フィレンツェ田舎生活便り2

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フィレンツェで山暮らしをするchihoの田舎便りです。フィレンツェの街歩き情報、イタリア風家庭菜園、お勧めレストラン現地情報、日帰りで行ける街の情報など。フィレンツェの滞在型アパートの紹介サイト「ラ・カーサ・ミーア」を運営しています。

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スイーツと小さな幸せ

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今日は朝からフィレンツェに行っていました。
ちょっと疲れたので、休憩がてらに前から気になっていた素敵なケーキ屋さんに行ってみました。骨董店が並ぶマッジョ通りにあるケーキ屋さんです。
どれも美味しそうなケーキを眺めながら、店員さんとおしゃべりをしていたら、お洒落なマフラーをした初老の男性がやってきました。
お馴染みさんらしきその人はお店に入ってくると早々に「はあ~、君たちは僕のultima spiaggiaだよ!」と言いました。
ultima spiaggia(ウルティマ・スピアッジャ)とは、直訳すると「最後の海岸」という意味です。もう崖っぷちでどうしようもない~というときに、「最後の救いの場」といった感じでしょうか。
この後、おじさんは私にも向かって(つまり、店員さん、裏から顔を出したお菓子職人さん、私の3人に向かって)、「何故かって言うとさ、商売が上手くいかなくて、オンナにも振られて(おじさん・・・汗)もう駄目だ~っていうときにもさ、ここのシュークリームがあると思うと何だか元気になっちゃうんだよね」と言いながら、本当に美味しそうにシュークリームをほおばっていました。
シュークリームを食べ終わると、「君たちさ、値段のかわりにカロリー表示したらどう?一個何カロリーってさ」って言いながら、がっはっはと笑うおじさん。私たちも一緒になって笑っちゃいました。

他の国から見ると、イタリア人って「お気楽」とか「人生を楽しんでいる」と思われていますが、実はそれは・・・本当かも(爆)。
いやいや、イタリア人も生活は苦しかったり、不況で大変だったりするんですが、こんなちょっとしたスパイスがイタリア人の毎日をちょっとハッピーにしてくれるのかもしれません。


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仕事の途中でちょっと寄った建物の中で、何故か階段の踊り場に椅子が。


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貼り紙には"NON PORTARE VIA. SERVE PER RIPOSARE"(持っていかないで下さい。休憩用)と書いてありました。
エレベーターがないこの建物の階段を登るのに、途中で休憩する用の椅子のようです(笑)。

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Commented at 2009-03-26 07:02 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by woodstove at 2009-03-26 07:11
いつも人を楽しませる心があるんですね。
そんなゆとりある日々でありたいと思う今日この頃です。(^^;)
Commented by bianca at 2009-03-26 13:05 x
chihoさん、こんにちは。
初老の男性のお話を読んでいて、イタリア映画のひとコマを観ているような気分になりました。音楽も何となくそれらしいものが頭の中を過ぎり。。。
踊り場のイスもふと笑顔がこぼれてしまいますね(^^)
今朝、フィレンツェに行った夢を見ました。
「久し振りに来たから、街中を歩きまわろ~♪でも、娘はどうしよう。。。着いて来られるかしら。。。」という夢です。その夢の後にこちらのブログを拝見したので、ますます気持ちがそちらへ向いています(^^)
Commented by fiorentino at 2009-03-26 14:32 x
う~ん★日本のケーキ屋さんにはないシーンです(^^;)
こうしたちょっとした世間話でも、不思議と心が豊かになると思います。
ほんとイタリアの人たちっておしゃべりが好きですよね。
あと声もけっこう大きくないですか?
イタリアから日本に国際電話をかけたとき、『まわりがうるさくて聞こえない』と言われたことがありました(笑)
私はそういうイタリアが大好きですけど☆
今回の写真もステキ~♪
ため息がでちゃいますよ。
何気ない椅子や階段も、趣があっていいですね~。
Commented by nao-nokoto at 2009-03-26 16:28
面白いですね~^^ そして、日々の暮らしの中に笑顔の素がちりばめられている感じがいいですね。あこがれます♪
Commented by yamanofumoto2 at 2009-03-26 18:20
日常に、ユーモアがアルって素敵ですね(笑)♪

