のおじいちゃん宅の垣根から1枝頂いてきました。
右は、月桂樹と畑のニンニク。ネギのように見えますが、香りがとても強い新鮮なニンニクです。まだ早めですが、香りが良いのでちょっと採ってきました。
アーティチョーク1キロに対して、お水1リットル、ワインビネガー(白)1リットルの割合でお湯を沸かします。月桂樹とお塩を加えて香りを出します。
沸いたらアーティチョークを加え、再び沸騰したら弱火にして5分間茹でます。
アーティチョークをお鍋から引き上げ、お湯をきります。
アーティチョークの頭を下にして並べ、上に布巾をかけてしばらく乾かし、水気をとります。
写真では見えないのですが、まな板がやや斜めになっていて水が下に落ちるようになっています(芸が細かい・笑)
煮沸して消毒した瓶を用意します。
アーティチョークと一緒に瓶詰めにするのは、ニンニク、粒胡椒、月桂樹、オリーブオイルです。
ギュッギュッとやや指で押しながら、アーティチョークとオリーブオイル以外の他の材料を入れていきます。
最後にオリーブオイルを注ぎいれます。
お箸でアーティチョークをちょっとずらしながら下のほうに溜まった気泡を上に逃がします(芸が細かい・笑)。
数日間、気泡が上に上がり、オリーブオイルの上面が下がるので、様子を見ながらアーティチョークが常にオリーブオイルに浸っているように、上面を確認し、足りなければオイルを足します。
これで出来上がり♪
瓶詰めにしてから1ヶ月経てば、食べることが出来ます。
涼しくて、直射日光の当たらない場所に保存すれば、1年間保存することが出来るそうです(我が家では食べきってしまうので10ヶ月も持たないのですが・笑)
冬に「そうそう、コレがあったよね」と取り出して、楽しかった春や夏を思い出しながら食べるのが楽しみです。
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woodstove at 2009-05-26 07:12
chihoさん おはようございます。
春からすでに冬を思いやるって事を考えているのですね。
新鮮野菜も嬉しいですが、漬け物同様保存食も大切ですよね。(^^;)
春からすでに冬を思いやるって事を考えているのですね。
新鮮野菜も嬉しいですが、漬け物同様保存食も大切ですよね。(^^;)
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こんにちは!
ちょっぴりコメントをご無沙汰してしまいました。
それにしても、今日も朝から生つばごっくんです。アーティチョーク・・・。
考えただけでもワインがすすみそう(笑)。 それにしても、アントネッロさんは
マメですなぁ。仕事もきっちりしていらっしゃるし。私なら葉を剥くところで
めんどうになり、結果焼いて食べちゃいそうです。おいしいものがたくさん実る
この時期、楽しみですね。家の父の菜園では、空豆、レタス、ほうれん草・・・
日本ならではの野菜の収穫時期。毎日おなかいっぱいいただける幸せ、
かみしめています。あっ、今フィレンツェに向けての旅費を貯金中です(笑)!
ちょっぴりコメントをご無沙汰してしまいました。
それにしても、今日も朝から生つばごっくんです。アーティチョーク・・・。
考えただけでもワインがすすみそう(笑)。 それにしても、アントネッロさんは
マメですなぁ。仕事もきっちりしていらっしゃるし。私なら葉を剥くところで
めんどうになり、結果焼いて食べちゃいそうです。おいしいものがたくさん実る
この時期、楽しみですね。家の父の菜園では、空豆、レタス、ほうれん草・・・
日本ならではの野菜の収穫時期。毎日おなかいっぱいいただける幸せ、
かみしめています。あっ、今フィレンツェに向けての旅費を貯金中です(笑)!
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ねむりぐま
at 2009-05-26 09:08
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bianca
at 2009-05-26 12:34
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chihoさん、こんにちは。
「おぉ~!!」と思わず声を上げてしまうくらい美味しそう!
アントネッロさん、本当に丁寧に愛情を込めて作るのですね。
フレッシュな月桂樹、こちらではなかなか手に入りませんので、羨ましい限りです。にんにくも良い香りがするのでしょうね~。
春や夏を思い出しながら食べる。。。とても楽しみですね♪
「おぉ~!!」と思わず声を上げてしまうくらい美味しそう!
アントネッロさん、本当に丁寧に愛情を込めて作るのですね。
フレッシュな月桂樹、こちらではなかなか手に入りませんので、羨ましい限りです。にんにくも良い香りがするのでしょうね~。
春や夏を思い出しながら食べる。。。とても楽しみですね♪
すごいですね〜。アントネッロはどうしてそんなにくわしく料理のことをご存知なんですか?
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fiorentino
at 2009-05-26 15:11
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う~ん★本当にアントネッロさんのお料理の知識には脱帽です(><)
アーティチョークって瓶詰めで保存できるんですね~。
しかもすごくおいしそう!!
秋冬に夏の思い出をこうして思い出せるっていいですね。
Chihoさんの生活、本当に季節と共に過ごされてるって感じがしてうらやましいです(^^)
アーティチョークって瓶詰めで保存できるんですね~。
しかもすごくおいしそう!!
秋冬に夏の思い出をこうして思い出せるっていいですね。
Chihoさんの生活、本当に季節と共に過ごされてるって感じがしてうらやましいです(^^)
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wocean
at 2009-05-27 00:01
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amore
at 2009-05-27 03:23
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chihoさん、たいへん役に立つ瓶詰めの方法をありがとうございます。
ズッキーニやナス、トマトなど、瓶詰めで保存する際は、是非、全部紹介してください。参考にして、実践してみます。
ズッキーニやナス、トマトなど、瓶詰めで保存する際は、是非、全部紹介してください。参考にして、実践してみます。
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lacasamia3 at 2009-06-01 23:23
woodstoveさん>畑をやるようになってから、スーパーで野菜を買わなくなり、冬場は、春夏野菜はこうして保存食のみで食べるようになったんです。そういえばお漬物だってそうですよね。
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lacasamia3 at 2009-06-01 23:24
noahmamaさん>我が家もソラマメが沢山出来ました。夏野菜が美味しい時期にフレッシュなお野菜を沢山食べたいですよね。是非フィレンツェにいらしてくださいね。それまでにフィレンツェ情報をまた沢山アップします。
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lacasamia3 at 2009-06-01 23:24
ねむりぐまさん>今度は、アーティチョークを使った簡単料理もご紹介しますね。
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lacasamia3 at 2009-06-01 23:25
biancaさん>イタリアでは月桂樹は家の垣根として使うこともあるので、結構簡単に手に入るんですよ。フレッシュなニンニクはやはり香りが違います。
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lacasamia3 at 2009-06-01 23:26
Summerさん>小さい頃からお料理が好きだったようですよ。学生時代は、共同生活をしていたアパートで常に食事当番だったそうです(笑)。
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lacasamia3 at 2009-06-01 23:26
fiorentinoさん>完全に冬場に夏野菜を食べなくなってから、こうして春と夏には保存食を作ることが習慣になりました。もうちょっとしたらいよいよトマトの瓶詰めですよ~。
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lacasamia3 at 2009-06-01 23:26
woceanさん>ふふふ、手がかかっているでしょう。こうしてズッキーニやナスも保存することが出来るんですよ。そのままでお酒のおつまみにしても良いし、パニーニにはさんでも美味しいです。
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lacasamia3 at 2009-06-01 23:27
amoreさん>それぞれのお野菜が畑で採れるようになったら、また瓶詰め方法をお知らせしますね。トマトの瓶詰めはとても美味しくて簡単ですよ。第一弾が出来るのは7月末頃かな?