日本にいても、イタリアの日常をchihoさんがchihoさんの目線で伝えて下さるブログを読めて、…元気もらえます♪

またお邪魔させて下さい♪
Commented by riri at 2009-03-26 22:37 x
chihoさんこんばんは♪
素敵な殿方ですね。
いくつになってもそんなおしゃれな会話ができるイタリアのおじさまに
胸キュンですよ♪
Commented by fuu at 2009-03-27 23:58 x
なんてステキなおじさまなんでしょう・・・
ローマで会ったあのおじさんのような気もするし、ミラノのあのおじさんのような気もするし・・・
ステキでおちゃめでウンクの上手なおじさんが、いっぱいなイタリアでした。(*^^*)
日常の中に納まって、ちょっぴり忘れかけていたイタリアを思い出しました。
Commented by MIKA at 2009-03-28 03:42 x
そうそう、イタリア人はこういう日常の小さな幸せを見つける天才たち。

これがあるから、ここで暮らすのも悪くないと思うのよね。
雨の日曜に相方が気合いを入れて入れてくれるカプチーノとか、疲れたときのKinderチョコとか(笑)
Commented by Summer at 2009-03-28 14:46 x
(笑)おじさんうけます~~!よっぽど嫌なことばかりたてづづけにあったんでしょうね。かわいそうに・・。でもカロリー表示はいい考えかも。お客さんかわなくなっちゃうかな?
NZにもランダムに公で話しかけられたり「仲間」になったりします。知らない人も同じスペースで待ってたりすると話しかけたり。日本だったらビックリされますね。
Commented by lacasamia3 at 2009-03-31 20:05
鍵コメMさん>お声をかけていただいて有難うございます。残念ながら現在はそのような予定はありません。これからもどうぞ宜しくお願いします。
Commented by lacasamia3 at 2009-03-31 20:06
woodstoveさん>毎日こんなちょっとした会話があちこちで聞かれるのがイタリアです。イタリア人が一生のうちでおしゃべりをする時間はきっと世界一でしょうね。
Commented by lacasamia3 at 2009-03-31 20:06
biancaさん>いつか是非、お子様連れでフィレンツェに遊びに来てくださいね~。
Commented by lacasamia3 at 2009-03-31 20:06
fiorentinoさん>ははは、周りがうるさくて・・・っていうシチュエーション、良くあります。銀行でも郵便局でもシーンとしていること余りないかも(笑)。昔日本にアントネッロといったとき、電車のなかのあの静けさにビックリしていました。あんなに沢山の人が同じ空間にいるのに誰もしゃべらないって。
Commented by lacasamia3 at 2009-03-31 20:07
nao-nokotoさん>イタリアの日常ってちょっと笑っちゃうこと、結構あります。
Commented by lacasamia3 at 2009-03-31 20:07
yamanofumoto2さん>お互いぜんぜん知らない同士なのに、何かがきっかけでおしゃべりに花が咲くこと、結構沢山あるんですよ。相手に如何に笑ってもらえるか(ウケ狙い?)に凄いパワーを費やすおじさんたちが沢山居ます。
Commented by lacasamia3 at 2009-03-31 20:07
ririさん>イタリアってさりげないお洒落が上手なおじさんが結構居ます。おじさんの方が若者よりもお洒落さんだったりするし、おばあさんでもヒールのある靴を履いて、きちんと爪を塗ってお洒落をしたり。お洒落に歳は関係ないんですよね。
Commented by lacasamia3 at 2009-03-31 20:08
MIKAさん>うんうん、イタリア人って、こういうちょっとした日常の小さな幸せを見つけるのが上手だよね。ユキちゃんの小さな幸せはきっと日曜日のホットチョコレートなんだろうなあ・・・
Commented by lacasamia3 at 2009-03-31 20:08
Summerさん>きっとね、ズーンって落ち込んじゃうことが続いたんでしょうけれど、ぜんぜん落ち込んでいるように見えない(落ち込んでいないのかも)のは、こんなジョークで笑い飛ばしちゃうからなんでしょうね。イタリアも同じ場所に居合わせたら他人同士で話し始めます。日本ではこういうこと余りないかもね。
by lacasamia3 | 2009-03-26 05:55 | フィレンツェという町 | Comments(19)